2021年04月14日

アカデミー賞ノミネート・Netflix作品より歌曲賞「Io Si (Seen)」『これからの人生』

🎬『これからの人生』エドアルド・ポンティ監督/イタリア、アメリカ/93分

ホロコーストを生き延びたユダヤ人女性のマダム・ローザ(ソフィア・ローレン)は80歳をとうに超えた年齢だが、借りているアパートで行き場のない子どもたちを幾らかのお金をもらって生活していた。

そんなある日、買い物中にアンティークの燭台が入った袋を黒人少年に盗られてしまった。売って家賃の足しにしようと思っていたので落ち込んでいると、顔なじみのイスラム教徒の老医師コーエン(レナート・カルペンティエリ)が黒人少年モモを連れてきて謝らせて燭台も返してくれた。

嫌々ながら謝るモモを、コーエン医師は「少しの間だけでいいからこの子を預かって欲しい」と意外なことを頼まれた。凄い勢いで断るローザだったが、幾ばくかの収入に仕方なく承知して……。

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イタリアの大女優ソフィア・ローレンが11年ぶりに新作ドラマに出演。監督は息子さん。

お年は召しても女優魂はそのまま、上品な美しさもあって見惚れて2回も見てしまった。黒人少年モモも素晴らしい俳優さんで将来が楽しみな青年。モモははじめこそローザを睨みつけていたが最後には……。Netflixだけではなく一般公開をしていただきたい作品。
posted by ミッキー at 23:53| Comment(0) | DVD Netflix | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月13日

アカデミー賞ノミネート・Netflix作品より(5)作曲賞『ザ・ファイブ・ブラッズ』

昨日は東中野の娘が名古屋に来てオンライン業務などの苦労話を緑茶を飲みながら11時まで聞いていたせいか目が冴えて寝付けなかった。そこでNetflixで、アカデミー賞作曲賞にノミネートされているアメリカ映画でスパイク・リー監督『ザ・ファイブ・ブラッズ』を眠くなるまで見ようとiPadミニで見たが、とうとう最後までお目々ぱっちりで見てしまった。それも後から気づいたが150分以上の作品だった。

作曲賞にノミネートされているがそれより編集が効いていて現在と過去の繋ぎがよかった。
ストーリーは

かつてベトナム戦争で共に戦ったポール、エディ、オーティス、メルヴィンの4人の退役軍人は、部隊の隊長だったノーマン(チャドウィック・ボーズマン)の遺骨を探すために数十年ぶりにベトナムにやって来る。だが彼らには、ノーマンの遺体付近に隠した大量の金塊を探すというもう1つの目的があった。勝手に付いてきたポールの息子デヴィッドも加わり、ジャングルの奥地へと進んでいく彼らだったが……。

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スパイク・リー監督作品だから賞を取らなくても公開はされると思うので詳しくは書けないが酒浸りのポールだけは金塊より恩義になったノーマンが第一なのだ。他はやはりお金が目当て。そうかといって大きく仲違いするわけでもない。敵は未だに恨みに思っているベトナムの土地の人だ。

金塊の隠し場所は水害で山が崩れてしまって見当もつかないが、ポールの息子が用足しをするために少し穴を掘ったところから偶然金塊が一枚だけ出た。きっちり鍵のかかる箱も山崩れでバラバラになっていて、そこら中からザクザク。ノーマンの遺体もすぐ見つかるなど、こういう点はいただけないが、それからが多難な展開。

戦禍のトラウマと今の現実生活の苦労の狭間で男たちの揺れる気持ちが、ベトナム、アメリカの両国の史実をバックに赤裸々に描かれていた。



posted by ミッキー at 14:15| Comment(0) | DVD Netflix | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月12日

『ドリームランド』センチュリーシネマに

🎬『ドリームランド』マイルズ・ジョリス=ペイラフィット監督/アメリカ/101分

1930年代のアメリカ・テキサス州の田舎町。そこに住む17歳のユージン・エバンズ(フィン・コール)は、地元の銀行を襲った強盗犯を捕まえたら一万ドルの賞金がもらえるという噂を聞きつけて見つけてやろうと意気込んでいた。

ところがまもなく自分の農園の敷地にある荒れた納屋で大ケガをした女が潜んでいるのを見つける。その女こそ強盗犯アリソン・ウェルズ(マーゴット・ロビー)だった。

彼女は「殺しなどしていない、私を信じて」と言う。ユージンは危険と知りつつ、足の怪我が治るまで彼女を匿うことにしたが……。

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『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のマーゴット・ロビーがしたたかな美しき指名手配犯を演じ、17歳の少年との恋を描いたラブストーリー。

見どころが三つある。一つはマーゴットの魅惑的な美貌と肢体。一つは大砂塵のシーン、そして最後の一つはユージンの初体験のカメラワーク。撮影はライル・ビンセントさんという方。この映画はマーゴットの贖え切れない魅力と大砂塵の破壊力で成り立っているように感じた。


posted by ミッキー at 21:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする