2020年11月07日

第33回東京国際映画祭2020(7)『ある職場』『オマールの父』『ジョゼと虎と魚たち』

🎬『ある職場』舩橋淳監督、脚本、撮影、録音、編集/135分

とある高級ホテルの女性スタッフの早紀(平井早紀)は上司からセクハラを受けた。しかしそのことがネットにあげられて早紀は誹謗中傷を浴び、ホテルは客が減り、株価が下落する事態になってしまう。

そんな傷ついた早紀を慰めようと同僚たちが、湘南の社員保養所にバカンスに行くことにした。


ミッキーは昔、会社勤めしたことがないのでセクハラの経験がない。だいたい短大や大学を出たら、企業に勤めずに花嫁修業してすぐ結婚が5割、企業に勤めても3年ぐらいで寿退社(懐かしい言葉だ)で、23、24歳で結婚、ミッキーは25歳で結婚したが、25歳過ぎると「オールドミス」と言われていた。

今は時代は大きく変わって女性も男同様「会社組織」の一員として地位はグーンとあがっている。

だから映画で描かれているセクハラには、最初に「NO」と言えなかった早紀と、それを我慢してきて地位を上げて来た女性上司が出ている。二人のおかれた「立場」が「今」の日本の現状なのだろうか。考えさせられた作品だった。

🎬『オマールの父』ロイ・クリスペル監督、プロデューサー/イスラエル/113分

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イスラエルの病院で心臓の手術をしたが甲斐もなく死んでしまった幼子オマール。その遺体を布にくるみ鞄に入れ、鞄を抱き抱えてパレスチナに帰ろうとするオマールの父・サラー(カイス・ナーシェフ)は……。

幼子の亡骸を抱いて母国に向かう男を『テルアビブ・オン・ファイアライン』のカイス・ナーシェフさん。途中で出会って助けてくれるイスラエル人の女性ミリ(シャニー・ヴェルシク)とのロードムービー。

ミリの自宅の冷蔵庫に保管したり、検問を突破したり、元彼氏の経営する野菜室に保管させてもらったりとミリのおかげで……これは来そう(観客賞)だからここまでだ。

遺体の臭いは我慢ならないものだが、余韻の残る作品だった。

🎬アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』タムラコータロー監督/飯塚晴子キャラクターデザイン作画監督/98分

趣味の絵と本と想像の中で自分の世界の中で生きるジョゼ(声:清原果那)は、幼いころから車椅子生活。ある日、祖母にひかれて散歩している時に心ない人に押されて危うく坂道で転げ落ちそうになった。そこを、大学生の恒夫(声:中川大志)に助けられる。

海洋生物学を専攻する恒夫はメキシコにしか生息しない幻の魚の群れを、いつか見たい夢があって、バイトに精を出していた。

そんな恒夫にジョゼとふたりで暮らす祖母・チヅ(松寺千恵美)は、あるバイトを持ちかける。

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原作は田辺聖子。犬童一心監督が2003年に妻夫木聡と池脇千鶴で映画化された。ミッキーは4、5回は観た。ストーリーはちょっと違うがアニメも実写映画もオススメ。公開は今年のクリスマス🎄
posted by ミッキー at 05:41| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする