2020年11月04日

第33回東京国際映画祭2020(4)『皮膚を売った男』『ノー・チョイス』『老人スパイ』『初仕事』を少しずつ

昨日は第2段ボケ発症!
財布をホテルに忘れた。途中パン屋に寄ったがそこではSuicaをつかったので、午後に4人ほどで昼御飯食べた後、会計の時に気がついた。パン屋に聞きに言った時にSuicaで買ったことを思い出して、ホテルに置いて来たとわかった次第。お代は立て替えていただいたが、もし1人ならどうなってたか……、ここまで書いていてポケットにSuicaがあった(6千円ほど)ことに気づいた。きっとガストだったら使えたはずだ。あ〜、もういやになる。

🎬『皮膚を売った男』カウテール・ベン・ハニア監督/チュニジア、フランス、ベルギー、スウェーデン、ドイツ、カタール、サウジアラビア/104分

シリアから脱出した男アリ(ヤヤ・マヘイニ)は、有名な現代アート作家から驚愕のオファーを受けた。その仕事とは……。

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興味深い題名だけで早くからマスコミ試写の列には人が集まっていた。

「皮膚」といえばホラーの金字塔『羊飼いの沈黙』だが、『皮膚を売った男』は皮膚をどう売ったかは書かないでおこう。ただ言えることは、男はお金、自由を手にしたように見えるがそう簡単ではなかった。

奇異なストーリーと最後まで緊張感が続く作品が、女性監督の手によるものとは思いもよらなかった。


🎬『ノー・チョイス』レザ・ドルミシャン監督、脚本、プロデューサー/イラン/108分

16歳の少女(パルディス・アーマディエ)は頼りにする男に言われるまま、代理出産をすることになった。なかなか妊娠しないので検査にいくと、すでに避妊手術がされていた。彼女は11歳の時から妊娠、出産して子を売ることをしていて……

彼女を助ける女性弁護士、彼女を手術した女性医師のどちらも極貧の人からはお金などもらわない奇特な人なのに……明るさがどこにもない作品だったがイランの闇を描いた力作。

🎬『老人スパイ』マイテ・アルベルディ監督、脚本/チリ、アメリカ、ドイツ、オランダ、スペイン/84分

とある探偵会社が「80〜90歳の男性で電子機器に強い人」と募集を出したところ、オレがぴったり!というご老人たちが集まった。決まったのは身なりがきちんとした紳士・セルシオが選ばれた。途端に生き甲斐をみつけたセルシオ、老人ホームに入って依頼主の母親がどんな扱いを受けているか調べるスパイだった。

題名からきっとすごいドンパチが起こると思いきや「新鮮な視点」のほのぼの系」の作品だった。これも女性監督作品。嬉しい!

🎬『初仕事』小山駿助監督、脚本、出演、絵コンテ、編集/94分

写真工房のアシスタントをしている山下(澤田栄一)は、赤ん坊の遺体撮影を工房の先輩から頼まれた。一瞬ためらったが良い経験になると思い、興味を示した同僚と2人で山奥の駅の待ち合わせ場所に行った。

駅に向かえに来た注文主の安斎(小山駿助)は若くて未熟そうな山下に怒りをぶつけたが、思い直して遺体のある家に招き入れた。


遺体を記念に写真に残したいと強く言い張る安斎は医師。妻はすでに亡くなっていて、形見の子の喪失を埋めるためだろうが、そんな中で安斎の気持ちがぶれてくるのだ。

初長編作で突っ込みどころは多々あるがカメラマン山下の初仕事への異常なほどの緊張感と安斎の喪失感が画面からあふれていた。



posted by ミッキー at 09:07| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする