2020年11月27日

11月27日公開映画(1)『アンダードッグ 前編・後編』

🎬『アンダードッグ 前編」武正晴監督/131分/伏見ミリオンにて

プロボクサーの末永晃(森山未來)はかつては有望視されていたが、今は「咬ませ犬」としてボクシングにしがみついている。そんな彼だがチャンピオンの夢を諦めきれずにいた。

夕方から夜中にかけてデリヘルの送迎をするバイトをして、老父(柄本明)と貧しく暮らしている。妻子とは離縁しているが一人息子とは時々会っている。

一方、児童養護施設出身で危うい過去がある大村龍太(北村匠海)はボクシングの才能を認められ将来を期待されていた。

大物俳優の息子で売れない芸人の宮木瞬(勝地涼)は、テレビの企画でボクシングの試合に挑むことになって、エキシビジョンの相手に末永の名が上がり……。

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初日初回、50人以上の観客。東京国際でもやったが会場が椅子の固いEXシアター六本木だったのでやめにした。

末永、大村、宮本の3人のボクシングに対する「情熱」「生い立ち」「生活」の違いが、少しずつ炙り出されていく様子にトリハダが立った。

★音楽の入るタイミングが素晴らしかった。

🎬『アンダードッグ 後編』武正晴監督/145分

後編は、三人三様の男たちが人生の再起をかけて戦う姿を描いている。ただ前編の最後に予告が出るが、それは観ない方がいいと感じた。

ここで気づいたのだが『かぞくへ』(春本雄二郎監督)の旭を演じた松浦慎一郎さん(右の方)が大村龍太のトレーナーをやっていて、的確な指導や、試合中のリアルな声がけをしていた。この作品もボクシングジムが舞台の作品で、是非DVDでご覧いただきたい佳作。

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2020年11月26日

『おはん』岐阜ロイヤル劇場にて

昨日は岐阜ロイヤル劇場に行った。お客は6人。いつもなら15人から20人ぐらいは常にいらっしゃるのに、やはり第3波?の影響だろうか。行ったのは12時からの回で10時からも2時からのも数人だった。

大きなスクリーンで広々とした会場、かかるのは古い日本映画。観たのは吉永小百合、大原麗子、石坂浩二、ミヤコ蝶々が出る『おはん』

🎬『おはん』市川昆監督、脚本/113分/1984年

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幸吉(石坂浩二)は、7年前に従順な妻おはん(吉永小百合)を里に帰して、置屋を営む芸者おかよ(大原麗子)と暮らしていた。幸吉はちょっと離れたところの顔見知りのおばさん(ミヤコ蝶々)の軒先を借りて、小さな古道具屋を開いているが、自分の小遣銭を稼いでいるぐらい。

そんなある夏、おはんと偶然に会った時、子がいることを明かされて……。


生活力のない優男が一途で生真面目な妻と、激しい気性の置屋の女将との間で揺れ動く姿と我が子に対する愛も絡めた宇野千代の同名小説の映画化。


第一目的はミヤコ蝶々さん見たさで岐阜まで来た。が、最初流れる五木ひろしの歌や歌詞にねっちゃりとしたものを感じて、いったいどんな内容かと不安になった。それは半分当たっていた。

だが、当時の建物、町の風景が素晴らしく見入ってしまった。

しかし、7年前にお腹に子がいるのをわかっていて里に帰ってしまった吉永小百合(いや、おはん)も、妻と愛人の間を行き来する男のダメさ加減も見ていてイライラ。やっぱり気性のはっきりした大原麗子(いや、おかよ)の生き方に肩入れしてしまった。

これ、今の若い子がみたらどんな感想か聞いてみたい……

★もちろん、ミヤコ蝶々さんは別格だった。今井正監督の『喜劇 にっぽんのお婆あちゃん』のミヤコ蝶々さんも大大大好き‼️

posted by ミッキー at 10:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月25日

Netflix『これからの人生』

🎬『これからの人生』エドアルド・ポンティ監督/イタリア、アメリカ/93分

ホロコーストを生き延びたユダヤ人女性のマダム・ローザ(ソフィア・ローレン)は80をとうに超えた年齢だが、借りているアパートで行き場のない子どもたちを幾らかのお金をもらって生活していた。

そんなある日、買い物中にアンティークの燭台が入った袋を黒人少年に盗られてしまった。売って家賃の足しにしようと思っていたので落ち込んでいると、顔なじみのイスラム教徒の老医師コーエン(レナート・カルペンティエリ)が黒人少年モモを連れてきて謝らせて燭台も返してくれた。

嫌々ながら謝るモモを、コーエン医師は「少しの間だけでいいからこの子を預かって欲しい」と意外なことを頼まれた。凄い勢いで断るローザだったが、幾ばくかの収入に仕方なく承知して……。

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イタリアの大女優ソフィア・ローレンが11年ぶりに新作ドラマに出演。監督は息子さん。

一般公開される映画なら2ヶ月前ぐらいからニュースが耳に入るが、NetflixだけはチラシなどないのでNetflixを見ないことにはわからない。ソフィア・ローレンさんの新作も知らなくて「この頃、Netflix見てないなあ」と思って見てはじめて気がついた。

お年は召しても女優魂はそのまま、ろうたけた美しさもあって見惚れて2回も見てしまった。黒人少年モモも素晴らしい俳優さんで将来が楽しみな青年。モモははじめこそローザを睨みつけていたが最後には……。一般公開されないなんて信じられない。
posted by ミッキー at 20:46| Comment(0) | DVD Netflix | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする