2020年09月04日

9月4日公開映画『バヴァロッティ 太陽のテノール』『世宗大王 星を追う者たち』

🎬『パヴァロッティ 太陽のテノール』ロン・ハワード監督/イギリス、アメリカ/115分

ハイC(高いドの音)を、強弱自在の美声で歌うと言われたイタリアのオペラ歌手ルチアーノ・パバロッティの生涯を、ロン・ハワード監督が追ったドキュメンタリー。

オペラの舞台、独唱、私生活、ダイアナ妃との交流など耳も目も満足させてくれた。オペラに興味がない方もきっと彼の明るさ優しさにうたれると思う。

娘と一緒に名古屋ドームのこけら落としに行った時のことが昨日のことのように思い出された。

★彼のお父様は僕よりずっと歌がうまかったと語っていた。ミッキーの友人がイタリアに行った時、ゴンドラの船頭さんがすっごくうまくて鳥肌がたったと言っていたが、イタリアには歌好きで上手い男性がたくさんいそうだ。


🎬『世宗大王 星を追う者たち』ホ・ジノ監督/韓国/133分

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朝鮮王朝が明国の影響下にあった第4代王・世宗(ハン・ソッキュ)は、奴婢の身分だったチャン・ヨンシル(チェ・ミンシク)の優れた才能をかって武官に取り立てる。高い科学知識を持つヨンシルは「水時計」や「天体観測機器」を次々に考案していく。

世宗は明の従属国という立場から自立したいという思いがあって、庶民も覚えやすい朝鮮独自の文字である「ハングル」を考案していたが……。

重厚さ漂う歴史映画。ハン・ソッキュファンとしてとっても満足した❗️

ハン・ソッキュとホ・ジノ監督は『八月のクリスマス』で、ミンシクさんとは『シュリ』以来。それぞれふた昔以上前の思い出に、懐かしい話がいっぱい出ただろうと思う。

それから韓国映画界も様変わりしたが、このお三方の絆が再度この作品に集結。今のハングルの誕生秘話、身分を超えた男の友情で胸が熱くなった。

★2014年に映画『パパロッティ』という実話が基の作品があって、ハン・ソッキュさんが高校の声楽教師をやっていた。今日アップした2作品は『声楽」関連だ。
posted by ミッキー at 22:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あいち国際女性映画祭2020(2)『花椒の味』

🎬『花椒の味』ヘイワード・マック監督、脚本/中国、香港/118分

旅行会社で働くユーシュー(サミー・チェン)は、香港・大抗で火鍋店を経営する父の急死で、自分には異母姉妹が2人いることをはじめて知った。彼女自身は病身の母親と自分を見捨てて家を出た父とは距離をおいていて、母親が死んでからは香港の街中で1人暮らししていた。

異母姉妹の2人とは父の葬式で初めて会うが、1人は台北に暮らすビリヤードの人気選手ユージー(メーガン・ライ)、もう1人は重慶に住むユーグォ(リー・シャオフェン)だった。

姉妹とはすぐ打ち解けたが、葬式後、それぞれ家に帰って行った。ユーシューは火鍋店の契約があと一年残っていて契約を破棄すると莫大な違約金を払わないといけないので、婚約者(なんとこの役はアンディ・ラウ!)に承諾を得て、一年だけ火鍋店を続けることにしたが……。

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亡くなったお父さんは女房運には恵まれなかったが、美しい娘が3人もいて子ども運には恵まれていた。その3人もその周りにいる人間模様も多種多様で見飽きることはなかった。

関係が近ければ近いほど「伝えたい」ことが難しい時がある。そんな悔いが父親の死で浮き彫りにされていた。

★「火」を扱う葬式の場面が見事だった。
★アンディ・ラウさんが出て嬉しかったが、話しながらのよそ見運転にはハラハラした。
posted by ミッキー at 16:12| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする