2020年08月09日

家族揃って楽しめる実話作品 8月14日公開『ファヒム パリが見た奇跡』

🎬『ファヒム パリが見た奇跡』ピエール=フランソワ・マンタン=ラバル監督/フランス/107分/8月14日よりヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国ロードショー公開

政変が続いているバングラデシュのダッカで親族が反政府組織に関係していたり、8歳のファヒム・モハンマド(アサド・アーメッド)がチェスの大会で優勝を重ねたりしていたので恨みをかい、一家は脅迫を受けるようになった。

危険を感じた父親は、ファヒムだけを連れてパリに脱出した。難民センターに身をよせた2人はチェスの有名コーチのシルヴァン(ジェラール・ドパルデュー)と出会い……。

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日本では将棋界で寵児として騒がれている藤井くんだが、バングラデシュのファヒムくんも相当なものだ。

国の事情、国の決まり、国の難民に対する差別等々が、作品の流れの中で分かりやすく見せてくれた。

アニメも面白くていいがこういう実話作品をご家族で楽しんでいただきたい。

★主役ファヒムを射止めたアサドくんはキャスティングが決まる3ヶ月前にバングラデシュからフランスに来た少年。この作品が初デビューで、すぐにインド映画の出演が決まったとか。笑顔と目の光が相まって将来が楽しみ。
posted by ミッキー at 10:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月08日

8月7日公開映画(2)『ジョーンの秘密』伏見ミリオンにて

🎬『ジョーンの秘密』トレバー・ナン監督/イギリス/101分/伏見ミリオンにて

夫に先立たれ仕事も引退したジョーン・スタンリー(ジュディ・デンチ、若い時代のソフィー・クックソン)は、イギリスの郊外で静かに暮らしていたが、2000年5月に突然ジョーンは突然、MI5に逮捕されてしまう。

50年以上も前に、核開発の機密情報をロシアに流したというスパイ容疑だった。ジョーンは無罪を主張するが、死亡した外務事務次官のW・ミッチェル卿が遺した資料から、彼とジョーンがロシアのKGBと共謀していた証拠が出てきたのだ。

彼女の息子で弁護士のニック(ベン・マイルズ)も、母親から聞く驚くべき真実に驚愕するばかりだったが……。

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スパイ容疑で逮捕された80代の老女の数奇な人生を元にしたジェニー・ルーニーのベストセラー小説「Red Joan」

前知識なしで観てびっくり。広島、長崎の原爆に関係する映画とは思いもよらなかった。日本人にとって素通りできない作品だった。

ケンブリッジで物理を学んだジョーンは、マックス・デイヴィス教授(スティーヴン・キャンベル・ムーア)に見込まれ、政府の研究機関に秘書として採用されたが、核兵器の開発が極秘の職務だった。

しかし原子爆弾の圧倒的な破壊力をニュースで見た彼女は、自分がそれに加わっていたことにショックを受けて、その上で原爆の資料を持ち出す行動にでたのだ。その波乱の人生を恋愛問題を絡めて描かれている。

★実在のソ連のスパイだったメリタ・ノーウッド(コードネームはHola)を調べてみた。
1912年に生まれて2005年93歳で亡くなった。80代の時にKGBの元スパイだと判明。原爆の資料をソ連に渡したことを認めたが、高齢のため不起訴処分だった。亡くなるまで、自分のしたことを決して後悔しなかった彼女はソ連政府から勲章を受け取っている。

posted by ミッキー at 22:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月07日

8月7日公開映画(1)『鬼手』

🎬『鬼手』リ・ゴン監督/韓国/106分/中川コロナにて

父は自殺、母には捨てられた貧しい少年グィスは、頼りにする最愛の姉もある事情で自殺。天涯孤独の身になった。

グィス(クォン・サンウ)は一人放浪しながら、生前に父から厳しく教えられた囲碁の賭けで、小額の金を糧に生き抜いていたが、その様子を見ていた一匹狼の棋士のイルド(キム・ソンギュン)に才能を見込まれて、山寺で猛特訓の結果、心身ともにたくましい大人に成長した。

その後、姉を死に追いやった棋士ファン・ドギョン(チョン・インギョム)に復讐する為に人生のすべてをかけるが……。

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名古屋ではここ中川コロナだけで上映されているので初日初回に行った。お客様は7人。きっとクォン・サンウさんのファンばかりだろう。

『火山高』『探偵なふたり』のクォン・サンウが「苦労の末に天才棋士となって、囲碁バトルをするバイオレンスノワール」とチラシに書いてあったが、彼の身体に釘付けになってしまった。それもそのはず、この映画のために3ヶ月ものトレーニングを重ねて6キロ以上の筋肉を増量。ムキムキのいい身体を見せてくれた。

まあ、これだけで入場料の半分は元が取れそう。後の半分は囲碁バトルだ。個性たっぷりの勝負師の面々、勝負のやり方、場所も違う。その勝負の数々は囲碁ファンはもちろんだが、ミッキーのようなど素人にも面白く観られた。

★ 題名の『鬼手』は、囲碁用語で「相手の意表を突いて肺腑をえぐる鋭い手」の意味。
posted by ミッキー at 22:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする