🎬『ライド・ライク・ア・ガール』レイチェル・グリフィス監督/オーストラリア/98分/イオンシネマ名古屋茶屋にて
10人きょうだいの末娘として生まれたミシェル・ペイン(テリーサ・パーマー)は生後まもなく母親が亡くなったが家族に囲まれてのびのびと成長した。
ペイン家は調教師の父のもとでほとんどの兄姉たちが騎手という競馬一家で、その業界では「ペイン一家」と有名だった。ミシェルも少女時代から騎手になりたいと思うようになって……。
オーストラリア競馬最高の栄誉とされるメルボルンカップで女性騎手として初めての栄冠を手にしたミシェル・ペインの半生を映画化。
オーストラリアの映画だからシドニーに住む娘一家にラインすると、2年前に上映したよ。ダウン症のお兄さんはご本人だよ」と教えてくれた。調べてみたら本当だった。
競馬界での女性騎手の地位の低さにもめげず、彼女の競馬、馬の想いが丁寧に描かれていた。落馬で大怪我をしても情熱は覚めず前進する姿に感動した。