恥ずかしい限りだが、ミッキーの思い違いで、ちゃんとEUフィルムデーズはうまく見れた❗️本当に恥ずかしい間違いをしていた。トホホ。
🎬『メモリーズ・オブ・サマー』アダム・グジンスキ監督／ポーランド／83分／2016年
1970年代末のポーランドの美しい森や湖のある田舎町。そこに暮らす内気な少年・ピョトレックは美しい母と2人で暮らしている。父親は出稼ぎに行って一年に二回ほどしか帰ってこない。でも月に一度だけ電話がかかってくるのを待っている。
ポーランド映画。出始めから心配になってくる映像で気持ちがふさいでしまったが、この少年の内気だが子どもから青年になる複雑な感情のゆれと、純真な美しさで目が話せなくなった。
父親がいつもいないので若い妻は夜な夜などこかに遊びにいく。少年は少年で人に言えないことをしでかしたり、ご近所の女の子と恋の真似事をしてみたりと「この一夏」にいろんな経験をする。
観ていて「微笑ましい」という感情は一度も起きなかった作品だが、きっとこのまま「いろんなことを抱えたまま」生きていくんだろうな……と感じた。
★この作品は18日までオンライン上映。詳しくは https://eufilmdays.jp/
