🎬『コリーニ事件』マルコ・クロイツパイントナー監督/ドイツ/123分
新米弁護士カスパー・ライネン(エリアス・ムバレク)は、弁護士になって3ヶ月目にある殺人事件の国選弁護人を担当することになった。
それは、ドイツで30年以上にわたり模範的市民として働いてきた67歳のイタリア人コリーニ(フランコ・ネロ)が、ベルリンの高級ホテルで経済界の長老で有名な実業家を殺害した事件だった。偶然にも殺された被害者はライネンの少年時代の恩人だった。彼にとってこれが被告側弁護士として初めての大きな事件。
一方のコリー二は殺害について一切口を閉ざしていたが……。
ドイツの現役弁護士作家フェルディナント・フォン・シーラッハの世界的ベストセラー小説を映画化した社会派サスペンス。
事実が元になっているのかと思ったが小説の映画化。口を真一文字に閉じて挨拶すらしないコリー二。あまりにも頑なな態度にやる気が失せてしまうカスパー。彼は貧しい育ちで殺された恩人の娘とは兄妹同然に育ち恋仲の時期があった。
そんな中で調べていくうちに過去の出来事があばかれていくというストーリー。もう一度見たい作品。
★コリー二を演じたフランコ・ネロさんはイギリス大女優のヴァネッサ・レッドグレイヴの旦那様。
🎬『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』 スコット・ベック、ブライアン・ウッズ監督/アメリカ/92分
ハロウィンの夜。イリノイ州に住むハーパー(ケイティ・スティーヴンス)たち6人の大学生は、お化け屋敷に行こうという話になってネットで検索したら、町外れの街道沿いにある「究極のお化け屋敷」と書いてある場所に行くと外見はガレージで、ピエロのかぶり物をした者から鍵を受け取っただけ。
中に入るとチャチな作りで気落ちするが……。
怖いの苦手の方は題名だけで行かないが、ちょっと見てみたいと軽く考えてなら絶対観ないで❗️
1人、2人と相当酷い殺され方をするが「心配することないよ。殺されてないよ。出口で待っているから」と言われたら「相当手の込んだトリックのお化け屋敷」と思い込んでしまう。でもこれは嘘。まあ、覚悟してお化け屋敷に入ってくだされ。