2020年05月08日

インド映画界の大スター、イルファン・カーンさんを偲んで『ヒンディー・ミディアム』再び

夜中におはようございます?こんばんはかな。

ドキュメンタリージャパンからのお知らせ

5月9日土曜日23時/NHK ETV特集
「映画監督 羽仁進の世界〜すべては“教室の子供たち”からはじまった〜」が上映されます。
予告編/ https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP

🎬『ヒンディー・ミディアム』ケサート・チョードリー監督/インド/132分

インドのデリーに暮らすラージ(イルファーン・カーン)とミータ(サバー・カマル)は、結婚式用の衣料品店で成功した夫婦。夫婦ともに学歴がなく、学歴は社会的地位を向上させ、運命も変えると信じていた。

一人娘のピアによりよい人生を歩んでほしいので、富裕層向けの有名校に進学させることを決意。夫婦はお受験クラスで面接のノウハウや試験のコツを学んだり、高級住宅地へ引っ越したりして、必死に受験したが、結果は全滅。

落胆する夫婦に「有名校が低所得者層のための入学枠を設けている」という情報が入ってきて、今度は下流層が暮らす地区に家を借りて貧乏のふりをして……。


映画はとっても面白かった。でも教育熱心にならずにはおれないご夫婦の事情や国の状況はわかるにしても、余りにも激しくて日本人の感覚ではついて行けなかった。

韓国でも住所をいえばどんなレベルの家かわかるらしい。インドもきっとそうだ。妻は英語がしゃべることができるが旦那はダメで、夫婦とも学歴はない。

小学生入学でも本人の学力+生活レベルと親学歴とは❗️

しかし60年以上前、ミッキーの小学生の時は生徒名簿に親職業はもちろんのこと父○○大学卒、妻○○女学校卒とまで記録されていた。いまから考えると「嘘!」と言われそうだ。

今の日本も学歴主義や教育パパママがいらっしゃるが、インドのこの映画を観たらきっとびっくりするだろうなと思った。

★ 2018年3月に神経内分泌腫瘍と診断され、ロンドンで治療を受けていた。その後、2019年2月にインドに帰国して『Angrezi Medium』の撮影に参加。これが最期のお仕事だったのだろうか。

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『Angrezi Medium』も父娘を描いた物語。留学する娘が心配でついて行ってしまうが、強制送還されても諦めきれない父親の取った行動が……というまたもや教育熱心(すぎる)ストーリーのようだ。
posted by ミッキー at 04:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする