Netflix『サーカス・オブ・ブックス』レイチェル・メイソン監督/アメリカ/86分
1976年、カレン&バリー・メイソン夫婦は3人の子供たちを大学まで出すためにLos Angels Timesに掲載されていた広告「ラリー・フリントが創刊したポルノ雑誌の「ハスラー」の販売業者」の求人を見て即座に応募した。
元々はバリーは特殊映画技術者でカレンはフリーライターだったが先行きの経済的不安を感じていて「一時しのぎ」の収入源確保のつもりで応募した。
ところが生真面目で笑顔が絶えないバリーと話術が上手く明るいカレンは気に入られて、そこから30年、ゲイ・ポルノ店「Circus of Books」の経営者として心優しいユダヤ人ご夫婦の歩みをドキュメントしている。

監督は娘さん。ご夫婦はお客様に人気があって有名なラリー・フリント、超人気のゲイポルノスターのジェフ・ストライカー、素顔が美しいドラッグクイーンのアラスカ・サンダーファックさんからも絶賛されていた。
このお店はネットに押されてやむなく2020年2月9日に閉店したばかり。このドキュメンタリーの最後にこの閉店の画像も出てくるので、出来立てのホヤホヤのドキュメンタリー。