2020年05月22日

Netflix『HOMIE KEI チカーノになった日本人』

昨日は一日中、トロトロと眠った。朝は喫茶店と散歩(5000歩ぐらい)して帰宅したのが9時半。小一時間家事をしてから午後2時半まで昼寝。まさかこんなに寝てるとは思わず時間を見て飛び起きた。まあ、予定がないがこんなに寝るとは……。

寝ててもお腹がすいたので野菜サンドを作って食べてから、郵便局に出かけて2000歩ほど歩いた。そして4時過ぎから6時まで夕寝。夕食はありあわせで作って7時半からもう一回散歩と思っていたら出るのが億劫になってちょっと横になったら起きたのが11時❗️それこそテレビに出ているイッコウさん?の言う「どんだけぇ〜」だ。

もう寝られないと思って湯に入って、漢字ナンクロ(けっこう難しい)を1時間ほどして、やることもないのでNetflixで探した日本映画ドキュメンタリーを見た。そして見ているうちに寝てしまって起きたのが7時前。とんでもない寝時間だった。

🎬『HOMIE KEI チカーノになった日本人』サカマキマサ監督/73分

幼い時から親戚などにたらい回しにされて肉親からの愛情も教育もほとんど受けることもなくて、子どもの頃から新宿歌舞伎町でケンカばかりしていたKEI。ヤクザの世界に足を踏み入れたKEIは散々に悪事を働き、FBIの麻薬のおとり捜査によって逮捕されてアメリカの刑務所に送り込まれた。

殺人さえ起こる最悪の刑務所の中でKEIは、チカーノと呼ばれるギャングの親分に呼び出され……。

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これ、去年公開されたドキュメンタリーだったが未見。日本人のヤクザでメキシコのギャングと親しくなるなど、壮絶な半生が漫画にもなっている。

そのメキシコ人たちの仲間、家族の絆の強さを身にしみて感じたKEIは、日本へ帰国すると、引きこもり、問題を抱える少年少女を救済する団体を立ち上げるなど人生を一変させている。

昔、つるんだ仲間も出てきて悪行したことを喋っていたが「昔は身体障害の車椅子まで調べなかったので、障害を持つ人の車椅子に麻薬を仕込んで外国に行った」と語っていて驚いた。

★彼の英語力に驚いた。アメリカの刑務所で映画を何本も見てよく使われる言葉をメモして、部屋に帰って仲間に聞いて辞書で調べて必死に勉強したらしい。ドキュメンタリーの後半に再度アメリカに行って恩になった仲間たちを訪ねているが流暢に英語を話していた。





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2020年05月21日

Netflix『リプハーゲン: オランダ史上最悪』

🎬『リプハーゲン: オランダ史上最悪』ピーテル・キュエイペルス監督/オランダ/131分

通称SDと呼ばれていた親衛隊保安部のアンドリス・リプハーゲン(イェロン・ファン・コーニンスブルッヘ)は、第二次世界大戦でオランダがドイツに占領されるとSDはユダヤ人を見つけ出し収容所に送った。

そんな時に、リプハーゲンは金持ちのユダヤ人に近づいて、彼らを助ける振りをして彼らからダイヤモンドなどの財産を預かると騙して、その後から彼らの隠れ家にオランダ警察を送り込んで、収容所送りにしていた。

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Netflixでヒトラー関係を見ていると「あなたにぴったりの映画」と書かれていろんな映画を紹介してくれる。(たまに途中まででほってあると「続きをご覧ください」などと書かれで来ることもある)

そこで見つけたのがオランダのヒトラー時代の、この映画だった。見応えは十分あった。

リプハーゲンは体格も良く、体力も、知力もある男だが、見ようによっては「憎々しい男」。

これ一本でオランダのヒトラー時代がバッチリわかったし、彼の手口に乗ったユダヤ人の無念さがじわりと伝わってきた。

こんなに口が上手く、そつのない男に騙されない人はいなくて「信頼」したご婦人がどんどん金持ちユダヤ人たちを紹介していって大金をせしめるのだ。彼の銀行金庫には現金、ダイヤモンドがザックサクだ。

最後、捕まりそうになってもなんとかアルゼンチンに逃げ果せたのだ。

★オランダの俳優さんでどこかで観たような……と思って調べてみたら、自殺願望の金持ち男の映画『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』の主役だった。この映画もなかなか面白い。

posted by ミッキー at 14:59| Comment(0) | DVD Netflix | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月20日

Netflix『ヒトラー暗殺計画:強運に恵まれた悪魔』

ネットニュース

中国で、32年前に2歳で誘拐された男性が、顔認識技術を用いた警察の捜索によって特定され、実の両親と涙の再会を果たした。というニュースを読んだ。

それを読んで日本では公開されていない『失孤 lost and love 』ポン・サンユエン監督をおもいだした。シドニーで数年前に観た。主演がアンディ・ラウで、ネットニュース同様は幼い息子を2歳ぐらいで誘拐され、その後、苦にした母親は自殺。それから15年、オートバイの荷台に幼い息子のあどけない顔写真を染め抜いた旗を括り付け、チラシを手に全国を捜しまわっている。という内容だった。DVDですら出ていないようだ。
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🎬『ヒトラー暗殺計画:強運に恵まれた悪魔』フレデリック・トノリ監督/52分

30回以上(42回らしい)計画されたヒトラー暗殺計画だがことごとく失敗した。短いドキュメンタリーだが、偶然と悪運の強さに改めて驚愕した。

有名な最後の暗殺計画「ヴァルキューレ作戦」はトム・クルーズ主演『ワルキューレ』で有名。

一人でコツコツと壁に穴を開けた大工職人のヨハン・ゲオルク・エルザーも『ヒトラー暗殺、13分の誤算』も映画になっている。

この2つをもう一度観たくなった。

他には飛行機に爆弾を仕掛けたが爆発しなかったり、予定を早めてヒトラー一行が出たのて計画倒れになったりと偶然とは言え、本当に強運に恵まれていた悪魔だ。

エルザー氏は切手になっていた。

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posted by ミッキー at 07:56| Comment(0) | DVD Netflix | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする