5月1日 公開延期の新作映画『ポルトガル、夏の終わり』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200501-1.html
5月2日 公開延期の新作映画『イップマン 完結』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200502-1.html
5月3日 公開延期の新作映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200503-1.html
5月4日 Netflix『ブレスラウの凶禍』 http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200504-1.html
5月5日 Netflix 『シークレット・ラブ 65年後のカミングアウト』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200505-1.html
5月6日 DVD『生きる』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200506-1.html
5月7日 Netflix『サーカス・オブ・ブックス』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200507-1.html
5月8日 インド映画界の大スター、イルファン・カーンさんを偲んで『ヒンディー・ミディアム』再びhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200508-1.html
5月9日 Netflix 『麻雀放浪記2020』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200509-1.html
5月10日 NHK ETV特集『映画監督 羽仁進の世界〜すべては“教室の子供たち”からはじまった〜」http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200510-1.html
5月11日 『17歳のウィーン フロイト教授 人生レッスン』を少しだけhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200511-1.html
5月12日 公開延期の新作映画『ライブリポート』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200512-1.html
5月13日 公開延期の新作映画『薬の神じゃない!』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200513-1.html
5月14日 公開延期の新作映画『死霊魂』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200514-1.html
5月15日 オンライン配信により公開『ハウス・イン・ザ・フィールズ』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200515-1.html
5月16日 公開延期の新作映画『その手に触れるまで』 http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200516-1.html
5月17日 公開延期の新作映画『罪と女王』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200517-1.html
5月18日 DVD『SUPER 8 スーパーエイト』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200518-1.html
5月19日 Netflix『ヒトラーの列車』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200519-1.html
5月20日 Netflix『ヒトラー暗殺計画:強運に恵まれた悪魔』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200520-1.html
5月21日 Netflix『リプハーゲン: オランダ史上最悪』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200521-1.html
5月22日 Netflix『HOMIE KEI チカーノになった日本人』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200522-1.html
5月23日 DVD『ミヒャエル』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200523-1.html
5月24日 Netflix 『ザ・スパイ−エリ・コーエン−』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200524-1.html
5月25日 マ・ドンソク兄さん大暴れ 7月公開『悪人伝』を少しだけhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200525-1.html
5月26日 6月12日公開決定『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200526-1.html
5月27日 DVD『マイ・マザー』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200527-1.html
5月28日 DVD『わたしのロランス』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200528-1.html
5月29日 Netflix『ひとつの太陽』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20200529-1.html
5月30日 6月5日公開決定『ルース・エドガー』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/article/475354073.html
5月31日 2020年5月のブログ・リスト
2020年05月31日
2020年05月30日
6月5日公開決定『ルース・エドガー』
配給会社から公開延期されていた作品の公開ニュースの知らせが届くようになった。一歩前進だ。嬉しい。
6月5日公開だけでも『ANNA アナ(4月28日アップ)』『アンティークの祝祭(4月29日アップ)』『罪と女王(5月17日アップ)』『ルース・エドガー』『ポップスター』『デッド・ドット・ダイ』などが決まっている。
🎬『ルース・エドガー』ジュリアス・オナー監督/アメリカ/110分
バージニア州アーリントンで白人の養父母(ティム・ロス&ナオミ・ワッツ)と暮らしている黒人の少年ルース(ケルビン・ハリソン・Jr.)は、アフリカの戦火の国で生まれた過酷な状況の中で幼い時を送ったが、裕福な養子先ではスポーツも勉強も話し方もうまく、学校でも人気者だった。
そんな彼だったが、ある課題のレポートの内容に、同じアフリカ系の女性教師ウィルソン(オクタビア・スペンサー)が危険なものを感じて対立するようになり、ルースの養父母も不安を感じるようになって……。
17歳の高校生ルース・エドガーの知られざる内面に迫っていく人間ドラマ。始めは「こんないい子に育って両親は誇らしいだろうなぁ」と思うほど明るくて正義感のある少年だった。
それがあるきっかけでルースの邪悪な部分が出てくる。このきっかけがなければこのまま見た目素直な青年に育って行ったのかといろいろ考えさせられた。
幼いときに戦争地域で育ったせいなのか、養父母の期待が背負いきれなくなったのかなどと思ったが、彼の本意を見抜くことはできなかった。
★ルースを演じるケルビン・ハリソン・Jr.は『WAVES/ウェイブス』でも主演。彼にとって2019 年は飛躍の年だった。
6月5日公開だけでも『ANNA アナ(4月28日アップ)』『アンティークの祝祭(4月29日アップ)』『罪と女王(5月17日アップ)』『ルース・エドガー』『ポップスター』『デッド・ドット・ダイ』などが決まっている。
🎬『ルース・エドガー』ジュリアス・オナー監督/アメリカ/110分
バージニア州アーリントンで白人の養父母(ティム・ロス&ナオミ・ワッツ)と暮らしている黒人の少年ルース(ケルビン・ハリソン・Jr.)は、アフリカの戦火の国で生まれた過酷な状況の中で幼い時を送ったが、裕福な養子先ではスポーツも勉強も話し方もうまく、学校でも人気者だった。
そんな彼だったが、ある課題のレポートの内容に、同じアフリカ系の女性教師ウィルソン(オクタビア・スペンサー)が危険なものを感じて対立するようになり、ルースの養父母も不安を感じるようになって……。
17歳の高校生ルース・エドガーの知られざる内面に迫っていく人間ドラマ。始めは「こんないい子に育って両親は誇らしいだろうなぁ」と思うほど明るくて正義感のある少年だった。
それがあるきっかけでルースの邪悪な部分が出てくる。このきっかけがなければこのまま見た目素直な青年に育って行ったのかといろいろ考えさせられた。
幼いときに戦争地域で育ったせいなのか、養父母の期待が背負いきれなくなったのかなどと思ったが、彼の本意を見抜くことはできなかった。
★ルースを演じるケルビン・ハリソン・Jr.は『WAVES/ウェイブス』でも主演。彼にとって2019 年は飛躍の年だった。
2020年05月29日
Netflix『ひとつの太陽』
昨日、夜中に目が冴えて眠れなくなった。そこでNetflixで探して見つけたのが、『ひとつの太陽』という台湾映画で去年の東京国際映画祭のワールド・フォーカスで上映された作品と知って驚いた。156分という長さだったが夜中に眠くもならずじっくり見せてもらった。
これはNetflixだけでしか見られないが、契約している方は是非ともご覧になってほしい作品。
Netflix『ひとつの太陽』チョン・モンホン監督/台湾/156分
両親と兄弟の4人家族。父親は自動車学校の指導員、母親は美容師、兄アーウェイは頭もよく大人しい性格で今は一浪して医学部を目指している。弟アーフー(この映画の主役)はひどいいじめにあっていたが我慢できなくて不良仲間の友人に「いじめを止めるようおどしてくれ」と頼んで乗り込んだが、友人は相手の腕を切り落としてしまった(このシーンで気持ちをわしづかみにされた)。
アーフーも友人も少年院に入ることになって、それがきっかけで家中がギクシャクしはじめて……。
アーフーを演じる少年が無表情ながらとても良かった。もちろん兄も、父親、母親の俳優さん、みんな良かった。
ストーリーの展開もあり得る設定で、辛い中にチラッと見える「優しさ」が心を打った。
これはNetflixだけでしか見られないが、契約している方は是非ともご覧になってほしい作品。
Netflix『ひとつの太陽』チョン・モンホン監督/台湾/156分
両親と兄弟の4人家族。父親は自動車学校の指導員、母親は美容師、兄アーウェイは頭もよく大人しい性格で今は一浪して医学部を目指している。弟アーフー(この映画の主役)はひどいいじめにあっていたが我慢できなくて不良仲間の友人に「いじめを止めるようおどしてくれ」と頼んで乗り込んだが、友人は相手の腕を切り落としてしまった(このシーンで気持ちをわしづかみにされた)。
アーフーも友人も少年院に入ることになって、それがきっかけで家中がギクシャクしはじめて……。
アーフーを演じる少年が無表情ながらとても良かった。もちろん兄も、父親、母親の俳優さん、みんな良かった。
ストーリーの展開もあり得る設定で、辛い中にチラッと見える「優しさ」が心を打った。