2020年02月17日

『アントラム/史上最も呪われた映画』名古屋センチュリーシネマにて

🎬『アントラム/史上最も呪われた映画』マイケル・ライシーニ、デヴィッド・アミト監督/カナダ/94分

『アントラム』それは1979年にアメリカで撮影された1本の映画。死んだ愛犬の魂を救うために樹海に入り、土を掘って地獄への扉を開いてしまった幼い姉弟を描いた映画だったが、そのフィルムには瞬間にしか見えない「恐ろしい映像」が入っていた。

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はじまりはまさしくドキュメンタリー!と思いきや頭に「?」が何回も浮かんだ。

88年ハンガリー・ブダペストで上映中の映画館全焼56人死亡。
 
ジョーンズパーク映画祭ジャネット・ヒルバーグ、映画を見て24時間後に死亡。

コロラド映画祭トム・スタイラム、鑑賞後に感電死。 

ラホヤ映画祭ジョー・バリンジャー、鑑賞後にオニダルマオコゼの毒針に刺されて死亡。

93年サンフランシスコの映画館で上映中に暴動発生、死傷者30名。

等々、調べてみてもこの映画の宣伝や予告だけ❗️

この手もあったかと「騙された度100点」「腹立ち度100点」の怖くないホラー映画。お暇な方は騙されに行ってくだされ……。
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2020年02月16日

若き農夫の命をかけた兵役拒否 2月21日公開『名もなき生涯』

🎬『名もなき生涯』テレンス・マリック監督/アメリカ、ドイツ/175分/2月21日よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー公開

オーストリアの小さな村・ザンクト・ラーデグントで農業を営むフランツ(アウグスト・ディール)は、一目惚れしたファニ(ヴァレリー・パフナー)と結婚。幸せな日々が始まった。

その頃オーストリアでは第二次世界大戦でナチスドイツに併合。暗い状況が広がり始めていた。1940年、フランツはエンス基地での軍事訓練に召集され、数ヶ月間、愛する家族と離れて暮らすことになった。そんな中、フランスが降伏して、戦争は終結するかに見えた。

フランツも愛する家族の元に帰還し、再び幸せで平穏な日々を送り始めるが、戦火は激しさを増し、村の男たちはいつ召集されてもおかしくない状況となった。そんな中、フランツは信奉しているキリストの教えどおり「兵役は断ります。罪なき人は殺せない」と神父に告げるが……。

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監督さんは『ツリー・オブ・ライフ』『シン・レッド・ライン』の巨匠テレンス・マリック。第2次世界大戦時のオーストリアでヒトラーへの忠誠を拒み兵役を拒否した実在の農夫の物語を映画化。

美しい田舎風景、仲睦ましい家族、だが兵役拒否するや村八分なる。普通の神経ならここで意志を撤回するだろうが、妻も意見がましいことを言わず夫に従っていた。ファニの実家の母親が助けてくれたり、誰もいないところを見計らって親切にしてくれる人もいた。

連行されたフランツに牧師さんや弁護士、裁判長も最後まで「気持ちは変わらないか」と聞くが、考えは変えなかった。

映画資料を読むとフランツは36歳で亡くなったが妻ファニは2013年に100歳でお亡くなりになった。夫の分まで生きたことになる。

★裁判長を演じたブルーノ・ガンツさんの最期の作品。2018年の作品『ザ・タバコニスト』もこの夏には公開される。

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2020年02月15日

2月14日公開映画(2)『屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ』

🎬『屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ』ファティ・アキン監督ドイツ110

第2次世界大戦後のドイツで、育ったフリッツ・ホンカ(ヨナス・ダスラー)は、ハンブルクにある安アパートの屋根裏部屋に暮らし、昼は働くが夜になるとバー「ゴールデン・グローブ」に通い、女を物色するが、ほとんどの女はホンカの面相を気持ち悪がってまともに相手にしなかった。

フリッツは顔こそ醜いがそれ以外は金払いも悪くなく乱暴男には見えなかったので、歳とった娼婦は彼の誘いを断らずに部屋について行ってしまい……。

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題名もすごいがこの殺人鬼の形相に身震いした。いままでのファティ・アキン監督作品とは思えない作風。万人向けではないが前作以上に気に入った。

殺人が行われた部屋の様子、気持ちばかり先走り上手くいかないセックス。それでも鉄工所に勤めたり、夜警の仕事をしたり文句も言わずに働いている。

いつもいく汚い居酒屋の雰囲気も、店主の客あしらいも、たむろする飲み友だちも、老娼婦たちも「味わい」以上の「臭み」を持って描かれていた。

ホンカをやった男優さんは実際はとてもクール美男。このメーキャップを担当した方はアカデミー賞以上の実力がある。

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posted by ミッキー at 17:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする