2020年01月10日

シドニーで映画三昧(6)『True History of the Kelly Gang(原題)』Newtown Dendyシネマ

シドニーの1月は最も暑い時期なのに今日は24度。昼は30度行くかどうかくらい。朝晩は肌寒いし、映画館は配慮もなくガンガンクーラーかけるしでレッグウォーマーと厚手長袖が重宝している。昨日観たのはオーストラリアでは知らない人がいないと言われている盗賊ネッド・ケリーの新作。


🎬 『True History of the Kelly Gang(原題)』ジャスティン・カーゼル監督/オーストラリア、アメリカ/Newtown Dendyシネマ

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1870年代後半のオーストラリア。ネッド・ケリー(ジョージ・マッケイ)は盗賊団を率いて馬泥棒や銀行強盗などの犯行を繰り返していた。しかし彼は貧困な家庭や集落を決して襲わず、お金持ちや権利者のみを襲って、奪った金品を貧しい人たちに分けていた。


名前は知っていたがオーストラリアの人とか具体的に知ったのはこの映画のおかげだ。娘はメルボルン?にある記念館に行ったことあるし、すごい有名だよと教えてくれた。日本の鼠小僧(これは架空だが)みたいな存在かもしれない。

最初20分ほど幼いネッド・ケリーの様子が丁寧に描かれていた。この子役さんがとっても良かった。目前で人殺しや木に吊るされている死体を見て小さい身体を恐怖でガタガタ震わせていた。恐怖に引きつる表情は教えてもできることじゃない。

映像は暗めだが、それが「光のあて方で生きる」場面が多く、細かい内容は理解できなかったが撮影の理にかなった撮り方が退屈させなかった。

映画は、ネッドが絞首刑に処されるまでの25年間の生涯を描き出していく。その時3万以上の署名が集まったが、絞首刑にされた。


posted by ミッキー at 06:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする