2020年01月20日

世界の不思議事件を解き明かすか 1月24日公開『バニシング』

🎬『バニシング』クリストファー・ニーホルム監督/イギリス/107分/1月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて順次ロードショー公開

スコットランド沖のフラナン諸島の無人島アイリーン・モア島に3人の男が灯台を守るためにやってきた。これから約6週間、この島で灯台をともし続けるのが彼らの仕事だ。

灯台守を25年続けているベテランのトマス(ピーター・ミュラン)、家族想いだが短気な男ジェームズ(ジェラルド・バトラー)、今回が初めて島に行く若者ドナルド(コナー・スウィンデルズ)の3人だ。

トマスやジェームズは新米のドナルドに仕事を教えたり、ひやかしたりして、忙しい中いつものように静かな日々が続いたが、嵐があった翌朝、ドナルドが流れ着いたボートと漂流者を発見。崖下に降り死亡を確認したがボートにあった木箱を引き揚げようとした時に、息を吹き返した漂流者が襲いかかってきて……。

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調べてみたら世界の不思議な事件の括りで必ず載っていた出来事だった。そんなことを知らないで観ていたので、ことの成り行きにビクビクしながら見入った。

何も起こらない時はトマスがバイオリンを爪弾いたり弾いたりして、ジェームズがいい声で歌っていた。そんな平穏が崩れていく……。

彼らの表情の大写しも美しい海原の大画面も見事なもので撮影者の力量が伺えた作品だった。
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2020年01月19日

53年の時を経て 1月31日公開『男と女 人生最良の日々』

🎬『男と女 人生最良の日々』クロード・ルルーシュ監督/フランス/90分/2020年1月31日よりTOHOシネマズシャンテ他にて全国ロードショー公開

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若い頃はレーサーだった「男」ジャン=ルイ・トランティニャン(88)は海辺の老人施設で誰とも交わらず孤独に過ごしている。過去の記憶といえば「女」アヌーク・エーメ(87)のことだけ。それを察した息子アントワーヌ(アントワーヌ・シレ)は女をさがし始める。

「女」は娘フランソワ(スアド・アミドゥ)と共に雑貨店を営んでいる。突然のアントワーヌの訪問と願いに驚くが会うことにはためらいはなかった。

数日後、二人は介護施設で再会する。「あなたは新入りかい、昔、愛した人と声が似ている、手のしぐさも…」とぎこちなく話すうちに焦点の合わない眼差しが生気に満ちてくる……。

2018年秋にお亡くなりになったフランスのムード・ミュージックの巨匠フランシス・レイの名をしらなくても、♪ダバダバダ〜のスキャットの一節は聴き覚えがあるはず。1966年に日本公開となったクロード・ルルーシュ監督『男と女』の主題歌だ。この映画はその後の二人を監督、俳優をそのままに作られた映画史上初の奇跡の作品。

この作品は時の流れの中で存在する人間そのものを描いている。心の奥底にしまい込んでいた愛の喜びや悲しみが、甘酸っぱい香りと共に蘇ってきて久しぶりに若返った心地がしたが、手遅れと思うが「美しく老いる」という難問に挑戦するエネルギーもいただいた。

★同じ学校の寄宿舎にいたそれぞれの息子、娘も今や60歳。もちろん同じ役で出ている。
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2020年01月18日

新宿で映画三昧『金の亡者たち』『ビッグ・ショット』『リチャード・ジュエル』『マニカルニカ ジャーンシーの女王』

昨日シドニーから早朝に東京についた時の天気は過ごしやすかったが、今日はみぞれ混じりの極寒。この時期なら当たり前だが、急激なのでブルブルしている。でも、観たいものがいっぱいなので伊豆のお掃除に行く予定を取りやめて東京映画三昧にする予定。

絶対観たいのが2度目の『リチャード・ジュエル』そして渋谷でやっている「未体験ゾーンの映画たち」や「のむコレ」。まだシドニー疲れは出ていない。今のところ元気だ。

🎬『金の亡者たち』パク・ヌリ監督/韓国/116分/シネマート新宿にて「のむコレ3」

韓国の証券会社の新入社員イルヒョン(リュ・ジュンヨル)は、顧客にいろんな株を売り込んでその売上高の何パーセントが給料だが、売り上げ0の状態が続いたり、売りと買いを間違えて会社に損害を与えたりで散々な出だしだった。もう首だ!と思って焦っていたところに、根が素直で信用できると見込まれた彼はベテラン社員から違法な取り引きを進められて……。

三流大学出で、暗記だけが得意のイルヒョンの持ち味がぼんやり系で母性本能、いや、お婆本能を掻き立ててくれた。株取引のノウハウはとんと知らないがテンポが良くどんどんお金にまみれてしまう様子が描かれていた。お金儲けをゲーム感覚で面白がるユ・ジテさんの立ち位置が微妙でもっと悪に徹した男を見せてほしかった。


🎬『ビッグ・ショット』ウーバイ監督/中国/107分/シネマート新宿 「のむコレ3」

血の気が多いが情の厚いのベテラン刑事・ソン・ダーシェン(ワン・チエンユエン)は、一人息子のために良い学区の住宅を探していたが高倍率で思うように行かなかった。そんな時に友人から不動産会社の財閥御曹子チャオ・タイ(バオ・ベイアル)を紹介されたが、長年の経験からあくどい匂いを嗅ぎとったソン刑事は……。

韓国映画の『ベテラン』を中国がリメイク。見慣れないワン・チエンユエン、バオ・ベイアルの個性がいい味を出していたが、やはり韓国に軍配。


🎬『リチャード・ジュエル』クリント・イーストウッド監督/アメリカ/131分/新宿ピカデリーにて

シネマート新宿から歩いて300歩の新宿ピカデリーに来た。縦に長くてエスカレーターで上へ上へといくので何かあったら、どうやって逃げるのか不安になる劇場だ。ギリギリに駆け込んだので前の列の3席だけあいていた。

試写で観たがもう一度大画面で堪能したかった。キャシー・ベイツが大勢の記者たちの前で息子の無罪を訴える場面や「口を聞くな」と注意するがつい要らんことを言ってしまうジュエルを忌々しく見るサム・ロックウェルの表情が忘れられない。


🎬『マルカルニカ ジャーンシーの女王』ラーダ・クリシュナ・ジャガルラームディ監督/インド/148分/新宿ピカデリーにて

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僧侶の娘に生まれたマニカルニカ(カンガナー・ラーナーウト)は、幼い時から剣術や弓、乗馬などをして、活発な美しい女性に育った。ジャーンシーの王ガンガーダル・ラーオに嫁いだマニカルニカはラクシュミーという名を与えられ、人びとからラクシュミー・バーイーと呼ばれて親しまれるようになった。

だが悲運なことに王子が亡くなり、その後、王も病死する。そんなジャーンシー藩の弱味につけ込んでイギリスは藩王国を併合。ラクシュミーは城を明け渡すが……。

インド映画がちょうどいい時間にやっていて値段はシニアで1200円で同じだったので観ることにした。

勇気ある女性と思うが映画が大袈裟な描き方だったためにどこまでが史実だったか疑問に感じた。話百倍とは言わないが話十倍ぐらいにはなっているだろう。でも今日の4作品はウトッとは何回があったが、ストーリーが分からなくなるような居眠りはしなかった。



posted by ミッキー at 07:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする