2020年01月23日

『残された者 北の極地』『マザーレス・ブルックリン』『エクストリーム・ジョブ』

今日は試写がないので見逃した作品を3作品観る予定だ。まずいま観たばかりの『残された者ー北の極地ー』マッツ・ミケルセン主演で今日が最終日。

🎬『残された者ー北の極地ー』ジョー・ペナ監督アイスランド97分伏見ミリオンにて

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小型の飛行機事故で北極地帯に不時着したパイロットのオボァガードは、壊れた飛行機をシェルター代わりにして、雪の荒野を毎日歩き回り、魚を釣り、救難信号を出すという行動をして生き延びていた。しかし、他のヘリコプターが強風のために墜落し女性パイロットだけが大怪我を負っていたが息をしていた。瀕死の彼女を看護しながら、自らの足でこの地を脱出する決意をして……。

これ今日が最終日。だから見逃した方はきっとDVDで見ればOKと思っていらっしゃる方もDVDではきっと止めてしまうかはや回しする可能性大だ。もう最後まで見続けてマッツ・ミケルセンと一緒に頑張って大変疲れた。終わってすぐには体が固くなっていてちょっとの間うごけなかった。
マッツ、頑張ったね、と抱きしめてあげたくなった。


🎬『マザーレス・ブルックリン』エドワード・ノートン監督、主演、脚本、製作/アメリカ/144分/ミッドランドスクエアシネマ2にて

チック障害を抱えながら人並み以上の記憶力を持つ私立探偵のライオネル・エスログ(エドワード・ノートン)の人生の恩人であるボスのフランク・ミナ(ブルース・ウィルス)が殺された。犯人を探るために彼は天性の勘を生かして事件を追う。

エドワード・ノートンは昔『僕たちのアナ・バナナ』を作っている。幼なじみの3人が成長してから再会して心通わせるロマンティック青春映画だった。この時も監督・製作・主演をしている。2作目がガラリと趣を変えて『マザーレス〜』だ。

主人公は唐突に「イフ」「イフ」とか、心に浮かんだ変な言葉が口をついて出てくる。例えばウェイトレスのおばちゃんに「おっぱい、ゆれてる、おっぱい」とか言う。落ち着きがない時とすごく切れる頭で真相を探る時の両面で戸惑うが、見ているうちに慣れてくるから不思議だ。

アレック・ボールドウィン、ウィレム・デフォーさんらが共演して厚みのある作品ではあるが144分は長すぎ。

★音楽はブルックリンが舞台にふさわしいジャズ。これは相当力が入っていて聴きごたえがあった。


🎬『エクストリーム・ジョブ』イ・ビョンホン監督/韓国/111分/ミッドランドスクエアシネマにて

国内麻薬密輸情報を入手したコ班長(リュ・スンリョン)は、チャン刑事(イ・ハニ)マ刑事(チン・ソンギュ)ヨンホ警官(イ・ドンフィ)、ジェフン警官(コンミョン)の5人のチームで潜伏捜査をする。

24時間の監視のため、犯罪組織のビルの前にあるチキン屋に入り浸る予定だったが、今日で閉店と主人がいうし、向かいビルの組織が時々配達注文されるので、その時に情報をせしめようと、コ班長は退職金を前借りしてチキン屋を買い取って、5人のメンバーによるチキン屋を開店。

今までひっそりとしていたお店だったがまさかの大繁盛!そんなある日、捜査の絶好のチャンスが……。

韓国映画はこうでなきゃ! 5人の個性あふれるドタバタぶりに笑いながら見た。会場は70人ぐらいでほとんどが女の方。若い方もたくさんいらっしゃった。最後はめでたしめでたしだが、唐揚げ作りに四苦八苦する様子は本当に面白かった。若い警官のコンミョンさんがミッキーの❤️
posted by ミッキー at 13:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月22日

さりげない優しさに溢れていた 2月1日公開『淪落の人 』

🎬『淪落の人』オリヴァー・チャン監督/香港/111分/2月1日より新宿武蔵野館他にて全国順次ロードショー公開

工事現場で事故にあって半身不随になった初老の男性・昌榮(アンソニー・ウォン)は、公営住宅でわけあって一人暮らし。生活は家政婦頼みだが、なかなか長続きしないのが悩みの種だった。

そんな彼の元にフィリピンからの出稼ぎ・家政婦が住み込みでやって来た。名前はイヴリン(クリセル・コンサンジ)で看護師の資格もある女性だったが、まるっきり広東語がわからないので、話がわからずイライラするが、一生懸命介護してくれる彼女にだんだんと彼の心がときほぐして……。

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あまり皆は驚かないようだったが、ミッキーはサム・リーさんが出ているので、それがわかった時から嬉しくて仕方なかった。15年ほど前のやんちゃオチャメのサム・リーさんが大好きだった。数年前の『メイド・イン・ホンコン/香港製造 ( 4Kレストア・デジタル・リマスター版)でリバイバル上映していたので、今はどうしているか心配していたのだ。

この作品での役はアンソニー・ウォンさんの元同僚で40代後半ぐらいの男。イヴリンが休みに日曜にエロビデオを持参してくれて一緒に見たり、急に人手がいる時に気いよく手伝ってくれる役だ。出番もかなりあった。

以前に比べればお顔もふっくらしていたが、確かにサム・リーさんだった。新人女性監督さんでアンソニー・ウォンさんやサム・リーさんを選ぶなんてすごい。ミッキーはサム・リーさんに会わせてくれて「ありがとう、ありがとう」と何回もつぶやいた。

★ 『インファナル・アフェア』のアンソニー・ウォン主演。第38回香港電影金像奨最優秀主演男優賞に輝いた。2019年・第14回大阪アジアン映画祭に「みじめな人」のタイトルで出品され、観客賞を受賞。
★「淪落」の意味は落ちぶれて身をもちくずすこと、と出ていた。題名から受けるイメージが暗いが内容はコメディー要素もふんだんにある。
posted by ミッキー at 23:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月21日

車椅子女子「知られざる世界」に挑む 2月7日公開『37セカンズ』

🎬『37セカンズ』 HIKARI監督/日本、アメリカ/115分/2月7日より新宿ピカデリー他にて全国順次ロードショー公開

東京の郊外に住んでいる23歳の貴田ユマ(佳山明)は、シングルマザーの恭子(神野三鈴)と2人で暮らし。過保護な母親のもとで車椅子生活を送っているが口うるさく世話をしてくれることが、少し疎ましく思っているユマだった。

彼女は親友で少女コミックの漫画家SAYAKA(萩原みのり)のゴーストライターをしているが、それは2人だけの秘密だった。SAYAKAは今時のアイドル風で可愛くて人気があった。ユマはそんな親友の姿を見て羨ましく感じていた。

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監督さんはロサンゼルスを拠点に活躍する方で本作がデビュー作。漫画家のゴーストライターとして空想の世界を描き続けていたユマを演じる佳山明さんを見出すまでのご苦労は大変なものだったと思う。

自立してアダルト漫画家になりたいがSAYAKAに内緒で出版社に自作を持ち込んでも、SAYAKAに似ているとかセックスの体験のないきれいごとの内容だと批評されてしまう。

そこでユマは……この後は書かない。これは障がい者だからということより、誰しも自分の殻を破る勇気に繋がる作品だと感じた。

★題名の37秒は、出生時に37秒間呼吸が止まったことによる脳性麻痺になってしまったことからつけられた。
★ユマを演じた佳山明さんも同じ脳性麻痺を抱えながら、社会福祉士として活動している方。
posted by ミッキー at 18:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする