2019年12月10日

幾何学的才能を酷使したエッシャー 12月14日公開『エッシャー 視覚の魔術師』

おはようございます。
シドニーに住んでいる娘から、周辺の山火事で街中にも煙は来て日頃マスクなどしない人までつけていると言ってきた。
元々、山火事慣れしているシドニーだがこんなことは初めてで、水の制限も出たらしい。10時から4時までは水まき禁止で見つかると罰則があるらしい。
娘は「お母さんが来るまでに普通になるといいけど……」と言ってくれたが、まだまだ続くようだ。

🎬『エッシャー 視覚の魔術師』ロビン・ルッツ監督、撮影、製作/オランダ/80分/12月14日よりアップリンク渋谷他にて全国順次ロードショー公開

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2018年に生誕120周年になる「だまし絵」で知られる版画家M.C.エッシャーの手紙、日記、講演記録を基に彼の生涯と作品を紹介するドキュメンタリー。

マウリッツ・コルネリス・エッシャーは1898年にオランダ北部レーワルデンに生まれる。幼い時から絵ばかり書いていたが家庭の雰囲気はどちらかというと理数系の血筋で彼も建築家を目指して美学校に入るが、そこで教えていたオランダの画家サミュエル・メスキータに装飾美術の才能を認められる。

エッシャーは雨上がりの道端にできた水たまりを見るのが好きだったり、芸術家と呼ばれるのをひどく嫌ったりなど逸話もたくさん出てくる。作品の個性とも相まって独特な雰囲気の中でドキュメンタリーを堪能した。

★ユダヤ人であったメスキータはその後ナチスドイツによって家族共々殺害されるが、エッシャーは彼の作品を守り、戦後、弟子たちの手で回顧展を企画した。メスキータの絵を見るとエッシャーが彼から受けた影響が大きいことがわかる。 

posted by ミッキー at 08:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする