2019年12月08日

現実の悲惨さが迫ってくる12月13日公開『家族を想うとき』

🎬『家族を想うとき』ケン・ローチ監督/イギリス、フランス、ベルギー/100分/12月13日よりヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国ロードショー公開

イギリスの地方都市ニューカッスルに暮らすターナー家は、貧しいながらなんとか暮らしていた。父のリッキー(クリス・ヒッチェン)は自前の車を買ってフンチャイズの宅配ドライバーとして独立。母アビー(デビー•ハニーウッド)は夫の車購入で自分の車を売って、バスで介護の仕事をしている。

高校生のセブ(リス・ストーン)と小学生のライザ(ケイティ・プロクター)は日増しに父母のいない時間が増えて寂しい時を過ごすことになって……。

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『麦の穂をゆらす風』『わたしは、ダニエル・ブレイク』と2度カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した巨匠ケン・ローチ監督新作。

チラシを見ると仲の良い家族4人が写っていてきっと貧しいながらも想いあって、辛いことを乗り越えて、幸せに暮らして行く物語と勝手に想像していたが、違った。もう、辛い、辛いの連続で、途中で家族が思いやる時もあるにはあるが、すぐ元どおりの辛さが波にように押し寄せてくる。

観終わって「心配ごとが増えた」感じが体全体に広がった。そして数日経った今、「これこそ現実」と考え直した。

描かれていることは世界共通だけど、最も似ているのは日本だと思う。救いといえばご夫婦仲が話し合いによって歩み寄っていたこと。

★これ、ただ今失職中とか借金まみれの方には辛すぎるかもしれない……。
posted by ミッキー at 10:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする