2019年12月22日

『ブレッドウィナー』YEBISU GARDEN CINEMAにて

一昨日は4本するすると観られたが昨日は2本、それも一本は大方寝ていた。娘アパートで3時間寝て起きたのが7時半。シドニーに行くための荷物点検したり、新しく開拓した定食屋さんに行ったり、本格的に寝たのが11時。でも5時までノンストップで熟睡。

名古屋に忘年会のために行っている東中野娘もシドニー娘も口うるさく体調に気をつけてと言ってくれるが今のところ娘たちより元気だ。

今日は、YEBISU GARDEN CINEMAで『ブレッドウィナー』を予定している。その後は未定だが渋谷に行って『気候戦士〜』も観たいが……。

何を勘違いしたか、11時始まりと思って恵比寿ガーデンシネマについたが、1時始まりだった。着いたのは10時半でその時にあと3席と言われた。ええ、すっごい人気だ!と驚いたらゲストトークがあるからだった。

ゲストはサヘル・ローズという方で知らないお名前だったので調べてみた。

イラン西部の小さな町に生まれる。イラン・イラク戦争のさなかに国境近くにあった町はイラク軍の空爆により壊滅、13人の大家族のなかで生き残ったのは末っ子のサヘルさんだけで、後に養母となるフローラ・ジャスミンに救い出され孤児院で暮らす。空爆被害で本来の出生年、出生名が不明。後年考えた出生年や名前を使っている。養母と共に日本に来て活躍中。

時間を間違えてきたが、ボケていたおかげで映画もトークも見られる。きっと今日は運の良い日かもしれない。

🎬『ブレッドウィナー』ノラ・トゥーミー監督/アイルランド、カナダ、ルクセンブルク/94分

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タリバン政権の続くアフガニスタン。戦争で片足を失った父と優しい母、姉と幼い弟と暮らしている少女パヴァーナ(声サーラ・チャウディリー) は、家族で協力して露店を出してどうにか生活していた。

そんなある日、突然父がタリバンに連行されてしまう。女だけでは外出が禁止されていて食料が手に入らない。そこでパヴァーナは髪の毛を切り男の子に変装して街に出て……。

監督さんは『ブレンダンとケルズの秘密』のトム・ムーア監督と共同監督した方。

力強いアニメだった。アニメのベストテンに入れた。

過酷な生活の中で5人家族が協力しあって暮らしていたが、ちょっとしたことで刑務所に入れられる。弟は赤ん坊で、女ばかりになって外に水も汲みに行けないようになる。もちろん食料の買い出しもままならない。そんな生活がもし我が身に降りかかって来たら……と思いながら観た。

ミッキーの両側の女の方たちは涙で鼻水をすすりながらごらんになっていた。ゲストのサヘル・ローズさんは美しさと知性を兼ね備えた方でお話もわかりやすくて好感が持てた。「男の人と女の人が一緒に映画を観られない国もあるんですよ」と言われて、幸せを噛みしめた。

★アンジェリーナ・ジョリーさんがプロデューサーとしても参加している。題名の意味は「生き延びるために」






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2019年12月21日

『2人のローマ教皇』アップリンク吉祥寺にて

昨日は4本観て久しぶりにゆっくりお湯につかったら7時間ノンストップで熟睡。

今日は吉祥寺のアップリンクにいって『2人のローマ教皇』『第三夫人の髪飾り』それから恵比寿で『ブレッドウィナー』余力があれば東京都写真美術館ホールの『羅小黒戦記』と予定しているが、どうなることやら……

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今回初めておじゃましたアップリンク吉祥寺、とても広くて椅子もゆったりしている。東中野から数駅なので嬉しい限りだ。

🎬『2人のローマ教皇』フェルナンド・メイレレス監督/イギリス、イタリア、アルゼンチン、アメリカ/125分

2012年、カトリック教会の方針に不満を持つベルゴリオ枢機卿 (ジョナサン・プライス) は、ベネディクト教皇 (アンソニー・ホプキンス) に辞任を申し入れるが、その頃、スキャンダルに直面し自信を失っていたベネディクト教皇は、ベルゴリオの辞任を認めず、ローマに呼びつける。

今まで事あるごとに考え方のまったく異なる2人だったが、カトリック教会の未来を築くため、過去を振り返りながら理解し合っていくが……。


映画の始まりは教皇自身が電話で飛行機チケットを取る場面。名前を言うと「法王さまと一緒ですね」と言われ、では住所を、と問われて、バチカンと言いかけると「イタズラは止めてください」とガチャンと切られてしまった。

そんな愉快なはじまりだから食い入るように最後まで観た。数年前に公開された『ローマ法王になる日まで』は若い時代を描いているが、『2人のローマ教皇』は前ベネディクト法王の選出の時から、今の法王選出までを描いている。

選出手順など事細かに知ることができたのと2人の法王の胸襟を開いた会話がとても示唆に富んでいた。深刻な話ばかりでなく、説教じみたところもない。思いがけない笑いもあった。

これも今年最後の映画としてオススメできる。

★『第三夫人の髪飾り』はぐっすり寝てしまった。何回か目を覚ましたが、またとろとろと……本格的に起きたのはお産のシーン。半分以上過ぎていたはず。終わってからも眠気があったので娘アパートに帰って3時間寝た。





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2019年12月20日

2019年最後の東京映画三昧デー(1)『ある女優の不在』『転がるビー玉』『彼らは生きていた』『THE UPSIDE/最強のふたり』

今日から24日まで東京。今はポレポレ東中野お隣の行き付けの喫茶店「イツキ」で☕️&ホットサンド。シドニー娘に土産にするためにお気に入りのコーヒー豆を焙煎予約した。

今日から「2019年最後の東京映画三昧デー」として劇場、試写室、新作などミックスしてアップ予定。

🎬『ある女優の不在』ジャファル・パナヒ監督、脚本、製作/イラン/100分/ヒューマントラストシネマ渋谷にて

イランの人気女優ベーナーズ・ジャファリに見知らぬ少女から自殺動画が届けられた。その少女は女優を目指して芸術大学に合格したが、家族の不理解で夢が破れて自殺を決意したと語りながら最後は乱れた画面の動画が彼女の死を意味していた.

友人であるパナヒ監督と撮影中だったジャファリは監督の車でマルズィエが住むイラン北西部の村に向かうが……。

これは今年のフィルメックス映画祭で上映されたもの。公開決定だったので観なかった。

相当山奥のところで不思議な習慣のある地域だ。「女が意見を言う」「大学に進む」「芸人になる」など村の恥という。昔、女優をやっていた女は村八分になって人里離れたところで一人住まいで、だれも近寄らない。偶然にもこの地に人気女優、女優になりたい少女、過去に女優だった女と揃ったわけだ。

★昔はいざ知らず、今の日本なら、これら3つは大歓迎だろう。
★曲がりくねった細い山道がまるで監督さんや女たちの「来た道行く道」のように感じた。
★2018年・第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で脚本賞を受賞した。

🎬試写『転がるビー玉』宇賀那健一監督/94分/1月末公開

ルームシェアをしている女の子3人。住んでいるビルは渋谷再開発で取り壊しされることが決まっているので、かなり安い家賃で借りて生活している。女の子たちは、路上で歌っていたり、モデルを目指していたりと目的はそれぞれだが仲良く暮らしていた。だがとうとう3ヶ月後にはあけ渡すようにと通知がきて……。

設定と題名がいいので期待した。だが渋谷は「再開発」されるが3人の先きが見えて来ない。映画中でそれを少しでも見せてほしかった。

🎬試写『彼らは生きていた』ピーター・ジャクソン監督/イギリス、ニュージーランド/99分/1月下旬公開

1914年、人類史上初めての世界戦争である第一次世界大戦が起こる。イギリスの各地に兵士の募集がかかり、若者は年齢を偽ってまで兵士になった。その当時の実写フィルム、町に貼られたポスターを映像修復、色をつけて3D映像化。語りはBBCが保存していた退役軍人たちのインタビュー音声を使用した。

シドニーの映画館で1月早々に『1914』の原題で公開するのでもう一度観てみたい。

🎬『THE UPSIDE/最強のふたり』ニール・バーガー監督/アメリカ/125分/ヒューマントラストシネマ渋谷にて

フランス映画『最強のふたり』のアメリカ版。まあ、どうせ本家本元がいいに決まってるがニコール・キッドマンさんが出ているので観た。

それがなんとミッキー的にはオペラがふんだんに使われていてうっとり。キッドマンさんみたいな超がいくつもつく美人さんを世話がかりトップにするんだから「お金」の力をまざまざと見せてくれたし、日常の貧しさ?を忘れさせてもくれた。
これは映画見納め作品にぴったり。
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