2019年12月25日

1月10日公開映画 未体験ゾーン的映画『シライサン』『フォードVSフェラーリ』

🎬『シライサン』安達寛高監督、脚本/99分/1月10日より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー公開

眼球の破裂した死体が連続して発見されたが、死因は心臓麻痺。不思議なことに死ぬ直前に何かに取り憑かれて怯えている様子だったという共通点があった。親友の香奈(江野沢愛美)を目の前で亡くした大学生の瑞紀(飯豊まりえ)と、弟を失った春男(稲葉友)は一緒に事件の真相を調べ始める。

まもなく2人は事件の鍵を握る女性・詠子(仁村紗和)を探し出したが、彼女も「シライサン……」という謎の言葉を残し、今までの事件と同じように死んでしまう。事件に目をつけた雑誌記者の間宮も加わって「シライサン」の呪いが明らかになっていくが……。

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まさかミッキーの本名が映画の題名になるとは❗️名古屋松竹の配給さんからDVDをお借りしてじっくり見た。飯豊まりえさんの怖がりようが尋常じゃないところが気に入った。彼女は生来の怖がり屋さんかもしれない。監督さんは人気小説家の乙一さんこと安達寛高氏が長編監督デビュー。もちろん脚本も手がけいる。

最初、瑞紀と香奈が変な話をしていた。「結婚式の写真で、拍手する写真が皆偶然にもピタッと両手を合わした形なの、偶然にしても奇妙だと思わない?」この写真は出ないで、言葉で想像させて恐怖を煽っていた。これ、ホラー好きには「聞いて勝手に想像して怖がる」という醍醐味が堪らない。音や悲鳴などより長く残る恐怖感だ。

最初にこれで、中間に染谷くんが指を動かしながら怖い話を語るシーンがこれまた不気味……そして最後に……と、まあ観ていただくしかない作品。

🎬『フォードVSフェラーリ』ジェームズ・マンゴールド監督/アメリカ/153分/1月10日よりTOHOシネマズ日比谷他にて全国ロードショー公開

ル・マンでの勝利を目指すフォード社から依頼を受けた元レーサーで、今はカーデザイナーのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)は、常勝のフェラーリ社に勝つためにフェラーリを超える新しい車の開発と優秀なドライバーの獲得が早急な仕事だった。

彼はは破天荒なイギリス人レーサーのケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)に目をつけた。上層部からは懸念する意見も出たがマイルズをチームに引き入れることに成功した。


1966年のル・マン24時間耐久レースで王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いた。

これは正月気分を吹っ飛ばすのに超最適映画。会社対会社、技術者対技術者、レーサー対レーサー、そして名優対名優。それぞれの立場での臨場感あふれる実話。153分はあっという間だった。

監督さんは『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』のジェームズ・マンゴールド。
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2019年12月24日

2020年1月10日公開 ♪歌関連『フィッシャーマンズソング コーンウォールから愛をこめて』『ティーンスピリット』

★「ブラック企業大賞2019」が発表された。「大賞」は2年連続の三菱電気。「ウェブ投票賞」は楽天。「特別賞」は過去に大賞を受賞したことがある電通とセブン‐イレブン・ジャパンの2社。「#MeToo賞」は長崎市。

★ラピュタ阿佐ヶ谷に来た。ひばり、チエミ、いづみの3人娘がおりなすラブコメ『大当り三色娘』3人はお手伝いさんでいろいろな事情で「宝田明さん」に絡むストーリー。最後はめでたしめでたしで終わるが、飯田蝶子さんや浪花千栄子さんにスクリーンでお会いできて嬉しかった。

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会場内はほとんど年寄りの男性ばかり。大音響のイビキが聞こえて、後から係の方に文句をいっていた方がいたがいつかミッキーもそうなるかと思って黙っていた。


★もう今晩から機上の人。こちらの試写で観た1月10日公開の作品をアップしたい。

🎬『フィッシャーマンズソング コーンウォールから愛をこめて』クリス・フォギン監督/イギリス/112分/1月10日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国ロードショー公開

舞台は、イングランド南西部コーンウォールの北部に位置する小さな漁村・ポート・アイザック。この地にもうすぐ結婚する男とその友人たちが独身最後の旅行で訪れたのは音楽関係の仕事をするグループ。

その中の1人の男ダニー(ダニエル・メイズ)に、浜辺で歌う漁師たちの合唱団「フィッシャーマンズ・フレンズ」と契約を結ぶようにと言い置いて先に帰ってしまう。

上司から彼らとの契約を命じられ、1人残されたダニーはちいさなホテルに部屋を借りて本腰を入れて交渉するが……。


男たちの合唱団、といっても15〜20人ぐらいだ。でも日頃、漁で大声を出しているためか腹から出る声はズーンと響いてきて力強い歌声だった。j

ダニーは本気になって本社と交渉するが……面白く観ていただきたいので書けるのはここまでだが、主役のダニエル・メイズさんのちょっと頼りなさげな男がだんだん自信に満ちた男の顔になっていく。おまけにシングルマザーとの恋話も。老若男女楽しめる♪映画。


🎬『ティーンスピリット』マックス・ミンゲラ監督、脚本/イギリス、アメリカ/94分/1月10日より 角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー他にて全国ロードショー公開

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イギリスの片田舎町・ワイト島でポーランド移民の母子家庭で育った内気なヴァイオレット・ヴァレンスキ(エル・ファニング)にとって、貧しさや孤独から解き放ってくれるのは歌うことだけだった。

そんな彼女は、地元で国際的に有名な人気オーディション番組「ティーンスピリット」の地方予選が行われることを知り、歌手になる夢を実現するために、予選のオーディションに参加する決意をするが……。

エル・ファニング演じるヴァイオレットははじめこそ自信のない歌いようだったが、オーディションの回が進むごとにどんどん上手くなっていく。彼女自身も子どもの頃から女優とシンガーを夢見ていたらしい。ヴォーカルのトレーニングを4ヶ月やって役作りして、自分と役の両方で夢を叶えたわけだ。

★映画中で昔オペラ歌手だった初老の男・ウラド(ズラッコ・ブリッチ)に才能を見出され的確な指導を受けて上達するが、そのレッスンは理にかなったもので充分納得のいくものだった。







posted by ミッキー at 07:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月23日

『葛根廟事件の証言』池袋シネマ・ロサにて

年末27日公開の『男はつらいよ 50 お帰り 寅さん』 お正月映画だが気に入らないところが2つある。

1 最初、歌っている有名歌手がなんだかしっくり来ない。最後に歌う寅さんの歌声、歌心に痺れるが最初に「お帰り」雰囲気を満たしてほしかった。かと言って最後にも有名歌手には歌ってほしくない。

2 映画中、満男(吉岡秀隆)の亡き妻の七回忌で親族が集まる。亡き妻の父(小林稔侍)も駆けつける。年老いた義父が帰る間際に「先のことも考えて再婚したらどうか」と心配して言うと不平顔をする満男。皆が見送る中、満男だけは行かない……ミッキーはその時、こいつ、小説家だと言ってるがどんな小説を書いてる?こんな大人げない男の書いている小説、読みたくない! と怒りがわき起こった。

憮然とした気持ちを隠して、先頭でタクシーに乗る義父を見送るべき立場じゃないか?寅さんなら「東京駅の新幹線のホームまでお見送りしろ」と言うに決まってる。生きていたら殴られるぞ!

お正月映画に水をさすつもりはない。2つ以外は観て楽しめる作品で過去の寅さんシリーズからうまく映像を取り込んでいた。


話は変わって、どうしても観たいドキュメンタリーが二つある。『葛根廟事件の証言』と『気候戦士〜クライメート・ウォーリアーズ〜』 明日はラピュタ阿佐ヶ谷のモーニングショーで『大当り三色娘』これをもって日本での映画は打ち止め予定。


🎬『葛根廟事件の証言』田上龍一監督/74分/池袋シネマ・ロサにて

太平洋戦争が終結する前日、旧満州から日本に引き揚げようとしていた日本人の一団が、旧ソ連軍の襲撃によって1千人以上も殺害された「葛根廟(かっこんびょう)事件」の真実に迫るドキュメンタリー。

映画は、人間の喜怒哀楽を写し鏡のように訴えてくれる。それと同時に自分の「無知さ」も教えてくれる。映画はミッキーにとって「教室」だ。そう強く感じたのがこのドキュメンタリーだった。

若い監督さんが上映後にロビーで待ち受けていらっしゃった。観客の方は皆ミッキーを含めお年寄りばかりだった。監督さんの周りに集まって口々に「ありがとうございました」と感謝の気持ちを表していた。

生きて無事に日本に帰国でき証言された方は当時少年少女だった。目前で肉親の死を見た子、中国の養父母に育てられた子、その経験を語る一人ひとりの表情には、自分だけが生き残った「後ろめたさ」を吐露する方も多かった。

★このドキュメンタリーの上映は今週で終わると聞いたが、ひとりでも多くの方々に観ていただいて、この「事件」の風化をふせぎたいと願った。
★予定していた『気候戦士〜クライメート・ウォーリアーズ〜』はやめた。
posted by ミッキー at 00:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする