2019年12月31日

2019年12月のブログ・リスト

12月1日 2019年11月のブログ・リストhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191201-1.html
12月2日第20回東京フィルメックス受賞作品発表 来年公開 ・日本映画『ロマンスドール』少しhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191202-1.html
12月3日『ファイティング・ファミリー』『羊とオオカミの恋と殺人』 TOHOシネマズ名古屋ベイシティhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191203-1.html
12月4日 30余年を経てアニメで再び12月13日公開『ぼくらの7日間戦争』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191204-1.html
12月5日『KIN/キン』ミッドランドスクエアシネマ2にてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191205-1.html
12月6日12月6日公開映画(1)『ラスト・クリスマス』伏見ミリオンにてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191206-1.html
12月7日12月6日公開映画(2)『“隠れビッチ”やってました。』ミッドランドスクエアシネマ2にてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191207-1.html
12月8日 現実の悲惨さが迫ってくる12月13日公開『家族を想うとき』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191208-1.html
12月9日 妻と娘への愛の証 12月13日公開『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191209-1.html
12月10日幾何学的才能を酷使したエッシャー 12月14日公開『エッシャー 視覚の魔術師』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191210-1.html
12月11日 IQ160のシリアル・キラー12月20日公開『テッド・バンディ』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191211-1.html
12月12日 Netflix 『アメリカで最も嫌われた女性』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191212-1.html
12月13日 12月13日公開映画(1)再会の夏』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191213-1.html
12月14日 12月13日公開映画(2)『カツベン!』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191214-1.html
12月15日『孤独なふりした世界で』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191215-1.html
12月16日『私のちいさなお葬式』今池シネマテークにてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191216-1.html
12月17日 DVD『ヒトラー最後の代理人』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191217-1.html
12月18日『リンドグレーン』東京神保町岩波ホールにて上映中、名古屋来年1月11日栄センチュリーシネマにて公開 http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191218-1.html
12月19日ポン•ジュノ監督最新作12月27日公開『パラサイト 半地下の家族』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191219-1.html
12月20日 2019年最後の東京映画三昧デー(1)『ある女優の不在』『転がるビー玉』『彼らは生きていた』『THE UPSIDE 最強のふたり』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191220-1.html
12月21日 2019年最後の東京映画三昧デー(2)『2人のローマ教皇』アップリンク吉祥寺にてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191221-1.html
12月22日 2019年最後の東京映画三昧デー(3)『ブレッドウィナー』YEBISU GARDEN CINEMAにてhttps://blog.seesaa.jp/cms/fan/regist/input?fan_blog_name=mikki-eigazanmai
12月23日『葛根廟事件の証言』池袋シネマ・ロサにてhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191223-1.html
12月24日 2020年1月10日公開 ♪歌関連『フィッシャーマンズソング コーンウォールから愛をこめて』『ティーンスピリット』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191224-1.html
12月25日 2020年1月10日公開映画 未体験ゾーン的映画『シライサン』『フォードVSフェラーリ』http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191225-1.html
12月26日ゆれゆれ✈️機内で映画三昧 『The White Storm2- DrugLords』(掃毒2/天地対決)http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191226-1.html
12月27日シドニーで映画三昧(1)『Portrait of a Lady on Fire』Newtown Dendyシネマ(理解度半分以下)http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191227-1.html
12月28日シドニーで映画三昧(2)『Knives Out』Newtown Dendyシネマhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191228-1.html
12月29日シドニーで映画三昧(3)『Jojo Rabbit』Newtown Dendyシネマhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/archives/20191229-1.html
12月30日シドニーで映画三昧(4)『The Farewell』Newtown Dendyシネマhttp://mikki-eigazanmai.seesaa.net/article/472872969.html
12月31日 2019年12月のブログ・リスト


posted by ミッキー at 06:03| Comment(0) | ブログ・リスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月30日

シドニーで映画三昧(4)『The Farewell』Newtown Dendyシネマ

大晦日は大忙しだから今日が映画最終日。今日1本見ればちょうど670本(試写室、劇場、映画祭のみ)。最後は良いのにしたい。デンディシネマの『The Farewell』か、event cinema(電車で10分)の『Ip Man 4: The Finale』のどちらか。それとも2度目の韓国映画『パラサイト』。時間的には『The Farewell』日本での公開が決まっている女性監督の作品。

悩んでいると娘が「正月は暇だから会社でも評判がいいパラサイト、一緒に行きたい」と言ったので、今日は近場の女性監督のものにする予定。この作品は名古屋の配給さんから、本年度ゴールデングローブ賞2部門にノミネートされ、アカデミー賞受賞も期待されている との情報も入っているので、これに決めた❗️

🎬『The Farewell』ルル・ワン監督、脚本/アメリカ/100分/Newtown Dendyシネマ

家族や親族から尊敬されている中国のおばあちゃん(チャオ・シュウチェン)が末期の癌と診断された。幼い頃に親と共にアメリカへ渡った作家志望の娘ビリー(オークワフィナ)は、家族が祖母に余命のことを言わないと決めているので猛反発する。

「お前はすぐ顔に出るからついて来なくてもいい、行くお金だってないでしょ」と母親から言われてしまう。しかし孫の中でも特に可愛がってくれて、時々する電話だけでもとっても喜んでくれるおばあちゃん。絶対に真実を言わないと約束させられて中国・長春に行くことにした。

中国各地から親族が集まるが、それをおばあちゃんに不思議がられないように、急遽、ビリーのいとこの結婚式をすることにした。誰しも「絶対告知しない」人ばかりの中で、これでいいのか……と自問するビリーだった。


これ、今年最後の映画にして正解❗️最初(多分)真実の嘘のお話 と出てきた。引き付けられるフレーズだ。出てくる英語もわかりやすく、画面からきっとこんな話してるんだ、と思わされ英語中1、1学期レベルのミッキーも理解度7割。

立場は違うが娘がシドニーに嫁いでいるので、習慣の違い、考え方の違いで大ごとにはならないまでも、幾度か揉め事はあった。それを乗り越えての十数年。だからこの映画こそ娘と一緒に観たかった。

主役のオークワフィナさんはとても庶民的なお顔なのに、自分の考えや人の話を聞く時には(中国語が上手くないせいか)とても注意深くなって、それと同時に知性が滲み出てくる。

理解してもらいたい、相手のことも理解したいという「人生において普遍的なこと」が丁寧に描かれていた。

★いとこのお嫁さんが日本人だったのには驚いた。ひょっとして結婚式をするために「頼まれた女で中国語完璧にわからないのをいいことに、黙ってニコニコしているだけのバイト?」と半分思っているが……本当なら日本の親族だって急に来れないところではないので来るはずだし、嫁の友人もいないし、はてさて。
★ニューヨークのオークワフィナさんの住んでいる大きなソファーのある部屋が立派なので驚いた。一部屋にしても大きすぎるしシェアしてる風にも見えなかった。

 
 



posted by ミッキー at 07:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月29日

シドニーで映画三昧(3)『Jojo Rabbit』Newtown Dendyシネマ

昨日、おせち作りの合間に「良いお年をお迎えください」の英文を聞いてみたらHappy New Year でいいんだよ、手紙なら I wish you a Happy New Yearと書くといいよ と教えてくれた。なんだいつも使っている英文だ。

今日から、ミッキーの受け持ちおせち「松前漬け数の子」作りを始める。塩水に数の子をつけて6時間おきに3回かえる。そして薄皮を丁寧にとって松前漬と合わせる。ただそれだけなのにとっても緊張する。

★今日もデンディシネマ。歩いて10分で200ドル分のカードを娘夫婦からもらっているので、今のところここに通いつめている。

🎬『Jojo Rabbit』タイカ・ワイティティ監督、脚本、出演/アメリカ/109分/Newtown Dendyシネマ

第2次世界大戦下のドイツに母親ロージー(スカーレット・ヨハンソン)と2人だけで暮らしている10歳のジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)は、空想上の友人・アドルフ(タイカ・ワイティティ)の助けを受け「ヒトラーユーゲント」で立派な兵士になるために頑張っていた。

しかし、訓練でウサギを打ち殺すことができなかったジョジョは、教官のクレツェンドルフ大尉(サム・ロックウェル❗️)から「ジョジョ・ラビット」というあだ名をつけられて、仲間たちから、からかわれてしまう。

そんなある日、ジョジョは亡くなった姉の部屋の隠し部屋に母親がこっそりと匿っていたユダヤ人の少女を見つける。少女はエルサ(トーマシン・マッケンジー)といって、驚くジョジョに向かって「通報すると、匿ってくれたお母様もあなたも殺されるわ」と脅すのだった。

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これは1度試写で観ていたが子役の男の子のかわいさと『ピッチ・パーフェクト』のレベル・ウィルソン見たさにデンディに来た。それを娘に言うとウィルソンさんはシドニー出身だよと教えてくれた。(へぇー)

ヒトラーを空想上のブラックコメディーとしては2015年の映画『帰ってきたヒトラー』がある。『ジョジョ〜』はブラックコメディーにいろんな要素が入れ込んである。例えば母親の行動、少年少女の対話などで、この作品の「時代は変わっても、同じ」という提示もされている。

★日本公開は1月中旬。邦題はそのまま『ジョジョ・ラビット』
posted by ミッキー at 08:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする