2019年11月16日

11月15日公開映画(2)『アンドレア・ポチェッリ 奇跡のテノール』『ベル・カント とらわれのアリア』

🎬『アンドレア・ポチェッリ 奇跡のテノール』マイケル・ラドフォード監督/イタリア/115分/ミッドランドスクエアシネマ2にて

イタリア、トスカーナ地方の小さな村。待望の男の子アモスの誕生を家族が大喜びしたが、眼球の異常で弱視とわかった。だが家族に愛され明るく過ごしていた。しかし12歳の時、授業中、サッカーボールが顔に当たって強い光だけどうにか感じることができるが全盲に近くなった。

そんなアモスは盲学校に入学する。だが高校は名門に入学。目の不自由な生活の中で叔父が歌が上手な彼をコンテストに連れて行き見事優勝を果たす。教会の集まりや結婚式で頼まれて歌っていたが、男声特有の変声期がきたのをきっかけに弁護士を目指す。

でもオペラ歌手を諦めきれないアモス(トビー・セバスチャン)は、幸運にも多くの有名オペラ歌手を育てたスペイン人の歌唱指導者マエストロ(アントニオ・バンデラス)と出会い彼の人生を一変させる。

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世界的に有名なテノール歌手アンドレア・ボチェッリの半生をつづった自伝的小説を映画化。監督は『イル・ポスティーノ』のマイケル・ラドフォード監督のメガホンで映画化。歌唱シーンは少年期以外は全てボチェッリ本人が吹き替えしている。

彼の歌声もたっぷり聴けて大満足だった。特に大きく頷いて納得したのはマエストロの声楽レッスンの様子。その前に朝は7時、寝るのは10時、タバコもお酒もダメ。歌う1週間前からは「沈黙」とすべて声楽家の教訓。腹式呼吸の教え方も納得。

一つ気になったのは日常会話が英語だったことだ。一応?イタリア映画になっているので、そこのところが不満だ。

🎬『ベル・カント とらわれのアリア』ポール・ワイツ監督/アメリカ/101分/名古屋センチュリーシネマにて

実業家のホソカワ(渡辺謙)と通訳のゲン(加瀬亮)は南米のとある国の副大統領邸でのパーティーを心待ちにしていた。ホソカワの会社の工場誘致を望む主催者は、彼が大ファンであるソプラノ歌手のロクサーヌ・コス(ジュリアン・ムーア)のサロンコンサートを企画した。

オペラ好きの現地の名士や各国の大使も集まり、女神のようなロクサーヌの歌声が流れたその時、突然テロリストたちがなだれ込んであっという間に邸内を占拠した。

彼らの目的は、刑務所に収監されている同志の解放を求めるもので、赤十字から派遣されたメスネル(セバスチャン・コッホ)を仲介人にして、政府と交渉をする。だが交渉は遅々として進まず……。


史実か?と思ったが「1996年に起こったペルー日本大使公邸占拠事件をヒントに作家・アン・パチェットが執筆したもの」を映画化。

どおりで芝居がかっているところがあった。本当のところはもっと厳しいものに違いないと思いながらもロクサーヌの歌声に魅了された。渡辺謙より加瀬亮の押さえた演技が好ましかった。

★ 吹き替えはルネ・フレミングさんだが、ジュリアン・ムーアの口のあけかたや舌の位置がオペラ歌手のものになっていた。これこそベル•カント唱法といえる。
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2019年11月15日

11月15日公開映画(1)『ブライトバーン恐怖の拡散者』『地獄少女』

🎬『ブライトバーン恐怖の拡散者』デビッド・ヤロベスキー監督/アメリカ/91分/名古屋109シネマズにて

不妊に悩むトーリ(エリザベス・バンクス)とカイル(デビッド・デンマン)夫妻のもとに赤ちゃんがやって来た。夫妻は赤ちゃんをブランドンと名付け、愛情をいっぱいにすくすくと成長。頭は優秀だったが引っ込み思案で学校では浮いた存在ではあったが、穏やかな生活が続いていた。

だが12歳の頃から反抗期もあって、性格と行動を徐々に変化していって……。

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初日初回で40人ほど。まあまあの出足。

邪悪な少年の持って生まれた能力はとてつもないもの。悪いことに使ってしまったから目も当てられない残酷さもあるが、いいことに使えばスーパーマン。

始まりは小さい時の無垢な可愛さをたっぷり見せてくれたので12歳からの変貌には驚愕しながら見入った。

★最後に流れた♫歌がとっても良かった。意味は分からなかったが映画にぴったりだった。


🎬『地獄少女』白石晃士監督/107分

深夜0時に開く秘密のサイ「地獄通信」に依頼すると地獄少女が代わりに恨みを晴らしてくれるという都市伝説が街中で話題となっていた。女子高2年の市川美保(森七菜)は、大好きなアーティスト・魔鬼(藤田富)のライブで知り合った南條遥(仁村紗和)に魅了されて、彼女と一緒に魔鬼ライブのコーラス部のテストを受けることにした。

合格したのは遥だったが、彼女は徐々に様子がおかしくなっていく。そんな遥を心配した美保は、魔鬼が遥をライブで行う「儀式」の生け贄にしようとしていることを知り、噂のサイトにアクセスするが……。


相当お金がかかっている映画だった。男優はさほどではないが女優さんたちが美しく、特にお着物姿が美しい玉城ティナさんに見惚れた。ティナさんに「一度、死んでみる?」と聞かれて「あなたに殺されるなら地獄行きでもいいです!」と思う男性陣も少なからずいるに違いない。

★ 仁村紗和さんも森七菜も切れ長の目をもつ日本美人。活躍中の若手女優さん。



posted by ミッキー at 19:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月14日

キム・ユンソクさん監督デビュー11月15日公開『未成年』

ポン・ジュノ監督、ソン・ガンホ主演の『パラサイト 半地下の家族』を試写で観た。始まりから最後の1シーンまで緊張を強いられて興奮がなかなか消えなかった。公開は来年1月10日。

半地下に住んでいる4人家族の話だが部屋の上の窓から道行く人の様子が伺える状態。住まいだけでも興味津々だ。

ネダバレはダメという監督さんのお願い用紙も配られて書けないが、韓国社会の富める者貧しい者が浮き彫りにされていた。公開されたら絶対にもう一度観たい。

🎬『未成年』キム・ユンソク監督、脚本、出演/韓国/96分/11月15日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋「のむらコレクション」

女子高生のジュリ(キム・ヘジュン)は会社経営の父親(キム・ユンソク)が同級生ユナ(パク・セジン)の母親と浮気をしていることを知って、ユナを呼び出して忠告をした。しかし「母はあんたの父親の子を妊娠しているよ」と言われた。

口論中にジュリにかかってきた母親からの携帯を奪い、ユナは浮気をばらしてしまう。

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『チェイサー』『哀しき獣』の名優キム・ユンソクさんの監督デビュー作品。

このドロドロの原因はジュリのパパの優柔不断が元。ユンソクさんのあたふたぶりが上手い。いろんな事情で女の子同士、髪の毛を引っ張って取っ組み合い喧嘩になる。

しかし、この家族間の大きな問題を乗り越えて「強く生きて」行けそうだと感じさせる終わり方だった。

★ジュリは丸顔、ユナはほっそりとしたお顔。キム・ユンソク監督さんは俳優選びが上手い!
posted by ミッキー at 21:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする