2019年10月25日

10月25日公開映画(1)『スクールズ・アウト』『 T-34 レジェンド・オブ・ウォー 』

🎬『スクールズ・アウト』セバスチャン・マルニエ監督/フランス/103分

パリの名門中学校で授業中に突然担任教師が教室の窓から飛び降りた。命はとりとめたものの意識不明。その代用教員の職にありついたピエール(ロラン・ラフィット)は飛び降りした先生のクラス(名門中学校でも特に優秀な生徒のクラス)を受け持つことになって……。

「シッチェス映画祭2019」で上映されるが今年のフランス映画祭で観た作品。

ちょっと作り過ぎな作品。生徒たちの異常ぶり、赴任してからのピエールの日常や精神状態の変化、職員室の様子など同僚教師の「先生ぶり」が日本とは違うのが面白かった。


🎬『 T-34 レジェンド・オブ・ウォー 』アレクセイ・シドロフ監督、脚本/ロシア/113分/名古屋109シネマズにて

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第二次世界大戦下、若きロシアの新米の指揮官・イヴシュキン(アレクサンドル・ペトロフ)は、ドイツ軍指揮官・イェーガー(ビクトル・ドブロヌラボフ)のドイツ戦車軍団と死闘の末に壊滅させるが、捕虜となってしまう。

拷問されても名前も階級を黙秘するイヴシュキンは独房で身を横たえていたが、数年たってイブシキンが収容所で今だに生きている事を知ったイェーガーは、個人的恨みから彼に1台のT-34を与え、武器なしの状態で軍事演習の的になる事を要求する。

圧倒的に不利な状況の中、イブシキンは捕虜3名とともにT-34を使って脱獄を計画するのだった。


会場はほぼ7割が男性。戦車好きにはたまらない作品。

ナチスの捕虜になったソ連兵が4人で一台の戦車を酷使して敵の軍勢に立ち向かう姿を描いたロシア製戦争アクション。「太陽に灼かれて」の名匠ニキータ・ミハルコフが製作に加わって、T-34の本物を使用した。

戦車ものではブラッド・ピット主演の映画『フューリー』を思い出すが、ロシアの新作は戦車同士の対決。戦車を手足のように操れる男たちのリアルな描写がキモになっている。

残念だったのは弾丸の行き先をCGスローモーションで何回もやっていてリアルさが薄まったこと。よかった点は、言葉がロシア語、ドイツ語で通訳を介してやっていたこと。その通訳も捕虜の女性で、恋も芽生えるという設定だった。
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2019年10月24日

『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』名古屋今池シネマテークにて

🎬『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』レミ・シャイエ監督/フランス、デンマーク/81分/名古屋今池シネマテークにて

19世紀のロシアのサンクトペテルブルグ。14才の貴族の少女サーシャには心配ごとがあった。大好きな祖父が1年前に北極航路の探検に出たきり帰って来なく、探索船で探しても行方はわからなかった。

そんなある日祖父の部屋から別の航路の地図が出てきて再度探索船を出してもらおうと大臣の息子や父親に頼み込むが取り合ってくれない。サーシャは無謀にも祖父を探しに北極圏を目指して城を出るが……。

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アヌシー国際映画祭観客賞、TAAFグランプリを受賞したフランスとデンマーク合作の長編アニメ。

アニメでありながら大画面の作り方がとても自然だった。懐かしい色合いの中、広大な北極の厳しい寒さや氷との戦いで進む探索船の過酷な様子にも圧倒された。

この作品の魅力は、音楽は深い音色のチェロ、ロシアを描いた映画なのにフランス語(当時ロシア貴族はフランス語が日常的に使われていた)、貴族のお姫様が酒場で働いて北極圏に行く船を見つけ、船の中の男社会でいろんな苦難を乗り越える……。

いろんな意味で大人の鑑賞にたえる作品と感じた。
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2019年10月23日

栗色の髪の少女を守れ!11月1日公開『ブラック校則』

🎬『ブラック校則』菅原伸太郎監督/117分/11月1日よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国ロードショー公開

冴えない高校2年生の小野田創楽(佐藤勝利)や同級生で大親友の月岡中弥(橋海人)の通う光津高校の生徒達は、同じような髪形、同じ制服、同じカバン、同じ靴で、個性のかけらもなかった。そんな厳しすぎる「ブラック校則」の中で生徒たちは学生生活を送っていた。

そんな中でも、存在が空気のような小野田創楽はクラスの最底辺で最低の青春を生きていた。親友の月岡中弥は教室の空気を読めなくて予測不能な行動で周囲を驚かせるという性格で創楽とは正反対。

そんな2人にも気になる女子生徒がいた。彼女の名前は希央(モトーラ世理奈)は学校に馴染めず、髪を黒く染めることに反発し不登校気味。生まれ持った美しい栗色の髪の彼女に恋心を抱く創楽は……。

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題名からして年金満額婆さんが観る作品ではない。それにストーリーは先が読めてしまう。

しかし、主演の佐藤勝利くんの「凛々しい若武者風のお顔」はご老人さんにも受けることが間違いない!それにソバカス少女のモトーラ嬢。個性的で佇まいに不思議な魅力をたたえていた。これからどんな女優さんに成長していくか楽しみだ。

posted by ミッキー at 21:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする