2019年08月19日

ベル・エポックの想いいっぱいの宝石箱 8月24日公開『ディリリとパリの時間旅行』

🎬『ディリリとパリの時間旅行』ミッシェル・オスロ監督、脚本/フランス、ベルギー、ドイツ/94分/8月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国順次ロードショー公開

新たな芸術や科学技術でパリが栄えた「ベル・エポック」と呼ばれた19世紀末〜20世紀初頭の時代。どうしても外国に行ってみたいニューカレドニアに住む混血の少女・ディリリは、密かに船に乗ってパリにやってくる。そしてパリの街を知り尽くした配達人の少年オレルと出会い仲良くなる。オレルはたくさんの人々と知り合いで、パリの有名人たちをディリリに紹介してくれた。

そのころ、少女の誘拐事件が街を騒がせていて「男性支配団」という謎の集団による犯行といわれていて・・・。


『キリクと魔女』『アズールとアスマール』のフランスアニメーションの巨匠のミッシェル・オスロ監督による長編アニメ。

夢を見ているようなアニメ。アニメにもいろいろあるなぁと感じた。

今年になってアニメ・ベストテンにはいりそうなのが6作品(『映画 きかんしゃトーマス GO!GO! 地球まるごとアドベンチャー』『バイオレンス・ボイジャー』『絶望の怪物』『半島で生きたい〜演技派おやじの奮闘記』『ザ・タワー』『天気の子』)ある。

この『ディリリとパリの時間旅行』で7作品目。独特な物語、絵柄で楽しませてくれた。

★日本語吹替版では、10月公開の『駅までの道をおしえて』の新津ちせと斎藤工がやっている。

★第44回セザール賞で最優秀アニメ作品賞を受賞。



posted by ミッキー at 01:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月18日

エルトン・ジョンの知られざる半生 8月23日公開『ロケットマン』

🎬『ロケットマン』デクスター・フレッチャー監督/イギリス、アメリカ/121分/8月23日よりTOHOシネマズ日本橋他にて全国ロードショー公開

両親から満足な愛情を注がれず、少年時代を過ごしたエルトン・ジョン(タロン・エガートン)。やがて彼は人並外れた音楽の才能を認められ、瞬く間に伝説的ロックミュージシャンへの道を駆け上がっていく。


数日前の民放テレビで来日したタロン・エガートンがエルトン・ジョンの洋服(普段着)でファンの声援にこたえていた。思わず「エルトォーン!」と叫んだ。

もちろん彼を知ったのは『キングスマン』『キングスマン・ゴールデン・サークル』でお目当て主役の渋い方だった。そして『SING/シング』で声もいける!と確認した。そして、ここに来て『ロケットマン』の主役で一躍「超・有名スター」誕生。

どうして彼が抜擢されたのは「歌える、体型が似ている」だ。

試写でいただいた資料をみると「5ヶ月間、ボーカルとピアノ」のレッスンを特訓して役作りに励んだそうだ。大人になってからのエガートンは言うまでもなく◎だが、子ども時代を演じた少年も称賛されるべき存在。だが、どこにもお名前は記されていなかった。(ミッキーの目がふしあなだったかもしれないが)
 
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2019年08月17日

8月17日公開映画『鉄道運転士の花束』

DVDを5枚買った中に『河』があって、おどろいたことに始めに淀川長治さんが画面に出ていた。

巨匠ルノワール監督は大好きな監督で、当時封切りされた日に友人と観に行って大感激したが、横のお連れさんはほとんど居眠りしていたので「それからは絶交して一生口もきかなかった」と語っていた。映画愛が溢れすぎてけっこうキツイ仕打ちをする方だなぁと思ったが、映画の真髄にふれると無我夢中で話しかけてくださった。もちろん『河』は2回もみてしまったが、オマケでおおいに得した気分になった。

今日も暑いが頑張って公開初日の『鉄道運転士の花束』を観る予定だ。


🎬『鉄道運転士の花束』ミロシュ・ラドヴィッチ監督、脚本/セルビア、クロアチア/85分/名古屋センチュリーシネマにて

定年間近の鉄道運転士のイリヤ(ラザル・リストフスキー)は、その長い現役中に事故で28名を死なせてしまったという不名誉な記録を持っていた。そんなある日、孤児院から脱走した10歳の少年が線路に立ち入って自殺しようとしていた。どうにか直前で停止させたが、あまりにも思い詰めていたので内密に一晩だけ彼の家に連れ帰った。

それが縁で彼の養子になったシーマ(ペータル・コラッチ)も19歳となって学業も優秀な素直な青年に巣立った。
口は重いが優しいイリヤの職業・鉄道運転士になることを夢見ていたシーマだったが、イリヤの猛反対をうけて鉄道汽車の掃除係として遠方に行かされてしまうが…。


珍しいセルビア映画。笑っていいのか、悲しんでいいのか、戸惑いながら観た。

大きな事故の後には運転士にカウンセラーがついてケアするが、イリヤは事細かく事故の顛末を「6人の手足がバラバラになって、首が一つ引っかかっていてこちらにウィンクしていた・・・」などと話すものだから、カウンセラーが気がおかしくなるぐらいだった。

言っていることはむごいが、線路に入ったり、車が踏切でエンコしたりの事故は運転士としてどうしようもなく、それを乗り越えてこそ一人前の運転士という職場。

その「乗り越え」の苦しみを味わいさせたくないイリヤがシーマに運転士をさせない理由なのだ。しかし、ことの流れで運転士になったシーマは・・・絶対観て損はないと思うセルビア映画。ぜひ劇場にお出かけいただきたい。
posted by ミッキー at 02:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする