2019年07月27日

今日、7月27日公開『北の果ての小さな村で』『隣の影』

夏になると自宅マンションの風の通り道にゴザの上にタオルケットをひいて寝ている。昨日は風のとおりがすごく🌀台風かなとテレビを付けたら、東海地方に向かっていたので驚いた。すぐ起きてコンビニにカセットボンベと米(カップ一個分しかなくて)を買いに行った。一人暮らしだからもしかの時の備えには気をつけている。

さて今日公開する作品はほのぼの系ドキュメンタリーと「怖い」近隣問題のドラマだ。まずほのぼの系から。

🎬『北の果ての小さな村』サミュエル・コラルデ監督、脚本/フランス/94分

デンマークから28歳の新人教師アンダース(アンダース・ヴィーデゴー)が、グリーンランド東部にある人口80人の村・チニツキラークの小学校に赴任する。彼は家業の畜産農業を継ぐことに迷いがあってしばらく郷里から離れたいのが本音だった。

だが、すぐ考えが甘かったことに気付いた。極寒の地の慣れない生活の上に、言葉も習慣も異なり、10人足らずの生徒たちともうまくなじめず、村人からも「よそ者」扱いで孤立してしまう。

そんなある日、生徒のアサー少年が連絡もなしに一週間も欠席したので家を訪ねると、おばあさんから祖父と一緒に犬ぞりで狩りの旅に行ったと言われ「孫のアサーの夢は猟師になることで、それに必要なことはすべて祖父が教えている」とキッパリと言い張るのだった。

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一見するとドキュメンタリーのように感じるが出てくる人や生徒たちは全部ご本人。

赴任する前の面接でデンマークの教育長に「グリーンランドの言葉を覚えたい」と意気込んだアンダースに「そんな必要はなく、あなたはデンマーク語で話をして生徒たちにしっかりデンマーク語を教えてください」と念を押されている。

そこにはグリーンランドとデンマークの関係が浮かび上がってくるし、家庭にはほとんど父母がいなくて(きっと出稼ぎに行っている)祖父母と暮らしている。

狭い台所の床でアザラシを手際よく解体して生肉を食べたり、固い皮を噛んで柔らかくして犬ぞりの用具を作っていたシーンは自然と共存する適度な距離と知恵を教えて貰った。

⭐️東京と名古屋で2回試写で観たが公開中にもう一度劇場に足を運びたい作品だ。


🎬『隣の影』ハーフシュテイン・グンナル・シーグルズソン監督/アイスランド、デンマーク、ポーランド、ドイツ/89分

男友だちとのゲイ関係を妻に知られてしまったアトリ(ステインソウル・フロアル・ステインソウルソン)は、家を追い出されて彼の実家に転がり込んだ。彼の両親は隣家の老夫婦から「お宅の庭の大木のせいで、うちのデッキが影になる」と前々からクレームを受けていた。そんな矢先、実家で飼っている愛猫が姿を消してしまい……。

なんとまあ、やり切れない展開だった。痛い痛い展開なのでお得意の💤はゼロだったけど、猫を嫌がらせでどこかに葬ったと早合点したアトリの母親が……後はネタバレだから書かないが覚悟してご覧いただきたい。

⭐️一昨年の東京国際でペットを安楽死させる男の映画が(確かでペット安楽死請負人 ?)があったが、あの作品より後味が悪かった。
posted by ミッキー at 10:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする