オープニングのセレモニーはお馴染みのブルボンヌさん。黒地に花模様のロングドレスでご登場。今回はM代表が転勤のために欠席されて副代表のI青年が代わりに挨拶された。誠実で落ち着いた方だった。
ゲストに「プライドハウス」東京代表・松中権氏、元ドイツ2部リーグ所属の女子サッカー選手・下山田志帆さんが登場されて、オープニング作品『マリオ』の感想やご自身の関わられている仕事のお話をしてくださった。M代表がいらっしゃらないのは寂しいがお仕事なら仕方ない。
さあ、いよいよ『マリオ』が始まった。
🎬『マリオ』マルセル・ギスラー/スイス/119分
スイス・BSCヤングボーイズでトップチームへの昇格を目指し頑張っているマリオ(マックス・フーバッヒャー)。そのチームにドイツからストライカーのレオン(アーロン・アルタラス)が移籍してくる。
クラブからの指示で、レオンの面倒をみるために二人は同室になり、ツートップとして息の合った試合をするが、ある夜、ふいに一線を越えてしまう。間もなく、二人の親密な関係の噂がチームに広がり、マリオは決断を迫られることになって……。
マリオ役・マックス・フーバッヒャーさんは『小さな独裁者』の主役、レオン役・アーロン・アルタラスさんは『ヒトラーを欺いた黄色い星』で、16歳の少年オイゲン・フリーデ(活動家の家に匿われ、ヒトラー青少年団の制服を着て身元を偽り、反ナチスのビラ作りに協力する)を演じている。
映画はサッカーチームの中での物語だが、サッカー場面3で2人の恋愛が7の割合。
主演お二人はドイツで若手俳優。セックスシーンは◎、だけどもお身体のつくりはスポーツマンのそれではない。
それに気になったのが食事場面。スポーツやって、それもトップレベルなら食べ物のこだわりがあって当然だが、そんな場面は普通より簡単に映していた。
恋人、婚約者のふりをする幼なじみの女性も登場するが、マリオの気持ちも彼女の気持ちもちょっと理解できなかった。
そうかと言ってつまらないわけではなく、いつ見つかるのかとひやひやしながら観入ってしまった。
⭐️映画が終わったら、出口には転勤先から駆けつけてくださったM代表がニコニコ顔で見送ってくださった。