2019年06月03日

EUフィルムデーズ2019(2)『エッシャー無限の旅』

東中野の娘は仕事で出張なので、アパートにはミッキー1人。そこで新しい食事処を開拓しようと「落合」界隈で歩いたことのない道を1000歩だけ真っ直ぐ歩いた。こう決めれば迷子にならない。もし曲がるなら携帯に文字で「床屋の角を右にまわる。ここまで500歩」と書いてからまた歩くのだ。シドニー娘の時もそうしている。日本語が通じる東京だって、夜おばあちゃんが1人うろうろしていたらみっともないだろうと念には念を入れている。

ずんずん歩いていたら近場にはないと思っていたファミマがあって、すぐそばにお風呂屋があった。中野区内の風呂屋さんならすべて名前を知ってるから歩いているうちに新宿区に入っていたらしい。アパートから600歩くらいだからわりと近い風呂屋さん。こんど入りに行こう。

もう少し歩くと暗い町並みの中にひっそりと、トンカツ定食の店、インド人シェフのカレー店、和定食のお店を発見。この和定食屋さんで「赤魚の煮付け定食」と冷奴を注文した。2つで1130円。

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帰りの歩数はアパート扉まで1300だった。すったかすったかと歩けないので、歩数の割には近いところだが、よい散歩になった。

🎬『エッシャー無限の旅』ロビン・ルッツ監督/オランダ/80分/日本初上映

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2018年に生誕120周年になる「だまし絵」で知られる版画家M.C.エッシャーの手紙、日記、講演記録を基に彼の生涯と作品を紹介するドキュメンタリー。

マウリッツ・コルネリス・エッシャーは1898年にオランダ北部レーワルデンに生まれる。幼い時から絵ばかり書いていたが家庭の雰囲気はどちらかというと理数系の血筋で彼も建築家を目指して美学校に入るが、そこで教えていたオランダの画家サミュエル・メスキータに装飾美術の才能を認められる。

エッシャーは雨上がりの道端にできた水たまりを見るのが好きだったり、芸術家と呼ばれるのをひどく嫌ったりなど逸話もたくさん出てくる。作品の個性とも相まって独特な雰囲気の中でドキュメンタリーを堪能した。

⭐️ユダヤ人であったメスキータはその後ナチスドイツによって家族共々殺害されるが、エッシャーは彼の作品を守り、戦後、弟子たちの手で回顧展を企画した。メスキータの絵を見るとエッシャーが彼から受けた影響が大きいことがわかる。
posted by ミッキー at 03:26| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする