日本の山奥の村に住む8歳のアメリカ人少年ボビー(声:悠木碧)は、数少ない友人のあっくん(声:高橋茂雄)と飼い猫のデレクを連れて、村はずれの山に遊びに出かける。
その途中に「体感型アトラクション バイオレンス・ボイジャー」書かれた立て看板を発見。好奇心から彼らは不気味な娯楽施設に入って行った。
どことなく古びていて薄気味悪い施設だったが遊び疲れて休んでいたら、ボロボロの見すぼらしい服を着た少女・時子(声:前田好美)と出会う。彼女は数日前からここいるが、どうしても出ることが出来ないと言う。
行動を共にすることにした彼らは、以前に迷い込んでいた村の子どもたちと会うが、謎の白いロボットによる襲撃を受けて、子どもらは次々と捕らえられてしまう。
宇治茶さんお一人で、監督、脚本、編集、キャラクターデザイン、作画、撮影の6役をやっている。桁外れた才能の(異能)持ち主だ。
ゲキメーションとはアニメーションと漫画(劇画)を融合したもので、内容も友情、恋、不思議、想像、恐怖と盛りだくさんだ。
不思議な感覚のアニメで、新しいと古い、スマートさと稚拙、引き込まれると引いてしまう、優しさと残酷さ、いろんなものが混じりあって、説明のしようがない。
⭐️試写ではただただ驚きながら観たが、公開されたらじっくり観てみたい。残念ながら名古屋上映は今のところ未定。