2019年04月19日

4月19日公開(1)『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン〜失われたひろし〜』『僕たちのラストステージ』

そろそろ出かける時には日傘がいる日差しになった。一つ荷物が増えるが、今年は何本日傘を忘れて紛失するか……とちょっと心配😟。最近の忘れ物は傘、上着、帽子。傘以外は途中で気付いたがぼんやりもうっかりも日常茶飯事になってしまうのが怖いこの頃だ。

🎬『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜』橋本昌和監督/100分/名古屋109シネマズにて

ひろしとみさえはお金がなくて新婚旅行に行っていなかったので、家族(ワンちゃんまで連れて行く?!)で参加ができるオーストラリア激安新婚旅行ツアーに行くことにした。
幸せな新婚旅行となるはずだったのだが、オーストラリアに到着してまもなくパパ・ひろしがコアラの列車にさらわれてしまう。しんのすけたちは、ひろしを奪い返すためトレジャーハンターたちとともに秘境に入って行く。

初日初回は大人ばかり(それも年配の方)4名。テンポは早いけど、これくらいなら付いていける。ギャグも満載でクスッと笑えた。最後は一家の絆が深まるというお話は見えているがこれはこれでいいと😄楽しんだ。


🎬『僕たちのラストステージ』ジョン・S・ベアード監督/イギリス、カナダ、アメリカ/98分

1937年。スタン・ローレル(スティーヴ・クーガン)とオリバー・ハーディ(ジョン・C・ライリー)のお笑いコンビ「ローレル&ハーディ」はハリウッド・コメディ界の頂点に君臨していた。だが、それから15年が経過した1953年には、彼らは過去の人となっていた。

お粗末なホテルで大きな荷物を自分で持って階段をえっちらおっちらとあげなければならないほど落ちぶれてしまったが、努力したおかげで次第にファンを取り戻していく。


試写室の明かりが憎たらしいぐらいに早くついたので涙をふくまもなかった。

同じ時代に活躍したチャップリンやバスター・キートンはお馴染みだったが「ローレルとバーディ」はほとんど知らなかった。昔の喜劇映画でおかしな2人を観た記憶があるぐらいだ。

ステージのシーン、舞台裏の様子、奥様同士の皮肉合戦、ご本人たちのいざこざが辛口ユーモアと悲哀を持って描かれていた。最後のエンドロールで実際のお二人の映像を見たら涙が溢れて来た。

⭐️老若男女(中学生以上なら)問わずの名作映画を是非ともGWにごらんいただきたい。
posted by ミッキー at 11:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月18日

現実と寓話のはざまで 4月19日公開『幸福なラザロ』

今池シネマテークでジャン・ヴィゴ監督『アタラント号』を観た。ジャン・ヴィゴ監督は29歳の若さで亡くなった方で長編作品はこれ一つだ。
ストーリーは

ル・アーヴルと田舎町を結ぶ船・アタラント号。若い船長のジャン(ジャン・ダステ)は結婚式を挙げたばかりのジュリエット(ディタ・パウロ)と一緒に乗り込んで、新婚旅行でパリに行こうとしている。この船には変わり者のジュール爺さん(ミシェル・シモン)と少年水夫(ルイ・ルフェーヴル)がいて、新婚気分は半減するも、それでもいちゃついている2人。無線から流れるパリのおしゃれなニュースに浮かれるジュリエット、美人若妻がパリの男の目に触れさせたくないので早めに船を出そうとするが……。

若いお二人さんもいいが年老いた船員のミシェル・シモンさんの特異な風貌や情のある眼差しに痺れた。裸になって船長のお嫁さんに刺青を見せるなどお茶目なところもあった。カメラのアングルも狭い船内から大海原までとても素敵なモノクロ作品だった。


🎬『幸福なラザロ』アリーチェ・ロルヴァケル監督/イタリア/127分/4月19日よりBunkamuraル・シネマ他にて全国順次ロードショー公開(名古屋:4月27日よりセンチュリーシネマにて公開)


20世紀後半のイタリア。大洪水の影響で深い渓谷になり周辺から隔絶されたインヴィオラータ村の人たちは、領主であるデ・ルーナ侯爵夫人(ニコレッタ・ブラスキ)の小作人としてタバコ農園で働き搾取されていた。わずかな利益も公爵夫人の手下で村人を監督するニコラ(ナタリーノ・バラッソ)が持ってくる生活必需品と交換すると手元には残らず、借金になる貧しい生活だった。

村一番の働き者で素直な若者・ラザロ(アドリアーノ・タルディオーロ)は、大人しい性質のために周囲から仕事を押し付けられていたが嫌な顔一つしないで黙々と働いていた。

そんなある日、侯爵夫人の息子タンクレディ(ルカ・チコヴァーニ)が村にやってくる。タンクレディはラザロの純真さをいいことに自分の誘拐を企て、彼に協力させるが……。


監督さんの前作は『夏をゆく人々』で、人里離れた広々とした農園で古来の養蜂をしている一家の話。これも外界から遮断されているという点では似ている設定だった。

新作は現実に起きた事件に神的寓話を入れ「人間本来の幸せな生活」をラザロを通して描いている。ラザロ自身は神的体験をするがそのことに気付きもせず、最初から最後まで「変わらない」まま存在する。その圧倒的な存在に人間の汚れた部分が洗われていくような清々しさを感じた。

⭐️眼差しと自然な立ち姿が美しいラザロ役を演じたアドリアーナ・タルディオーロさんは21歳。高校時代にスカウトされた。もちろん演技経験はなく、現在は大学生で俳優の道は学業を終えてから考えると語っている。

⭐️アリーチェ・ロルヴァケル監督の実姉はイタリアの有名女優のアルバ・ロルヴァケルさんで旦那さまがこの映画の後半に出てくるセルジ・ロペスさん。GWに有楽町で開催されるイタリア映画祭2019には『私の娘よ』と『ルチアの恩寵』の2作品にアルバ・ロルヴァケルさんが出演する。チケットは購入済みだ❗️




posted by ミッキー at 22:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月17日

僕は僕でしか生きていけない! 4月19日公開『ある少年の告白』

GWは例年どおり有楽町朝日ボールのイタリア映画祭だが、ネットを調べたら2作品完売とあった。慌てて今朝コンビニで10作品のチケットをゲットした。

これで10連休は東京でイタリア映画祭、伊豆の掃除、そのあと3日間は名古屋でNetflix三昧とほぼ決定となった。


🎬『ある少年の告白』ジョエル・エドガートン監督、脚本、出演/アメリカ/115分/4月19日よりTOHOシネマズ
シャンテ他にて全国ロードショー公開

ジャレッド(ルーカス・ヘッジズ)はアメリカ南部の田舎町で牧師をしている父親(ラッセル・クロウ)と美しい母親(ニコール・キッドマン)の一人息子として愛情をいっぱい受けて育ち、何不自由なく青春を送っていた。しかし、思いがけない出来事をきっかけとなって自分は男性が好きであることに気づいた。

ジャレッドはその事実を両親に告げるが二人はその言葉を受け止めきれず動揺する。父から連絡を受けた牧師仲間が続々と家を訪れ助言をしてくれるが、父は「今のお前を認めることはできない。心の底から変わりたいと思うか」と聞かれたが、苦しんでいる母の顔を見たジャレッドはNOとは言えずに、とある施設に入れられてしまう。そこでの治療は極秘とされて誓約書にサインまでさせられて……。


原作者ガラルド・コンリーが実際に体験した危険なセラピーの実態を告白して、反響を呼んだ実話を、ジョエル・エドガートンが映画化。

観る前はお母さんにニコール・キッドマン、お父さんにラッセル・クロウだから、それだけで驚いた。少年役のルーカス・ヘッジスは『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた若手実力派と注目を集めている。

監督さんは俳優のジョエル・エドガートン。監督作品はこれで2つ目。初監督作品は『ザ・ギフト』これはミッキーのお気に入り映画。

いただいた映画資料には「矯正治療の現状」としてアメリカ合衆国でこれを禁じていない州が2018年の現在でも36州あると書いてあった。

⭐️施設での治療の様子を是非とも観ていただきたい。最後に原作者のご両親が映し出されるがニコール・キッドマン、ラッセル・クロウを起用した理由がわかった。
posted by ミッキー at 08:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする