2019年04月30日

2019年4月のブログ・リスト

2019年4月のブログ・リスト
4月1日 40年の時を経て妄想が現実に……4月12日公開『ハロウィン』
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4月2日 Netflix『ザ・テキサス・レンジャーズ』
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4月3日『ブラック・クランズマン』伏見ミリオン座にて
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4月4日 掟が破られた時、何かが動き出す 4月12日公開『マローボーン家の掟』
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4月5日 今日、4月5日公開『映画 きかんしゃトーマス GO!GO!地球まるごとアドベンチャー』
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4月6日 今日、4月6日公開『JK☆ロック』
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4月7日 歌い!踊る!文工団の青春 4月12日公開『芳華 youth』
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4月8日 スーパーヒーローに変身できる合言葉は? 4月19日公開『シャザム! 』
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4月9日 4月5日公開『希望の灯り』
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4月10日『岬の兄妹』ヒューマントラストシネマ有楽町にて
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4月11日 東京試写三昧デー(1)『スケート・キッチン』『バイオレンス・ボイジャー』『長いお別れ』少しずつ
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4月12日 東京試写三昧デー(2)『ガラスの城の約束』『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』少しずつ
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4月13日『私の20世紀 (4Kレストア版)新宿シネマカリテにて
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4月14日 4月12日公開『魂のゆくえ』ヒューマントラストシネマ渋谷にて
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4月15日 シドニー娘から映画感想『ホテル・ムンバイ』
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4月16日 午前十時の映画祭『未知との遭遇 ファイナル・カット版』ミッドランドスクエアシネマにて
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4月17日 僕は僕でしか生きていけない! 4月19日公開『ある少年の告白』
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4月18日 現実と神的寓話のはざまで 4月19日公開『幸福なラザロ』
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4月19日 4月19日公開(1)『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン〜失われたひろし〜』『僕たちのラストステージ』
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4月20日 4月19日公開(2)『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』
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4月21日『クレイマー、クレイマー』から40年たって 4月27日公開『パパは奮闘中! 』
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4月22日 Netflix『1922』『リラックマとカオルさん』
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4月23日 感想をいただきました ゴールデンウィークにオススメのアニメ映画【前編】 byねんねこ『オネアミスの翼 王立宇宙軍』『ベルヴィル・ランデブー』
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4月24日 感想をいただきました ゴールデンウィークにオススメのアニメ映画【後編】byねんねこ『機動警察パトレイバー THE MOVIE』『マイマイ新子と千年の魔法』
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4月25日 中身はおっさんでも、お声はライアン・レイノルズ❗️5月3日日本先行公開『名探偵ピカチュウ』
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4月26日 亡きロビン・ウィリアムズの意志を継いで 5月3日公開『ドント・ウォーリー』
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4月27日 中国春節・公開映画が日本10連休に 5月3日公開『ペガサス/飛馳人生』
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4月28日 イタリア映画祭2019(1)『月を買った男』『盗まれたカラヴァッジョ(仮題)』
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4月29日 イタリア映画祭2019(2)『私の娘よ』
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4月30日 イタリア映画祭2019(3)『女性の名前』『彼女は笑う』
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4月30日 2019年4月のブログ・リスト
posted by ミッキー at 18:57| Comment(0) | ブログ・リスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イタリア映画祭2019 (3)『女性の名前』『彼女は笑う』

🎬『女性の名前』マルコ・トゥッリオ・ジョルダーナ監督/イタリア/92分/日本初上映

シングルマザーのニーナ(クリスティアーナ・カポトンディ)は豪華な老人施設に、臨時職員としてミラノからロンバルディアの村に越してきた。

施設の神父の面接では半年後にはあなたの働き具合を見て正式に雇うという嬉しい条件も知らされた。住むところも用意され言うことなしの母娘だった。

介護士として働き始めて、間もなくマネージャーのトッリから呼び出しがかかった。その時に同僚の女性たち同士が目配せするようなそぶりに不安を抱きながらも部屋をノックすると……。


『輝ける青春』のジョルダーナ監督さんだから期待していたが、セクハラを訴える裁判が中心の作品。ストーリーも先が百パーセント読めるもので、セクハラを訴える女、セクハラされても仕事がほしい女、それぞれの事情も定番どおりだった。


🎬『彼女は笑う』ヴァレリア・マスタンドレア監督/イタリア/95分/日本初上映

工場中の事故で夫を亡くした妻カロリーナ(キアラ・マルテジャーニ)は、10歳になる息子ブルーノ(マルトゥーロ・マルケッティ)と明日の葬式に着ていく服装について話している。

息子ブルーノは友人と亡き父の葬儀でインタビューされたらどう返答するか練習する。

昔、事故死した息子と同じ工場で働いていた父チェーザレ(レナート・カルペンティエーリ)は、かつての仲間たちと労働条件の改善が出来なかったことを悔いていた。

女優さんが来日なさった。やはり妙齢の女優さんがいらっしゃるのでお客様の入りが違う。女優さんはミッキーの好みではないが「悲しみの中で複雑に揺れ動く気持ちを外に出さない」という難しい役を懸命に演じていた。

老いた父の意外な行動が、妻や幼い息子の内面を見せるとは正反対に外に向かっていくエネルギーに圧倒された。

⭐️『ナポリの隣人』の主役でもあるレナート・カルペンティエーリさんの重厚演技で満足した作品だった。
posted by ミッキー at 08:11| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月29日

イタリア映画祭2019 (2)『私の娘よ』大忙しアルバ・ロルヴァケルさん

🎬『私の娘よ』ラウラ・ビスプリ監督イタリア、ドイツ、スイス96分日本初上映

両親と共にサルデーニャで住む10歳の誕生日が近いヴィットリア(サラ・カス)は、この頃の母ティーナ(ヴァレリア・ゴリーノ)の様子がおかしいと感じていた。物思いにふけったり、会話も上の空だったりしていたのだ。そんな時、母の古い友人という女性アンジェリカ(アルバ・ロルヴァケル)の住む「山」に連れて行ってもらう。

アンジェリカは母と違い自由奔放で話すこともはっきり言うのでまたたく間に大好きになって……。


素晴らしい作品だった。この女性監督さんの前作『処女の誓い』も大好きな作品。

この作品にもアルバ・ロルヴァケルさんが出ていた。話はそれるが東京で同時に『私の娘よ』『ルチアの恩寵(映画祭4作品目)』『幸福なラザロ』『ザ・プレイス 運命の交差点』と4作品に出ている。イタリア映画界でなくてはならない大女優さんだ。

『私の娘よ』はイタリア映画祭公式カタログにはいろいろな出来事が終盤5分前まで書いてある。それは映画の旨味を出しきったように感じている。だからあえて書かないが『月を買った男』と同じサルデーニャで同じような風景が一ヵ所あった。

これは公開されるべき映画で、あいちの女性映画祭でもう一度観られたらこんな幸せなことはないと思っている。


前作の2015年の『処女の誓い』を少し。

女性の地位が低いアルバニア北部の山村。姉妹として育ったハナ(アルバ・ロルヴァケル)とリラ(フロンヤ・コデリ)。

女性として生きるには制限が多い村で、リラは恋人と駆け落ち、ハナは育ての親の仕事を継いで木の伐採などをする。女人禁制の伝統的な掟に従って「終生処女」の誓いをして、ハナの名前から男性名マルクになる。だが、成長するにつれて抑えきれない感情が生まれイタリアに旅立つ。そしてリラの家を訪ねていく。


アルバニアとイタリア、過去と現在、男性と女性と選んだ道も対照なストーリーの中で、ハナの人生が静かに展開する。

一見、地味な作品だったが、生きるためとはいえ、胸のふくらみを隠し、髪を短髪にして、ズボンをはき、腕時計をして、男然と生きていくハナ(マルク)に「これからは石となって生きよ」と耳元でささやく母親の言葉がとても印象深かった。

監督さんは脚本段階からアルバ・ロルヴァケルさんを頭に浮かべていたと語ってくれた。ベルリン国際映画祭コンペティション部門に選ばれた作品。
posted by ミッキー at 08:45| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする