2つの映画でこんな品をいただいた。Bの戦場 よしこのペタッと貼り付ける付箋、おそ松さんではコースター。

🎬『えいがのおそ松さん』藤田陽一監督
世にも珍しい男の子ばかりの6つ子ということで大きな話題となった松野家の子どもたちは、赤ちゃんの時から世間の目を集めてチヤホヤされていたが、20歳を超えたころからは全員がニート、女性とのお付き合いもなしという状態になっていた。
そんな彼らに高校の同窓会に彼女ができるかもしれないと意気込んで行くが、同級生と自分たちの違いにがっくりしてしまう。
しかし、そんな6人に不可思議なことが起こる。それはもうすぐ高校卒業という18歳の過去にタイムスリップしてしまって……。
気楽に楽しめる➕ホロリとするアニメだった。40人ほど入っていてお子さまはいなかった。
タイムスリップしたのは6つ子のうちの誰か一人がこの卒業時期に「強い後悔」を抱えていたからだ。たった2年しか経っていないが高校時代はうんと個性的で別行動が多かったが、20歳の彼らはパパ、ママと同居で2階の一部屋で6人一緒、思い思いの格好で雑魚寝する、そして朝をむかえて「今日は何しようか」と言い合っている。
そんなダラけている6人、アニメだから「笑って許して」楽しんだ。
🎬『Bの戦場』並木道子監督
誰もが認める「ブス」を自覚して、結婚をあきらめて一生懸命ウェディングプランナーとして働く香澄(よしこ)は、新しく赴任してきたイケメン課長・久世(速水もこみち)から突然プロポーズされる。
ブス好きの久世から正真正銘「ブス」呼ばわりされる香澄は、当然、久司を受け入れることができなかった。
さらに出入りのお花屋さんのフラワーコーディネーターの武内(大野拓朗)からも好意をよせられてしまい……。
ブス、不美人、暗くて目立たない設定の映画は多いが、それを演じる人は「元はいい」のがほとんどだ。だけど、だけど、よしこさんは「ホンモノ」だ。失礼な話でごめんなさい🙇
お笑いコンビ「ガンバレルーヤ」の人だが、ミッキーはこの映画を観るまで知らない方だった。
今は、美人か、可愛いか、個性的か、で分類される時代だが、ミッキーの小さい頃は子ども心に「このおばちゃん、よく結婚できたなぁ」「うわ、こわい…」と思う人がけっこういた。当時「はしかは命定め、ホウソウは器量定め」という諺があったくらいだから、きっとそういう方がいたのではないかと思う。
もこみちさんが「顔はブスだが、身だしなみが良くて、品がある、貴女こそ、僕の理想なブスだ!!」と言っていたが、反対にすっごい美人でも洋服センスが良くなくて下品なら、と考えるともこみちさんの言ってることに同感した。でも、こうもブスブスと言われたら凹んでしまう気持ちもわかるな。