だから昨日、勇気?を出して行ってみた。名前は「入船温泉」

入ると穏やかな年配の方がにこやかに対応してくださった。入浴料金は440円、東京より20円安い。
脱衣場は広々(たくさん銭湯には行っているが天井の高さ、広さは最高)としていて、余分なものは一切なくすっきりしていた。お風呂も清潔で広く、お湯温度は熱く、ジャグジーのお湯がちょうどよかった。
お客は時々いらっしゃるという80代の方お一人。会釈をすると地元の方で家に風呂はあるけど時々温まりに来るて話してくださり、昔は朝4時から夜中2時までやっていて、お掃除タイムの2時間だけ閉まっていたとも教えてくれた。
今は朝7時から12時。でも7時からやっている銭湯はそうないだろう。おかげでぐっすり💤6時間連続で寝られた。
🎬『視床下部すべてで、好き』ドウェイン・バルタザール監督/フィリピン/110分/日本初上映
混沌ととしたマニラの下町はたくさんの人で賑わっている。そこをいつも同じ服で歩くミステリアスな美しい面立ちのアイリーン(イアナ・ベルナルデス)。
行く先々で彼女に執着する男たち4人の群像ドラマ。
ミッキーはこの映画に執着した。男4人の「天使」「マドンナ」といえる。これ、観客賞もらえると嬉しいなぁ。映画風味はとろ〜んとしていて温かい「生姜入り葛湯」のようだ。
男4人の説明だけ書こう。
衣料品に勤める若い男は時々来るアイリーンのために気に入りそうな物を自腹で買い込んでプレゼント。
電気屋の親父さんは彼女の言い値で売る。
高校生男子は高校生女子と仲たがいした。女子は腹いせに携帯番号をいろんな人が目に触れるところに書き込んだが、その携帯にかかってきたアイリーンとの会話で夢中になる。
最後の4人目は浮浪者風の男。アイリーンとすれ違いざまにイヤリング、髪の毛?などをサッと取り、自前のダッチワイフにそれを付けて……。
あぁ、もう一度観たい、もう一度アイリーンの清純さ、色気、図々しさ、垣間見せる情…今、書いてて気がついた、これマニラの街と似ているのではないか?と。もう一度観たい!
⭐️視床下部とは、間脳の一部で内分泌機能や自律神経の調整といった生命維持の中枢をになっている器官。食欲や情緒行動、性欲など本能行動も制御している。
⭐️主役のイアナ・ベルナンデスさんは2014年のこの映画祭で上映の『アニタのラスト・チャチャ』で主役したエンジェル・アキノの娘さん。