2019年03月02日

狂気が突き刺さる 3月8日公開『ウトヤ島、7月22日』

先回の上京の時に韓国映画『君の結婚式』のDVDを見せていただいた。今、もう3月1日から公開している作品なのでいち早くお知らせしたい。

高校3年の夏、ウヨンは転校生のスンヒに一目惚れ。ウヨンはスンヒの気をひこうと頑張って、やっと彼氏になれそうな時になって「元気でね」の言葉を残してスンヒが姿を消してしまう……。

冷静で頭のいい彼女の家族に問題があって、一方ウヨンは喧嘩っ早い単純な高校生で家庭は金持ちとはほど遠いが夫婦仲の良い明るい家庭だ。そんな二人の10年に及ぶ恋の行方を描いている。高校、大学、社会人、現在と、二人がどんなふうにお付き合いしていったかがわかる。

このまま行けば結婚するのかと思ったところもあるが……この続きは是非劇場ご覧いただきたい。


🎬『ウトヤ島、7月22日』エリック・ポッぺ監督/ノルウェー/97分/3月8日よりヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国ロードショー公開

ノルウェー、2011年7月22日午後3時17分。首都・オスロの政府庁舎爆破事件により8人が死亡。さらに午後5時過ぎ、オスロから40キロ離れたウトヤ島で無差別銃乱射事件が発生。

ノルウェー労働党青年部のサマーキャンプに参加していた十代の若者たちなど69人が殺害された。犯人はたった一人。当時32歳のノルウェー人であった……。


こんな大事件を、この映画を見るまで知らなかった。2011年には日本で東日本大震災があったにせよ、恥ずかしい限りだ。

いただいた資料を読むと7月22日の2ヵ所のテロは両方とも32歳の男アンネシュ・ベーリング・ブレイビクが単独で行った。彼は積極的に移民を受け入れていた政府のやり方に強い反感を抱いていて用意周到に準備を整えて連続テロを行った。

男はウトヤ島に警察官の服装で上陸して、ライフルと拳銃で無差別に乱射。逃げ惑いながら警察に連絡するが警察の初動ミスと通信トラブルで72分間もの犯行時間となった。

監督さんは最初の銃声からカメラを少女カヤ(アンドレア・バーンツェン)に向けてカットなしのワンテークで撮っている。音楽もなく聞こえるのは悲鳴と銃声だけ。テロが行われた時間と同じ72分を、観ている者も一緒に追体験させるように迫ってきた。
posted by ミッキー at 18:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする