2019年03月25日

Netflix『7月22日』

Netflixにのめり込みそうだ。ミッキーの好みまで察してくれて、毎日、自前の「未体験ゾーンの映画たち」状態だ。まあ、何本見てもDVDと一緒で映画の本数には入れないので、2019年はぐっと本数が減るかもしれない。

🎬『7月22日』ポール・グリーングラス監督/ノルウエー、アイスランド、アメリカ/144分

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2011年7月22日、極右思想を持ったノルウェー人の若者アンネシュ・ベーリング・ブレイビク(アンデルシュ・ダニエルセン・リー)が首都オスロの政府庁舎前で爆弾を積んだ車を乗り付けて爆破、8人を殺害。さらにすぐその足で警官を装って労働党青年部のサマーキャンプが行われていたウトヤ島で無差別に銃を乱射し69人の命を奪った。

これは今公開中のノルウエー映画でノルウエー語の『ウトヤ島、7月22日』と同じ事件を描いているが『7月22日』は全編英語。144分と長めだが事件の全体像を知るには、こちらの方が見応えがあった。

映画はブレイビクが単独テロを実行する朝から始まり、一連の行動が映される。その合間合間に市庁舎の様子やウトヤ島に渡ってはしゃぐ若者たちの様子がはさまれている。

警察は『ウトヤ島〜』より意外と早く到着して、割りとあっけなく逮捕された。取調室でブレイビクは弁護士を指名したり、射殺した頭蓋骨で手を怪我したから取り調べの前に治療をしてほしいと要求したりしている。(治療中にはピッツァとコーラをのんでいた)

世間から批判の矢を向けられる弁護士一家、ブレイビクの母親の言い分、瀕死の状態の入院患者など、多岐にわたって丁寧にかつリアルに描かれていた。







posted by ミッキー at 19:07| Comment(0) | DVD Netflix | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月24日

そっくりさんになって熱演❗️4月5日公開『バイス』

昨日から一泊で伊豆にきている。1ヶ月に一回は空気の入れ替えをしたいのできたが、夕方の地方ニュースで熱海国際映画祭2019が開催決定と聞いたので、2回目はどんな映画祭になるか興味があるので是非行きたいと思っている。


熱海市は第2回熱海国際映画祭(実行委員会主催)を6月28日〜7月1日の日程で開催することを公表した。市議会観光建設公営企業委員会で概要を明らかにした。市と実行委によると、熱海後楽園ホテル、熱海ニューフジヤホテル、ホテル・サンミ倶楽部、熱海商工会議所などを会場に未公開作品のインターナショナル・コンペティション部門、招待映画、企画映画などを上映する。

未公開作品の応募状況は2月末現在で、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、韓国、台湾など世界73の国と地域から計880本。実行委によれば、最終的に1509本の応募があった前回を上回るペースで、質の高い作品も多い。

第1回GP作品の英国、台湾合作の「ザ・レセプショニスト」は東京、名古屋、大阪と県内のイオンシネマ4館での上映が予定されている。

英国、台湾合作の作品はロンドンの風俗店の受付で働く台湾人女性の視点でさまざまな人間模様を描いている。主演のテレサ・デイリーさんはハリウッド進出も果たした台湾のトップ女優で、監督のジェニー・ルーさん(英国籍)は数々の映画祭で受賞経験がある方。

公開が楽しみ🍀だ。


🎬『バイス』アダム・マッケイ監督/アメリカ/132分/4月5日よりTOHOシネマズ日比谷他にて全国ロードショー公開

1960年代半ば、酒癖も素行も悪い電気工ディック・チェイニー(クリスチャン・ベイル)は、高校時代から付き合っていた恋人のリン(エイミー・アダムス)に別れを持ち出されたのをきっかけに、彼女を失望させないことを固く誓う。

その後、下院議員のドナルド・ラムズフェルド(スティーヴ・カレル)のもとで働きながら政治のノウハウを学び「権力の中」に自分の役割を見いだす。そして、大統領首席補佐官、国防長官になったチェイニーは、ジョージ・W・ブッシュ(サム・ロックウェル)政権で副大統領に就任する。

その地位は聞こえは良いが名前だけで主だった仕事もなく閑職とみなされていたが、大統領の影に隠れる地位をうまく利用して、大統領を操って強大な権力をふるうようになった。


ジョージ・W・ブッシュが大統領をつとめていた2001年〜2009年の8年間、副大統領として強大な存在感を発揮したディック・チェイニー。初っ端から9.11の映像から始まりドキドキする。それにしても、この「そっくりさん映画」がすごい❗️

『スリー・ビルボード』でアカデミー賞・助演男優賞を手にしたサム・ロックウェルさん演じるブッシュ大統領を見るたびに「似てる、似てる」と合いの手を入れたいぐらいだ。

一方、チェイニー元副大統領をやったクリスチャン・ベイルさんもご本人によく似せてある。元のクリスチャン・ベイルさんってどんなお顔だっけ……と思うぐらい副大統領になりきっていた。18キロ太ったそうだ。

この副大統領の奥様(エイミー・アダムス)が旦那様に付き従う妻ではなく相談相手といった立ち位置でとっても仲良いご夫婦。心臓の手術を何度も受けて「もうだめか」と思われる状態でも息を吹き返えす運のつよさに舌を巻いた。

⭐️昨日書いた『記者たち〜』も同時代を違う立場で描いているが、もう一度どちらかを観るとしたら、迷わず『バイス』を選ぶ。
posted by ミッキー at 08:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月23日

政府からの情報を鵜呑みにするな!3月29日公開『記者たち 衝撃と畏怖と真実』

🎬『記者たち 衝撃と畏怖の真実』ロブ・ライナー監督、製作、出演/アメリカ/91分/3月29日よりTOHOシネマズシャンテ他にて全国ロードショー公開

2001年9月11日、アメリカで同時多発テロが発生。ブッシュ大統領はすぐさまテロとの戦いを宣言して、イスラム系テロ組織アルカイダの指導者・オサマ・ビンラディンが首謀者と疑う。

そんな中で31紙の新聞を傘下に持つナイト・リーダーのワシントン支局長ジョン・ウォルコット(ロブ・ライナー)の耳に驚きのニュースが飛び込んで来た。ブッシュ政権がビンラディンをかくまっているアフガニスタンのタリバンだけでなくイラクとの戦争も視野に入れているというものだった。

そうこうしているうちに、2002年、イラクのサダム・フセインが大量破壊兵器を保有しているとして、アメリカ大統領ジョージ・W・ブッシュはイラク侵攻に踏み切ることを宣言した。

ジョン・ウォルコットは、部下のジョナサン・ランデー(ウディ・ハレルソン)、ウォーレン・ストロベル(ジェームズ・マースデン)、そして元従軍記者でジャーナリストのジョー・ギャロウェイ(トミー・リー・ジョーンズ)に取材を指示するが……。


4月5日に公開する『バイス』はこの同時代の中枢を描いていて、そっくりさんが勢揃い。だが今日のは新聞記者やマスコミの取材模様を事実をベースに描いている。いただいた映画資料に載っているご本人のお顔と俳優さんは、言うまでもなく全然似ていない。

しかし取材を通して体験したこと感じたことは「真実」以外のなにものでもない。アメリカの、いや全世界のほとんどが裏付けなしの政府垂れ流しの情報を発信していた中で、彼らの勇気ある行動に感服した。

監督さんはジョンソン元大統領を描いた『LBJ ケネディの意志を継いだ男』の方。今回も政治に関する作品だが、91分は短すぎると感じた。もう少し長くしてもっと詳しく知りたいと思った。
posted by ミッキー at 10:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする