2019年02月09日

『眠る村』ポレポレ東中野にて

今、東中野娘アパートを出た。ブルッと身震いした。雪空で今にもちらちらしそうだ。行きつけのグラッチェの店であったかい具だくさんのスープとトーストと☕️でモーニングしている。

そういえば3、4年前くらいのノーザンライツ北欧映画祭にも大雪だったことがある。今日はその映画祭の初日。ネットで10作品購入した。もう1作品、余力があったら当日券で観たいと思っているが大雪になったら諦める……つもり。


🎬『眠る村』斎藤潤一、鎌田麗香監督/96分/ポレポレ東中野にて

三重と奈良にまたがる集落・葛尾。57年前、この村の懇親会で女性5人が毒入りのぶどう酒を飲んで死亡する事件が発生。事件から6日後、当時35歳の奥西勝が犯行を認め「妻と愛人との三角関係を清算するためだった」と自白した。

初公判では、p奥西は「自白は強要された」と訴え、一審は無罪。しかし二審では死刑判決、そして、最高裁は上告を棄却。奥西は確定死刑囚となった。

死刑執行に怯える奥西は、独房から再審を求め続けたが、平成27年10月に89歳で帰らぬ人となった。

昨日、渋谷の試写室で韓国ホラー映画『コンジアム』を観た。映画に出てくる若者たちは気が狂わんばかりに怖がっていたが、ミッキーにはそれほどの怖さは伝わって来なかった。それよりかポレポレ東中野で観た『眠る村』の方がこわくて恐ろしくて……。

名張は近鉄株主優待券を安価で買って大阪に月1回は行くが途中で必ず「名張」に停まる。名を聞くとすぐにこの忌まわしい未解決事件のことを思い出す。

これに関しての映画はほとんど観ている。特に斎藤潤一監督の『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』は印象深い。奥西を仲代達矢、奥西の母を亡き樹木希林さんが演じていた。

新作のドキュメンタリーではナレーションを仲代達矢さんがやっている。村人の声も入っているが、何か奥歯にものがはさまった言い方で、すっきりしなかった。村人の本音をもっと赤裸々に聞いてみたいが、それは無理というものだろう。

村人は風化するのを望んでいるだろうが、少なくとも風化には後100年(ことがはっきりしない状態では、それ以上か)はかかるだろう。

posted by ミッキー at 08:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする