2019年02月17日

何も無いけどいい所、観てくだ埼玉❗️2月22日公開『翔んで埼玉』

🎬『翔んで埼玉』武内英樹監督/107分/2月22日より丸の内TOEI他にて全国ロードショー公開

埼玉に住む菅原家の娘の結納のために車で東京に向かっていた一家3人。カーラジオからは、さいたまんぞうの「なぜか埼玉」が始まった。その続きでDJが語る埼玉にまつわる都市伝説が流れ始めた。

菅原夫婦は夢中になって聞き入る。娘は埼玉から出たいために東京勤務の婚約者を選んだぐらい埼玉嫌いなのでラジオに夢中になる両親にラジオを消してと言うが……。

ラジオから流れる話は

その昔、埼玉県民は東京都民からひどい仕打ちを受けていたというもので、通行手形がないと東京には出入りできなくて、手形を持っていない者が見つかると強制送還されていた。埼玉県民は自分たちを解放してくれる救世主を待っていた。

本格的な話はここから

東京屈指の名門校・白鵬堂学院の生徒会長・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)は都知事の息子。埼玉と聞くだけで耳が腐ると豪語する。そこにアメリカ帰りの転校生・麻実麗(GACKT)の出会い……。


埼玉県をこんなに悪くいわれて……とちょっと😰心配。

ミッキー地元の愛知県名古屋も全国的にイマイチ評判が悪い(と、思う)。土産物が重い(ういろう、きしめん)、店は9時には閉まってしまう、大いなる田舎、名古屋弁が汚い、食べ物の味が濃い等々、なかなかの評判悪さだが、ミッキーは老人パスも65歳からと手厚い福祉で一番住みやすい土地と思うが「住めば都」だから当てにはならないだろう。

さて埼玉には毎年川口のスキップ映画祭に行く。(映画のノリで)愛知県民は交通手形なしに東京に入れる。

見るからに女の子・壇ノ浦百美、見るからに都会人の埼玉県人・麗がお互いに心惹かれていき、東京と埼玉の抗争が千葉、群馬、神奈川、栃木、茨城も巻き込んで行って……最後のオチも楽しめるのでこの先は劇場にお運びいただきたい。
posted by ミッキー at 09:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月16日

『洗骨』名古屋センチュリーシネマにて

いつも木曜日の朝は喫茶店横のコンビニで週刊文春か週刊新潮をバラバラっと見て映画情報のいい方を買うが、今週は「東京銭湯」がついている新潮を買った。

銭湯といっても天然温泉もあって、しかも460円。練馬区の久松湯は赤茶色の天然温泉。 品川区の清水湯は黒湯と銭湯初の大深度温泉と2つもある。上京した時に映画の合間をみて行ってみたい。


🎬『洗骨』照屋年之監督/111分/名古屋センチュリーシネマにて

舞台は沖縄の離島粟国島・粟国村。新城家当主の信綱(奥田瑛二)は妻・恵美子(筒井真理子)が4年前に亡くなってからというものは生活が荒れて酒浸りの毎日を送っていた。妻の「洗骨」の日が近づいたころ親族が、独り住いとはいえゴミだらけの家に呆れ果てて、大掃除する始末だった。

彼の長男の剛(筒井道隆)は洗骨のために東京から4 年ぶりに故郷に戻ってくる。名古屋で美容院に勤めている長女・優子(水崎綾女)も帰って来たが、その姿に家族一同驚きを隠せなかった。


吉本の映画は欠かさず観ている。個性的で面白い作品が多い。これも題名の生々しさとは裏腹に「どんな苦があっても生き進んで行く」という様子が重苦しくなく丁寧に、時には軽妙さを持って描かれていた。

出てくる俳優さんもみんな「洗」ったように新鮮な一面を見せてくれた。特に長男役の筒井道隆さんが見事だった。

監督さんはガレッジセール・ゴリというお笑いの方(初めて知った)で、構想も脚本もものにしている。すごい才能の持ち主。洗骨のための水の重さや量、当主信綱のおでこの傷一つも見落としていない演出力に感服した。

⭐️2019年日本映画ベストテン入り決定
⭐️洗骨の様子は是非とも劇場でお確かめいただきたい。
posted by ミッキー at 09:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月15日

『がんになる前に知っておくこと』『誰がための日々』K's cinemaにて

🎬『がんになる前に知っておくこと』三宅流監督/108分/K's cinemaにて

日本人の2人に1人がかかるといわれている「がん」。しかし「がんと診断されたらどうすればいいか」の知識はあまり浸透していない。このドキュメンタリーは医師、医療関係者、相談できるセンターや私設の相談できる場所を丁寧に教えてくれた。


会場の新宿K's cinemaにはプロデューサーの上原拓治氏がおいでになっていた。「妻の妹をがんで亡くしたのをきっかけにこのドキュメンタリーを作りました」とお話してくださった。

いろんな医療のしくみや選択肢の多い中でどうやって病と向き合うか、どんな時にどんな相談窓口があるかを知ることができた。

がんと宣告されても、この作品を観ているのと観ていないのでは大きな差が出るな……と思った。特効薬がどう、新薬がどうなどというものではなく、セカンドオピニオンも相談できる、そんな窓口もあると知っただけでも良かった。


🎬『誰がための日々』ウォン・ジョン監督/香港/102分/K's cinemaにて

寝たきりの母親を介護していたトン(ショーン・ユー)は、婚約者からも「あなた一人では無理、施設に入れたらどう?」と言われたが、1人で頑張った。父ホイ(エリック・ツァン)は毎月お金は送ってくるが家のは寄り付かないし、弟はアメリカに行ったきりで帰ってこない。

そんなある日、介護中の事故で母親を死なせてしまって……。


辛い現実が突きつけられた。香港じゃなくても日本でも起きていそうな話だ。ショーン・ユーやエリック・ツァンの生活に疲れきった姿や表情を、時として切なすぎて正視できなかった。

トンのやったことは無罪となったが精神病院に入っていて「薬は絶対にのむこと」を条件に父親のボロアパートに住むことになった。そこは一部屋で二段ベッド、台所、棚、テーブル、テレビ、冷蔵庫があるだけ。

トンは躁鬱病に罹っていて躁の時は「起業するんだ」と材料を買い込んできたり、鬱の時は一日中寝込んでいる。父親は躁鬱病の親の会に入ってどうしたらいいか思案している。

トンの元の彼女は宗教の集まりに誘う……。

ほったらかしにしていた父親が一生懸命、息子をかばう姿に涙が流れた。香港の街もたくさん出てきたようだが、そこまで気持ちの余裕がなくて一間だけの部屋から向け出られないような気分になった。
posted by ミッキー at 16:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする