いつもの如く半分以上「意味不明ちんぷんかんぷん」だが、毎年年末に出店するコミケ仲間で、濃厚インド映画ファン出店もあるので話が少しでもできたらと頑張った。
🎬『Uri: The Surgical Strike』アーディティア・ダル監督/インド/138分/ホイッツ映画館にて
インドとパキスタンはカシミール地方の領土権を巡って長い間揉めにもめて紛争も耳にしている。この映画は2016年の出来事で、根深い問題がずっと続いていることがわかった。
調べてみたら
インド特殊部隊は9月29日、パキスタンと領有権を争っているカシミール地方の実効支配線付近でインド特殊部隊が実効支配線から数キロパキスタン側に入った場所で「局部攻撃」を実施したと認めた。パキスタン側は強く非難した。一方パキスタン側は、自軍の兵士2人が死亡し、9人が負傷したと発表。
この時の戦闘が描かれているのと思う。非常に激しくて手当たり次第に撃ちまくり、どっちの国も容赦しない戦いぶりだった。
映画として力強く見応えはあったが、この紛争を機にパキスタンではインド映画の上映は禁止された。
⭐️出てくる中で男優さんはともかく、すごい美人さんがいた。
⭐️そう長くないのに休憩時間があってインド映画らしかった。お客さんはやはりインド系の人が20人ほど。
🎬『The Accidental Prime Minister』ヴィジャイ・ラトナカル・グッテー監督/インド/121分/ホイッツ映画館にて
2004年のインド総選挙でソニア・ガンディーが首相になると思っていたところ、ソニアは自分のかわりに元々経済学者だったマンモハン・シンを指名したことから第17代の首相になった。在位は2004年からの2014年。
しかし、首相になりたての頃の様子を見ていると、こんな頼りない方だが……と、失礼なことを思ってしまったが、初心表明のスピーチでは「こんなにわかりやすく説明してくれる首相はいなかった」と好意的に受け止められていたようだ。
政治的な相談者の人がいつもそばについていて、初めこそ小馬鹿にした表情やこんなことも知らないのか、とか棒読みでもどかしい演説を何回も練習させたりしていたが、しまいには首相の清廉潔白な精神の崇高さに打たれていた。
⭐️わからないなりに「とても誠実に作られた」インド映画だとわかった。