2019年01月01日

明けましておめでとうございます 2018年日本映画・ベストテン

本年もどうぞ「ミッキーの毎日・映画三昧」をよろしくお願いいたします。

2018年・日本映画ベストテン

1位『犬猿』吉田恵輔監督
江上敬子&筧美和子姉妹 : 新井浩文&窪田正孝兄弟の喧嘩バトルが面白い‼️
吉田監督は『机のなかみ』からのファン。『ヒメアノ〜ル』はその年の邦画ベストテンに入れた。出演者の妙、オチのつけ方、それぞれの両親の描き方、など観どころ満載。チャーハンの中に喧嘩最中にばらまいた柿の種が偶然入って「こりゃ、イケる」と言ったシーンで爆笑 ❗️
🌟吉田恵輔監督に作品賞&脚本賞⭐️江上敬子さんに助演女優賞

2位『ハード・コア』山下敦弘監督
原作は狩撫麻礼、絵がいましろたかしのコミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」の映画化。山田孝之さんが主演とプロデュースもやっている。(『聖☆おにいさん』でもプロデュースをやっていた)
「荒川良々さん」以外にこの役はやれない。ストーリーに夢があって、男と男の友情があって、兄弟愛もあって、もう一つ……。これを観なかったら日本映画のベストテンは書いちゃいけない(は、言い過ぎか?)。3度の食事を2度にしてもご覧いただきたい作品だ。
⭐️荒川良々さんに助演男優賞

3位『オー・ルーシー! 』平蜩ヨ子監督/日本、アメリカ
43歳の独身OL節子(寺島しのぶ)は、心許す同僚も友人もいない孤独な女性。英会話教室でルーシーという名をもらい別人に成り切っているうちに、英会話先生のジョン(なんとジョシュ・ハートネット)に恋に似た感情をもってしまう。
平蜉ト督はニューヨーク大学院在学中に製作した短編映画が高く評価されて、その短編を長編に作り替えたのが本作。なんといっても俳優さんぜ〜んぶキラキラピカピカしている。
⭐️平蜩ヨ子監督に新人監督賞⭐️ジョシュ・ハートネットに感謝状

★『素敵なダイナマイトスキャンダル』冨永昌敬監督
柄本佑が男の色気とやんちゃ坊主の両面を出して楽しませてくれた。柄本の主演映画では、フィギュア好きのオタク青年と佐々木心音が演じる美少女フィギュアとの奇妙な同居生活を描いた『フィギュアなあなた』や 東日本大震災で故郷が被害にあってしまった女と男の物語の『今日子と修一の場合』が好きだ。
⭐️柄本佑さんに主演男優賞

★『見栄を張る』藤村明世監督
葬式で「泣く」仕事は、 女優であった絵梨子にうってつけの職業と思い、亡き姉の勤めていた会社の女社長に社員にしてくれと頼むが、そう簡単な仕事ではなかった。題名で女心をドギマギさせて、泣き屋という設定で驚かせて、涙の持つ力を教えてくれた。地味だが変な「力み」がないのが良かった。

★『ガチ星』江口カン監督
初監督作品。舞台は福岡県・小倉。競輪発祥の土地の競輪学校が舞台だ。競輪学校は映画の中でも見たことない場所で「しごき訓練」の模様も圧倒的なリアル映像で、その男熱にやけどしそうだった。
⭐️福山翔太さんに助演男優賞⭐️許斐孝洋さんに撮影賞 (光の取り入れ方がとても良く、窓からの日差し、体に吹き出る汗一粒に輝きがあった)

★『ありえなさ過ぎる女 被告人よしえ』北村誠之監督
3人の男を殺害した容疑で逮捕された佐野よしえ(浅香あき恵)は還暦をむかえた中年女。殺されたのは20代、30代、40代のイケメンで裕福な男ばかり。調べていくうちに3人から借金もしていて、そのいざこざから殺したのではないかと誰もが思っていたが、新人弁護士の綾子(光宗薫)は面会を重ねるうちに……。主役の憎々しげな浅香さんはすごい女優だ。「無理無理」のよしえさんの道理が通ってしまう法廷サスペンス。

★『生きているだけで、愛。』関根光才監督
原作は本谷有希子さんの小説。家事もほとんどできない彼女ために、いつもコンビニ弁当を二つ買ってきて気をつかっている彼に「私を怒らせないために、すぐごめんというのにイラつく」と喧嘩を売る……。菅田より趣里の演技に驚愕した。
⭐️趣里さんに主演女優賞

★『聖☆おにいさん』福田雄一監督
イエス様とブッダ様が東京の立川の安アパートで暮らすという中村光の人気ギャグ漫画の映画化。5年ほど前にアニメでも見たがユニークな設定で面白かった。
実写ではイエスが松山ケンイチさん。性質はのんびりしていて飽きっぽい。ブッタは染谷将太さん。理屈っぽくて繊細。でも慣れない下界の生活にうろたえる2人の姿は微笑ましくてクスッと笑えるところがたくさんあった。時々、製作総指揮の山田孝之さんが撮影裏話を福田監督と一緒に盛り上がっている映像がはさまれている。

★『空飛ぶタイヤ』本木克英監督/120分
のどかに晴れあがった午後。1台のトラックが起こした事故によって主婦が死亡。一緒にいた子どもは無事だったが事故を起こした運送会社社長の赤松徳郎(長瀬智也)は、走っているトラックから、突然タイヤが外れたことで起きた事故と警察から聞かされた。整備不良を疑われ、世間やマスコミからバッシングを受ける。製造元のホープ自動車販売部の課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)へ再調査を要求するが……。
ポスターの感じから受ける印象と映画に違和感。最後に流れるサザンオールスターズの楽曲はチャラチャラしていて、これまた作品とそぐわない。この2つがなければ、3位に食い込む骨太・社会派映画。残念でならない。今年2月1日公開の『七つの会議』も社会派の オススメ映画。
posted by ミッキー at 02:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする