2018年12月27日

ゆれゆれ✈️機内で映画三昧『The Spy Gone North』

晴天のシドニー空港に朝10時に着いた。空港を降りた途端、冬装備の身体から汗が吹き出した。28℃だから暑いというほどではないが、真冬の日本からだから反応が激しい。半年ぶりに娘と会う。いつもラインで通じ合っているので、ハグなどはしない。

帰ると愛犬が待っていました! とばかりに飛びついてくるかと思ったが、去年より痩せていて歩き方もゆっくりだ。人間年齢なら65〜70歳だからミッキーと同じようなもので、行動も似ている。一服🍵してから散歩に連れ出して「毎年くると🐕散歩ババァ」を思い出してもらった。

さて娘の知人の映画好きの方からお借りしたDVDを昼寝の後、テレビ大画面で見た。

アラン・パーカー監督作品で主演はマシュー・モディーンとニコラス・ケイジの『バーディ』(1984年)。

高校時代の親友だったバーディ(マシュー・モディーン)とアル(ニコラス・ケイジ)はベトナム戦争に従軍。高校時代から伝書バトを飼育したり、鳥の被り物をつけたりと「鳥」に執着していたバーディは、辛い戦争体験で精神に異常をきたし軍の精神病院に入った。

一方、アルも戦火で顔に大火傷を負って他の病院にいたが、バーディの特異な病状の快癒の手助けとして呼び寄せられる……。

辛い戦争体験をした2人、一人は精神は平常だが大火傷で包帯の下はきっと醜い顔になっている。一人は完全に鳥と一体になっているが身体は健康なようだ。この2人の過去、現在が交互に描かれていて痛みばかりが執拗に訴えかけて来た。

この作品の旨みはラストの3分……え、こう来るのか、と鳥肌。この先の2人はどうなって行くのか、映画を観た人の「中」で創造という力が動き出す不思議な作品だった。


🎬『The Spy Gone North』ユン・ジョンビン監督/韓国/136分/ANA機内で

1993年 北朝鮮の核開発の極秘ニュースで朝鮮半島の危機が高まった。「黒金星」というコードネームでパク・ソギョン(ファン・ジョンミン)は北朝鮮の核の実体を探るため実業家になりすまして北の高官及び政府内部に潜入する。

それを知るのは3名のみ。安企部海外室長チェ・ハクソン(チョ・ジヌン)と大統領と本人だ。

北京駐在北朝鮮の幹部リ・ミョンウン(イ・ソンミン)に接近した彼は、数年にわたる工作の末、信頼関係を築き、北朝鮮権力層にも目通りができるようになったが……。


実話❗️小さい画面で136分。魅入った。これは今年のカンヌの公式招待作品だから日本でもきっと公開されると思う。時の北朝鮮の首領様(そっくりだった)にあった貴重な経験者だ。主演は『国際市場で逢いましょう』のファン・ジョンミン。

あ、これでバレるぞ ! と思う場面が数回あったが、その度にうまく対応して余計に信頼を勝ち取ってゆくあたりは「お見事」と言うしかなった。公開したとして、どんな邦題になるのか楽しみだ。


⭐️今から、歩いて12分のデンディシネマでトルコのヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督『The Wild Pear Tree(原題)』を観るが3時間強の長篇。『雪の轍』の監督さんだから楽しみだがどこまで付いていけるか心配😟。

posted by ミッキー at 04:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする