2018年12月28日

シドニーで映画三昧(1)『Can You Ever Forgive Me?』

娘の家は2人の間借り人がいらっしゃるが、1人はオーストラリアの女性でクリスマスから実家、もう1人はドイツ人の若い男性。この方は2階ロフトで台所もついた大部屋(12畳以上あるはず)で寝に帰って来るだけという家主として最高の間借り人らしい。ミッキーはこの男性とはまだお会いしていない。

「guten Morgen Auf den ersten Kaorus Mutter」と何回も言って覚えるがスラスラとはいかない。ニッコリ😀笑ってguten MorgenかNachtぐらいになりそうだ。

🎬『Can You Ever Forgive Me?』マリエル・ヘラー監督/アメリカ/120分/dandyシネマ

リー・イスラエル(メリッサ・マッカーシー)は有名人の伝記ライターをしていたが仕事が減ってしまい部屋代や酒代にも不自由していた。

それを補うために、以前ライターをした有名人のサイン入り本などを売っていたが追いつかず、彼女は有名人のサイン付きの手紙が保管されている図書館へ行って本物を盗んでから、そっと自分で精密に作ったものを図書館に戻すということをするようになって……。


もちろん実話。

観客は中年女性を中心に8割がた入っていた。年の最後に観る大人の映画としてうってつけといったところ。なぜかというと笑いがけっこう全編に起こっていたからだ。最後の後記字幕でも笑いが起きていた。

残念なことに「笑い」の8割はついていけなかったが、それでもこのちょい悪おばさん、自分を歓迎してくれないパーテイー会場では、上等なトイレットペーパーを失敬したり、自分に合う素敵なコートを「もう帰りますから、そこのコート取ってください」と落とし前だけはきちんと付けていく。なんとまぁと😱驚くがそんなことはお構いなしだ。

そんな彼女も愛猫が死んだ時は身も世もないほど泣き崩れていてもらい泣きした。
posted by ミッキー at 04:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月27日

ゆれゆれ✈️機内で映画三昧『The Spy Gone North』

晴天のシドニー空港に朝10時に着いた。空港を降りた途端、冬装備の身体から汗が吹き出した。28℃だから暑いというほどではないが、真冬の日本からだから反応が激しい。半年ぶりに娘と会う。いつもラインで通じ合っているので、ハグなどはしない。

帰ると愛犬が待っていました! とばかりに飛びついてくるかと思ったが、去年より痩せていて歩き方もゆっくりだ。人間年齢なら65〜70歳だからミッキーと同じようなもので、行動も似ている。一服🍵してから散歩に連れ出して「毎年くると🐕散歩ババァ」を思い出してもらった。

さて娘の知人の映画好きの方からお借りしたDVDを昼寝の後、テレビ大画面で見た。

アラン・パーカー監督作品で主演はマシュー・モディーンとニコラス・ケイジの『バーディ』(1984年)。

高校時代の親友だったバーディ(マシュー・モディーン)とアル(ニコラス・ケイジ)はベトナム戦争に従軍。高校時代から伝書バトを飼育したり、鳥の被り物をつけたりと「鳥」に執着していたバーディは、辛い戦争体験で精神に異常をきたし軍の精神病院に入った。

一方、アルも戦火で顔に大火傷を負って他の病院にいたが、バーディの特異な病状の快癒の手助けとして呼び寄せられる……。

辛い戦争体験をした2人、一人は精神は平常だが大火傷で包帯の下はきっと醜い顔になっている。一人は完全に鳥と一体になっているが身体は健康なようだ。この2人の過去、現在が交互に描かれていて痛みばかりが執拗に訴えかけて来た。

この作品の旨みはラストの3分……え、こう来るのか、と鳥肌。この先の2人はどうなって行くのか、映画を観た人の「中」で創造という力が動き出す不思議な作品だった。


🎬『The Spy Gone North』ユン・ジョンビン監督/韓国/136分/ANA機内で

1993年 北朝鮮の核開発の極秘ニュースで朝鮮半島の危機が高まった。「黒金星」というコードネームでパク・ソギョン(ファン・ジョンミン)は北朝鮮の核の実体を探るため実業家になりすまして北の高官及び政府内部に潜入する。

それを知るのは3名のみ。安企部海外室長チェ・ハクソン(チョ・ジヌン)と大統領と本人だ。

北京駐在北朝鮮の幹部リ・ミョンウン(イ・ソンミン)に接近した彼は、数年にわたる工作の末、信頼関係を築き、北朝鮮権力層にも目通りができるようになったが……。


実話❗️小さい画面で136分。魅入った。これは今年のカンヌの公式招待作品だから日本でもきっと公開されると思う。時の北朝鮮の首領様(そっくりだった)にあった貴重な経験者だ。主演は『国際市場で逢いましょう』のファン・ジョンミン。

あ、これでバレるぞ ! と思う場面が数回あったが、その度にうまく対応して余計に信頼を勝ち取ってゆくあたりは「お見事」と言うしかなった。公開したとして、どんな邦題になるのか楽しみだ。


⭐️今から、歩いて12分のデンディシネマでトルコのヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督『The Wild Pear Tree(原題)』を観るが3時間強の長篇。『雪の轍』の監督さんだから楽しみだがどこまで付いていけるか心配😟。

posted by ミッキー at 04:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月26日

日本でこの年最後の日に観たのは 『オンネリとマンネリのふゆ』『私は、マリア・カラス』

🎬『オンネリとマンネリのふゆ』サーラ・カンテル監督・脚本/フィンランド/81分/YEBISU GARDEN CINEMAにて

バラの木夫人から買った小さなおうちで暮らす仲良しのオンネリ(アーヴァ・メリカント)とアンネリ(リリャ・レフト)のところに、プティッチャネンというこびとの一家がバラの木夫人を探しに訪ねてくる。

こびとの家族は森に住んでいたが伐採されておうちをなくしてしまったのだ。どうにかしてバラの木夫人に会っておうちを作ってもらおうと危険な道のりを訪ねてきたのだが……。


前作『オンネリとアンネリのおうち』は今年のノーザンライツ北欧映画祭で初公開された。

🎬『オンネリとアンネリのおうち』サーラ・カンテル監督/フィンランド/80分/2018年6月公開

オンネリとアンネリは大の仲良し。今日も2人でバラ通りを散歩していると、ある家の前で「正直者にあげます」と書かれた封筒を拾う。大金が入っていたのですぐに警察に届けたら、警察のおじさんが「これは君たちのものだよ」とお金を受け取ってくれなかった。

2人はお金より結んであったリボンをお互いの髪につけて楽しんでいたら、バラの木夫人というおばあさんから2人にぴったりのお家を買うことになって……。

年金満額・前期高齢者のミッキーも童にかえって魅入った。原作はフィンランドで長く愛されているマリヤッタ・クレンニエミの児童文学作品。

素直で正直な人に「ぴったりのお家」をプレゼントする魔法使い。 映画の中とは言え「こころにくい」設定。2人のおうちは……書くと止まらなくなりそうだから、ここは我慢しよう。公開したらもう一度、おうちプレゼントのバラの木夫人にあって、ミッキーにちょうどいいおいえを頼んでみよう。

で、 今日観た『オンネリとマンネリのふゆ』は、こびとさんにおうちプレゼントの巻だ。前作のご近所さんも出てきて「こびと一家」でちょっとした騒動が起こる。

オンネリとアンネリは、夫人の居場所が分かるまで、こびとさん一家を2人が持っている「ドールハウス」に住まわせたり、口に合うようにチーズを細かく切ったりして大事に匿っていた。

子ども映画のように思えるが、大人やミッキーのような年寄りが観ても温かい気持ちになる。

映画中もクリスマスで今日観るのにぴったりの映画だった。

⭐️最後の〆は2度目の『私は、マリア・カラス』
これを観てから羽田からシドニーだ。ひょっとして最期の映画になる可能性もなきにしもあらずだから、これを選んだ。何があってもミッキーは死ぬ直前までは幸せ人生‼️と満足している。では✈️行ってきます。
posted by ミッキー at 10:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする