2018年11月12日

『バグダッド・スキャンダル』

ドキュメンタリー映画『MMRワクチン告発』の公開中止が発表された。映画は元医師のアンドリュー・ウェイクフィールド氏が監督されて、「米国疾病対策センターがMMRワクチンと自閉症の関連性を示すデータを隠蔽している」という内部告発を受けた生物学者に協力して調査をするという内容。

🌟MMRワクチンとは麻疹・おたふく風邪・風疹の混合ワクチンのことで、中止の理由は http://specialchildren.seesaa.net/article/462633505.htmlをご覧いただきたい。


🎬『バグダッド・スキャンダル』ペール・フライ監督/デンマーク、カナダ、アメリカ/106分

2002年、イラク戦争前のバグダッド。アメリカの青年マイケル(テオ・ジェームズ)は、外交官であった父の意思を継いで、念願の国連事務次官の補佐官に任命された。そして国連主導の「石油・食料交換計画」の担当者となる。

これはイラクがクウェートに侵攻したことで行われた経済制裁の影響で貧困にあえぐイラク民間人を救う人道支援で、「イラクの石油を販売し、食料に変えてイラクの国民に配る」という国連主導のプロジェクトだった。

だが人道支援の計画は、イラクの大統領フセイン自身が関与し、国連を中心とした世界各国の企業や官僚たちが関わっていることを知る。

200億ドル(約2兆2,000億円)という巨額が消え、国連史上最悪の政治スキャンダルへとなっていく。


元国連職員のマイケル・スーサンさんの実体験を書いたベストセラー小説に基づいているとはいえ、アリが密にたかるように金に群がる構図が地味なタッチだが、リアルに描かれている。

マイケルを補佐官に推薦してくれた上司・ベン・キングズレーがインパクトがあって、それなりに見応えがあるが、お顔立ちから言って「先が見えてしまう」残念さがあった。

マイケル前任者は事故に見せかけて殺されているが、彼はどうして生き延びてこられたか疑問が残る。
posted by ミッキー at 10:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする