2018年11月04日

東京国際日本映画ではピカイチ❗️ 11月23日公開『ハード・コア』

六本木ヒルズの喧騒を離れて伊豆高原に来ている。東京国際映画祭で観た映画を牛のように反芻している。

嬉しいのは『メランコリック』が日本映画スプラッシュの監督賞に選ばれたことだ。ここで作品賞や監督賞を貰った『鈴木家の嘘』『銃』は配給会社のマスコミ試写も終わって11月には公開する作品。有名俳優、人気俳優がバッチリ出ている。去年までほぼそういうのはなかった。この「日本映画スプラッシュ」の選考の行方が今後どうなっていくのか心配だ。

コンペティション作品の東京グランプリは観ていないが『ブラ物語』が無冠なのが悔しい。

日本映画もそれぞれの分野で出していたが稲垣吾郎主演で観客賞をものにした『半世界』も悪くはないが、主演が彼でなかったら賞はもらえたか、コンペティションに入れたか の疑問が残る。

日本映画の中でミッキーが一番気に入ったのが『ハード・コア』 この作品は特別招待作品でこの秋に公開される部門。『鈴木家の嘘』『銃』もこの部門でよかったのに……。


🎬『ハード・コア』山下敦弘監督/124分/11月23日より新宿バルト9他にて全国順次ロードショー公開

権藤右近(山田孝之)は純粋すぎるために世の中をうまく生きることができず、怪しい活動家の斡旋で「埋蔵金掘り」の仕事にありつく。

その山奥の仕事場にいつも半開きの口でぼんやりしている牛山(荒川良々)がいた。この男は見かけによらず優しく右近は「嘘偽りがない男」と直感して親しくなる。

山の奥のお宝さがしは肉体労働で右近は活動家の送り迎えで、ぼろアパートから通っていたが、牛山は近くの工場廃屋で寝泊まりしていたところ、その工場の奥に、錆び付いたロボットが埃まみれで打ち捨てられていた。

これは何だと思っていたところに右近の弟・左近(佐藤健)が兄を心配して山奥まで訪ねて来た。この弟はエリート商社マンでパソコン能力も抜群で打ち捨てられていたロボットを調べるうちに……。


原作は狩撫麻礼、絵がいましろたかしのコミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」の映画化。山田孝之さんが主演とプロデュースもやっている。(『聖☆おにいさん』でもプロデュースをやっていた)

これ、ピカイチ❗️ 荒川良々さん以外にこの役はやれない。ストーリーに夢があって、男と男の友情があって、兄弟愛もあって、もう一つ……。

これを観なかったら日本映画のベストテンは書いちゃいけない(は、言い過ぎだが)。3度の食事を2度にしてもご覧いただきたい作品だ。
posted by ミッキー at 02:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする