2018年10月25日

『ハナレイ・ベイ』新宿ピカデリーにて

🎬『ハナレイ・ベイ』松永大司監督/97分/新宿ピカデリーにて

ピアノバーを営むシングルマザー・サチ(吉田羊)に、突然、ハワイのカウアイ島にあるハナレイ・ベイで息子・タカシ(佐野玲於)が、サーフィンをしていて、鮫に襲われ死んだという知らせが届く。

急いでハワイに向かったサチは無言の息子と対面。遺灰と共に日本に帰ろうと飛行場まで行くが、息子が命を落としたハナレイ・ベイを見たいと思い一週間車と宿を借りて、チェアと本を持って、じっと海を見つめていた。

それからのサチは毎年タカシの命日の時期にハナレイ・ベイを訪れ、同じ場所にチェアを置き本を読むが、決して海には近づかないまま、いつも見つめて過ごしていた。

そんなことを10年間繰り返したある日、2人の若い日本人サーファー高橋(村上虹郎)と三宅(佐藤魁)と出会い、彼らから「右脚のない日本人サーファーがいる」という噂を聞く。


松永監督の『トイレのピエタ』は深く印象に残った作品だった。この新作も決め細やかな演出力、脚本が見事で、カメラが秀逸だった。音楽もマルティーニ「Piacer d'amor /ピアチェール・ダモール/愛の喜び」で大好きな曲だった。

これを観ている最中、最後、息子の手形に涙するシーンは会場全員が「一つ」になった感覚を覚えた。年に三回くらいだが感じる時がある。

試写で観られなかったり初日に観られなかったりしたが、この70名ほどの入りで観られたのがよかった……と、思った。


⭐️東京国際映画祭の 「アジア三面鏡2018」のオムニバス形式映画の中での松永監督作品も好評。これからも目が離せない監督さんだ。
⭐️劇場上映が始まっているのになかなかいけなかった『ハナレイ・ベイ』、やっと観ることができた。観たのは新宿ピカデリーで、名古屋でいうとミッドランドスクエアシネマ2 のような縦に長いシネコンだ。新宿駅から5分くらいのところ。

posted by ミッキー at 11:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月24日

「どうしたんだ?俺」11月2日公開『ヴェノム』

🎬『ヴェノム』ルーベン・フライシャー監督/アメリカ/112分/11月2日よりTOHOシネマズ日本橋他にて全国ロードショー公開

宇宙から帰還する途中のシャトルが事故をお越し地球に不時着した。その事故でたった一人飛行士が生存していて救急車で病院に行く中で異変が起こった。正体不明の生命が寄生していたのだ。その謎の生命体は次々と人間に寄生しながら姿をくらましていった。

場所は変わって、サンフランシスコで新進ニュースリポーターのエディ・ブロック(トム・ハーディ)は、仕事も、弁護士の恋人アン・ウェイティング(ミシェル・ウィリアムズ)との仲も順調だった。

ところが、アンのメールを盗み読みしたことで「ライフ財団が禁止されている人体実験をしている」という情報を得た。すぐ彼はライフ財団の若きトップであり科学者でもあるカールトン・ドレイク(リズ・アーメット)に取材すると……。


昨日はスマホを落として、で、今日はメールを盗み読みして、だ。

盗み読みしてすぐにライフ財団を取材、その後は彼の積み上げたキャリアは0に、彼女さんも弁護士事務所を首になる。もちろん、2人の仲はオジャンだ。

盗み読みさえしなければ、と思うがそれでは映画にならない。彼女さんのアパートから追い出されて安アパートに入るがその家賃も払えないまでになってしまう。

そこにライフ財団の若き科学者の片腕ともいえるドーラ(ジェニー・スレイト)から、内密で調査してほしいと頼まれ、しぼみかけていたジャーナリスト魂に火がつくのだ。それからの展開は劇場でご覧いただきたい。


⭐️彼女役のミシェル・ウィリアムズはこのところお母さん役が多かったせいか、ちょいオバサン化(失礼)したように見えた。

⭐️トム・ハーディさんの吹き替えは中村獅童さんだ。ミッキーの勘では当たり!だと思う。

⭐️コンセプト・アーティスト(キャラクターや映画背景をデザインする)の田島光二さんが大きな役割を担っている。28歳の若者だ。
posted by ミッキー at 09:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月23日

ホッ、ガラ系でよかった 11月2日公開『スマホを落としただけなのに』

🎬『スマホを落としただけなのに』中田秀夫監督/116分/11月2日よりTOHOシネマズ日比谷他にて全国ロードショー公開

麻美(北川景子)が彼・富田誠(田中圭)に電話をかけると、聞き覚えのない男の声が聞こえてきた。その男はたまたま落ちていたスマホを拾ったという。

スマホが無事に戻ってきて安堵する麻美だったが、身に覚えのないクレジットカードの請求やSNSで繋がっているだけの親しくもない友人から再三に連絡がくるなど、その日を境に奇妙な出来事が起こり始める。

そんな頃、山の中で若い女性の遺体が次々と発見され、連続殺人事件として捜査が始まる。身元不明の遺体は、どれも長い黒髪を切り取られていて……。


これを観て心底「ガラ系でよかったぁ〜」と思った。

まあ、持ち主がおばぁならこんな展開にはならないが、彼氏が落としたせいで、めちゃめちゃ美しい北川景子さん(特にこの映画の美しさは格別。唇👄に清潔なお色気があって、彼女だけ観にきても映画代金半分は元が取れる) だからこその災難。

それと同時に、今の世の中のダークな部分が透けて見える展開で、世界のホラー監督の呼び名にふさわしい作品だ。

⭐️原作は、2017年の『このミステリーがすごい!』(宝島社)に受賞しなかったが、ベストセラーになる可能性を秘めている作品「隠し玉」に選ばれた作家・志駕晃氏のデビュー小説。

⭐️日本の人口以上に携帯電話がある時代、090、080、070に060が加わるのも間近らしい。
posted by ミッキー at 20:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする