音に反応して人間を襲う「何か」によって人類がほとんど滅亡した世界で、リー(ジョン・クラシンスキー)とエヴリン(エミリー・ブラント)の夫婦は3人の子どもと共にルールを守って生活していた。
それは「決して物音を立てない」」「意思の疎通は身振り手振りと耳元で囁くぐらいの声」「裸足でそっと歩く」……もし音を出せば一瞬にして抹殺されてしまう。
こんな世界で、この一家は無事に生活を送ることができるのだろうか。
「何か」とはプレデターの小型のような身体で音がすると何処からかサッと飛来してきて音を出した人をさらい殺していく。獣が吠えても狩に来る。だからミッキーも緊張して物音を立てずに観た。
始まりのシーンは荒れ果てたスーパーマーケットで家族が古くなっているものの中から生活必需品を適当に棚から取っていた。物を落とさないように細心の注意で扱っていたが、3歳ぐらいの男の子が、帰り道に電池いりの飛行機を動かしてしまって一瞬でいなくなる。
この状態が何年前からのことかわからないが、この子が赤ちゃんの時はどうしたのかと思った。それに奥さんは妊娠中で……という話の展開で心配しながら息をひそめて観た。
会場には10人くらいの方がいらっしゃったが、静かに静かにしていたのはいうまでもない。
⭐︎もう一つ『クレイジー・リッチ!』も観た。これでもかというようにお金持ち合戦だが中身はスカスカ。眠気はこなかったが1時間で途中退場。