『選挙』から『港町』まで全て観ているが監督自身の人生やどうして観察映画を撮るようになったか知ることができた。これは無料で特定の本屋さんに置いてあるがすぐに無くなってしまうそうだ。ねんねこさんのおかげで毎号読んでいるが中身の濃い小冊子だ。
🎬『タリーと私の秘密の時間』ジェイソン・ライトマン監督/アメリカ/95分/8月17日よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー公開
仕事や家事、育児、すべて完璧にこなしてきたマーロ(シャーリーズ・セロン)は、3人目の子供が生まれてから夜中の授乳などで疲れ切ってしまった。前から夜だけでもベビーシッターを雇ったらと妹からすすめられていたので、人まかせにしたくなかったがやむなく頼んだところ、若くて自由奔放なシッター・タリー(マッケージ・デイヴィス)がやって来た。
会って早々、ため口でなぜか自信満々なタリーに不安を感じたマーロだったが、仕事はきちんとしてくれて、シッター以外の家の掃除もしてくれて、その上、愚痴や悩みも聞いてくれた。
しかし、タリーは夜明け前に必ず姿を消して、自分の身の上話もしなかった……。
監督さんは『マイレージ、マイライフ』のジェイソン・ライトマン。『ヤング≒アダルト』では監督さんとシャーリーズ・セロンのコンビで製作された。だから新作はコンビ2作品目。
ことの始まりは『ヤング≒アダルト』の脚本家のディアブロ・コディさんが3人目のお子を産んだ時の体験からアイディアが浮かんだとのこと。そのアイディアを書いてしまうと面白みがなくなるので止めておくが、この作品、男性の方に是非観ていただきたい。
体重を18キロも増やしても、化粧っ気なしで髪の毛無造作でも、ダサダサの格好をしてもシャーリーズ・セロンの美しさはどこからか「はみ出てきて」ミッキーはうっとりした。