2018年07月22日

お待たせしました❗️花開くコリア・アニメーション2018+アジア in 名古屋のおしらせ(8月4、5日)

“花コリ”の愛称で親しまれ、名古屋での開催は9回目となる「花開くコリア・アニメーション2018+アジア」。本年も韓国インディペンデント・アニメーション協会、シネマコリア、愛知県美術館の共催により、8/4(土)・5(日)の両日、愛知芸術文化センター12階アートスペースEFにて開催。

上映するのは、韓国とアジアの短編アニメーション38本! 韓国のインディーズ・アニメーション映画祭「インディ・アニフェスト」最新上映作から厳選した韓国短編29本を、テーマごとに分け「場+幻想」「記憶+時間」「心+体」の3プログラムで、また同映画祭のアジアコンペ部門上映作から9本の秀作短編をアジア短編プログラム「アジアへの扉」としてお届けする。

韓国からのゲストは、脱北した若い女性2人の現在の思いを綴ったドキュメンタリー『花咲く手紙』のカン・ヒジン監督です。また、米アカデミー賞にノミネートされた話題作『Negative Space』のマックス・ポーター、桑畑かほる監督の短編3作品を特別上映し、桑畑監督をよく知る伊藤裕美さんによるトークを開催。

本年は愛知淑徳大学と協同し、字幕翻訳など学生参加プロジェクトもスタート。日韓の若き才能が集う空間“花コリ”を期待していただきたい。


■スケジュール

8/4(土)
 13:00 短編プログラム1「場+幻想」(8作品/69分)+上映&トーク「カン・ヒジンの世界」
 ゲスト:カン・ヒジン(短編プログラム1『花咲く手紙』監督)

 15:15 短編プログラム2「記憶+時間」(10作品/68分)

 16:45 短編プログラム3「心+体」(11作品/67分)

 18:15 アジア短編プログラム「アジアへの扉」(9作品/65分)


8/5(日)
 12:00 アジア短編プログラム「アジアへの扉」(9作品/65分)+上映&トーク「ボーダーを越える作家たち」
 ゲスト:伊藤裕美(オフィスH代表)

 14:30 短編プログラム3「心+体」(11作品/67分)

 16:00 短編プログラム2「記憶+時間」(10作品/68分)

 17:30 短編プログラム1「場+幻想」(8作品/69分)

■チケット
(当日券のみ) 1プログラム 一般1,000円 高大生500円 中学生以下無料

■会場
 愛知芸術文化センター 12階 アートスペースEF 地下鉄・東山線または名城線「栄」駅下車、徒歩3分

■公式サイト http://anikr.com/

■チラシ http://anikr.com/2018/img/common/NagoyaFlyer2018.pdf

■予告編 https://vimeo.com/252813901
posted by ミッキー at 01:46| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月21日

スキップシティDシネマ映画祭(4)『招かれざる者』『ザ・ラスト・スーツ(仮題)』

ミッキー・ボケ多発!と言ってもしょっちゅうだから珍しくないが、iPadを娘アパートにおいて川口の映画祭に出かけたのを「忘れて」、大慌て。 どこに置いてきたのか焦ること3分。やって置いてきたことに気づいた。トホホ。この暑さでこれぐらいのボケは仕方ない。

今、名古屋。無事に10日間近く映画祭を乗り切ったのでホッとしている。

🎬『招かれざる者』エドン・リズヴァノリ監督/コソボ、オランダ/85分/2017年

コソボ難民のザナは、諍いや喧嘩ばかりする息子アルバンが心配だった。そんなアルバンもアルバイト先の自転車屋でアナと出会ってから落ち着きを取り戻していた。交際が進んでアナの家にザナも招かれるが、彼女の父親はコソボからアムステルダムにやってきたセルビア人だった。

コソボ出身のアルバニア人の監督さん。1998年から1999年にかけて激化したコソボ紛争。1人の女性がセルビア人によってレイプされるという話を基に描かれている。

暗くて重い作品だったが2万人の女性がレイプされ、1700人が行方不明という現実。その中のほんの一例だが、その傷が癒えることは永遠にないと思う。

☆カナダ、フランス映画でドゥニ・ビルヌーブ監督の『灼熱の魂』を思い出した。


🎬『ザ・ラスト・スーツ(仮題)』パブロ・ソラルス監督/スペイン、アルゼンチン/91分/2017年

ブエノスアイレスに住む88歳の仕立屋アブラム(ミゲル・アンヘル・ソラ)は、子どもたちに自分の家を処分されて、自分は設備の整った養老院に入れられると決まったが、そんなことおかまいなく大金を持って、故郷ポーランドへと黙って一人旅を決行した。

ポーランドへ行く目的は、戦時下にユダヤ人である自分を救ってくれた友との再会と約束を果たすためだった。

感動のストーリーだった。

パブロ・ソラルス監督の祖父の前では「ポーランド」という言葉が禁句だった。そのことが心の隅に引っかかっていた監督は、ある日、喫茶店の隣り席の話「ナチスから自分を救ってくれた恩人に会いに90歳の祖父がハンガリーに行ってめでたく会えた」という感動の話を聞いたのがきっかけでこの作品が出来上がった。

これは今冬に公開されるのであまり書けないが、「ここからドイツの地を踏まないでポーランドに行きたい」と旅行社に言って笑われたり、大金を盗まれたり、病気になって入院したりと、生きて目的に人に逢えるのだろうかとハラハラさせるロードムービー。
posted by ミッキー at 10:59| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月20日

スキップシティDシネマ映画祭(3)『ナンシー』『ブリス、マイ・スウィート・ホーム』

🎬『ナンシー』クリスティーナ・チョウ監督/アメリカ/86分/2018年

人付き合いが苦手で虚言癖のあるナンシー(アンドレア・ライズボロー)は、他人の関心を集めようと嘘ばかりついていた。

ある日、彼女は5歳で行方不明になった娘を探す夫婦をテレビで見て、「娘が生きていたら、きっとこんな顔になっている」と想像したものが自分と似ている気付いて……。


クリスティーナ・チョウ監督の初長編作品。今年は初長編の監督が多いようだ。今年のサンダンス映画祭で脚本賞を受賞しただけあって、娘であるかもしれないナンシーに探りを入れる夫婦との会話にも絶妙な「もどかしさ」が含まれていた。

ナンシーは嘘つきだが「嘘であっても居心地良さを一瞬でも感じていたい」願望は、私たちが幸せを願望するのと違わないのではと思った。

この作品は残念なことに10分遅れて会場に着いた。だから最初の部分がわからない。それは父母に電話をして「会ってほしい、自分があなたたちの子かもしれない」という場面からだった。

ナンシーの様子を見て、本当の娘じゃないか ! と信じて観ていたミッキーだが、ナンシーの表情に一点の嘘も見抜けなかった。

父親にスティーヴ・ブシェミさんで、母親(J・スミス=キャメロン)が信じ切っていくのを「冷静になって」と抑えていたが、ナンシーのある一言で父親も雲が晴れるように娘と信じる場面があった。親としてはたまらないシーン。この1シーンのために監督さんはブシェミを起用したのでは、と思った。


🎬『ブリス、マイ・スウィート・ホーム』ナウルズ・パギドポン監督/フィリピン、韓国/74分/2017年

監督のナウは大学卒業後も故郷に戻らず、「ブリス」と呼ばれる集合住宅に暮らしている。都会の便利さと独り身の自由を捨てられない彼に、事あるごとに母親が実家に戻ってこないかと電話がかかって来る。


すべてが「お金」のマニラ都会生活の実情と自分と母との関係を見つめていく「自撮り」ドキュメンタリー。すべてお金の国はフィリピンだけじゃないが、この青年はあっちの金儲け、こっちの金儲けといろいろ手を出している。

例えばルームメイト募集、安く買ってきたものを包装しなおして売るなど小口に稼いで?いる。お金儲けの欲の部分がアニメになっていて腕がニョキニョキっと長く伸びて、とってもユニークな作り。

深刻な内容の作品が多い中、故郷のお母様が心配するように、ミッキーも「何やってんだか……」と苦笑いした。

☆現在、フィリピン大学フィルム・インスティチュートにて勤務と書いてあったのでホッとした。
posted by ミッキー at 06:14| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする