2018年06月29日

熱海国際映画祭(1)『ピーチズ/Peaches』『東京不穏詩』

昨日は岡本喜八監督の作品で体が少し軽くなった。気取りがなく観る者の錆びた感覚を呼び戻してくれるようだった。人生を楽しんで生きてくださいと言われているようにも感じた。

今は熱海行きの電車の中、6時半に東中野を出たが満員。年寄り席には年寄りはいない。みんな若くて疲れた人たちが座って寝てる。横浜でやっと座れた。今日はどんな映画が待っているか楽しみだ。


1本目は熱海商工会議所2Fで上映する『バーナード・アンド・ヒューイ』ダン・ミルビッシュ監督は上映中止 ❗️

会場に20分前に入ったがお客さまは8人ほど。ミッキー好みのいつもの最前列に座ったがあるはずのスクリーンがない。そんなはずはない、きっと天井のところからスルスルと下りるはず……と思っていたら、案の定、中止。

スタッフやボランティアの方々が右往左往しているのを見ているのは辛い。気をとりなおして「起雲閣2F」まで歩いて7分。途中から『ピーチズ/Peaches』を観る。


🎬『ピーチズ/Peaches』Hector Valdez監督/ドミニカ

ディエゴは、ガールフレンドとの初デートに自分を置き去りにした彼女を、タイムスリップして修復しようとするが、タイムスリップの禁じ手である「未来を変えてはいけない」も侵すような勢いになって……。

20分遅れで観た。

何回も何回も思うようにならないのでタイムスリップを繰り返してしまうディエゴ。しまいには収拾がつかなくなってしまう。でも監督さんのやろうと思った意気込みは十分に感じられた。最後、意外にも思わぬオチもあってミッキーは楽しめたが、熱海のお客さまには敷居が高かったのでは、と思った。

🎬『東京不穏詩』アンシュル・チョウハン監督/日本

東京のクラブでホステスをしたり売春をしたりして女優を目指している30歳のジュン(飯島珠奈)は恋人に裏切られ、そのせいで顔に大きな傷まで負ってしまい、5年前に飛び出した長野の実家へ逃げ帰った。

その家には酒浸りの父親だけがいて、母親は1年前に死んだことを知る。故郷に帰ってきても安住のところではなかったが……。


これは今年の大阪アジアンで上映された作品で熱海で観られるとは思っても見なかった。監督さんはインドの方。俳優さんは日本の方がほとんどだが一般公開は難しいレベルと思った。

だからミッキーはここで観られたから良かったが、これも熱海のお客様には痛すぎると思った。不穏どころではなく「半端ない最悪」と言いたい。

主演の女優さんは体もお顔もすっきりとした美人だが、あることで顔にひどい傷をつけられる。当然、化粧も薄くなり自暴自棄の表情になるが、そこからの彼女の方がうんと美しく感じた。題名は「東京不穏詩」ではなく「東京発、最強劣悪死」がいい。

☆監督さんも俳優さんも大勢来場されたが、会場設営の日差しに仰天していた。ミッキーもこんな明るい会場ははじめて。携帯の光も全然気にならない明るさだった。疲れ切って2作品でトコトコ東京に帰ってきた。
posted by ミッキー at 07:15| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする