2018年05月30日

EUフィルムデーズ2018『ウィルソン・シティ』国立映画アーカイブ(元・京橋フィルムセンター)にて

昨日の試写で『毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル 最期に死ぬ時。』を観た。7月中旬なのでまだ先だが、見につまされたので少し紹介したい。

監督は関口祐加さん。化粧っけのない丸いお顔も、一旦、口をあけると、童女のような無邪気さと愛嬌が相まって不思議と画面に釘付けになってしまう魅力的な中年オバ(失礼 ! )監督だ。

今回も、その時によってアルツハイマー度が100になったり0になったり目まぐるしいご母堂ひろこさんをおいて、監督ご本人が2度も入院するというアクシデントがあり、そんなこともあってか「終末をどうするか」を考える前調べのドキュメンタリーだ。

ひろこさんと監督の受け答えは試写会場から笑いも度々わき上がった。7月公開を楽しみにしていただきたい。


🎬『ウィルソン・シティ』トマーシュ・マシーン監督/スロヴァキア、チェコ/115分/日本初上映

第一次世界大戦直後の中欧にある田舎町(現在のブラチスラヴァ)が舞台。村を米国に併合する奇想天外な計画が進む中で、ウィルソン大統領の訪問を目前に不気味な連続殺人事件が発生する。地元の若い警察訓練生と米FBIから派遣された捜査官が解決に取り組むが……。

皮肉やホラーの要素も含んだコメディ作品。なかなか渋いコメディだった。恋話あり、政治策略あり、人種差別ありのてんこ盛りで何を血迷ったかこの地をアメリカの州の一つに加えてもらおうと画策するのだ。

その中で犯人探しは思わぬ方向へ向かっていく。昔の拷問の道具、鉄砲など小道具にも気を配られていた。
posted by ミッキー at 09:03| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする