2018年05月24日

「誰も知らない」から「誰も見てない」6月8日公開『万引き家族』

昨日、『レザーフェイス ー悪魔のいけにえ』を期待満々で観に行った。でもホラー度は低く、幼少期から青年時代にかけて、どうして「レザーフェイス」になったかについては納得できなかった。

演出も雑さが目立っていて突っ込み満載不発ホラー。親切な看護師さんの行く末にもがっくり😰


🎬『万引き家族』是枝裕和監督/120分/6月8日よりTOHOシネマズ 日比谷他にて全国ロードショー公開

高層マンションの谷間にポツンと開発から取り残された一角にある平屋は、祖母・初枝(樹木希林)の家。生活費は初枝の年金だけが確実な収入源で、父親・治(リリー・フランキー)は日雇い工事人、母親(安藤サクラ)はクリーニング店でバイト、その妹・亜紀(松岡菜優)はマジックミラー越しに客と接する危なっかしい店で働いていて、家族はやっと生計を立てている。

日用品やおやつは父の治と息子の祥太(城桧吏)の連携プレーの万引きで賄っている。

小さな問題はある家族だが、流れる空気は明るく笑いが絶えなかった。そんなところに、親から暴力を受けて寒空に震えていた幼い女の子・ゆり(佐々木みゆ)が加わって……。


日本で(世界的にもか?)実際に起きている事件などを張り合わせている内容で、監督さんの演出の力量、俳優さんたちの実力でカンヌの最高賞パルム・ドールを取った。

ミッキーはその張り合わせ方が「いかにも」と思う部分と、『誰も知らない』の子らの1人の「その後」と思えて仕方なかった。

家族の1人ひとりの背景は、観ている者の「想像」をかきたてて理解させていくが、もう少し映像や台詞で理解させてほしかった。

時代的に『誰も知らない』は世間の理解を越え、ミッキーはすごい衝撃を受けたが、『万引き家族』は現代の興味をそそる話としか受け入れられていないように感じた。

もう、ちょっとやそっとで驚かない現実社会が数歩先に行っているのを実感させられた作品で、寄せ集めの家族など「誰も見てない」。
posted by ミッキー at 19:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする